販売・請求管理SaaS「Scalebase」を提供するアルプ、12.5億円の資金調達を実施
販売・請求管理SaaS「Scalebase」を提供するアルプ株式会社（東京都渋谷区）は、グロービス・キャピタル・パートナーズ、DNX Ventures、GMO VenturePartners、電通ベンチャーズを引受先とする第三者割当増資を実施し、総額12.5億円の資金調達を行ったことをお知らせいたします。
今回の資金調達で、創業時から現在までの累計調達額は19億円となりました。今後、さらなる提供価値の拡大に向けて、プロダクト開発と採用・組織体制を強化してまいります。
資金調達概要
調達金額：総額12.5億円。累計19億円
調達方法：第三者割当増資
引受先：グロービス・キャピタル・パートナーズ、DNX Ventures、GMO VenturePartners、電通ベンチャーズ資金用途：Scalebaseの機能強化と新サービス開発、採用・組織体制の強化
これまでのScalebaseの実績
Scalebaseは、SaaSやサブスクリプションビジネスに特化した「販売・請求管理SaaS」です。
顧客ごとに異なる契約条件を柔軟に設定でき、複雑化しやすい請求業務を誤りなくスムーズに行えます。
MRRやチャーンレートなどの重要指標もすばやく可視化し、販売戦略の意思決定と実行をサポートします。
2019年のサービス開始以来、SaaS事業を展開するスタートアップから大手企業の新規事業部門にいたるまで、70社を超える企業にご利用いただいています。
調達の目的と今後の展開
このたび調達した資金では、Scalebaseの開発と採用および組織体制の強化を行い、ユーザー層の拡大とさらなる提供価値の向上を目指します。
これまでScalebaseは、SaaS企業をはじめとしたBtoB企業を中心にサービスを提供してきました。しかし、事業を進めていく中で、情報通信サービスやインターネット広告、メディア事業、リース・レンタルサービスなど、顧客と継続的に取引するあらゆる継続収益ビジネスでも、同様に価値を発揮できると確信しました。今後Scalebaseは、複雑な事業構造や大規模なトランザクションなどにも対応できる柔軟で汎用性の高いプロダクトとして、多様な事業領域に展開していく予定です。
あわせて、事業のステージごとに異なるニーズにも対応してまいります。
創業〜事業拡大期のスタートアップ企業から「エクセルによる販売・請求業務管理の煩雑化・属人化を解消したい」「事業開始初期のランニングコストを抑えたい」といった声を多数いただいていました。これにお応えするため、将来的なScalebaseの導入を検討中のスタートアップ企業を対象に、特別プランの提供を本日より開始します（※期限・諸条件・審査あり）。
継続的な機能追加や新規事業を創出する段階となったグロース企業では「アップセル・クロスセルのアプローチ探索やプライシング最適化の難易度が高い」「ユーザーの利用実態や販売実績などの可視化が困難」といった経営課題が発生しています。これに対してScalebaseは、販売実績や収益性、利用状況、顧客とのコミュニケーション状況などの相関性を分析し、収益最大化を支援するサービス「Scale Analytics（仮称）」を2022年内に提供予定です。同サービスは、継続収益ビジネスの知見および収益拡大のノウハウを持つスペシャリストとデータサイエンティストが、利用企業の各種実績データを横断的に分析し、アップセル・クロスセルの機会を抽出することで、事業の収益成長をサポートします。また、アクションの効果測定や継続的実施のためのダッシュボードを提供し、サービス終了後も社内で改善し続けられる仕組みを構築します。
引き続きアルプ株式会社は、ユーザー企業の皆様にScalebaseの利用価値をより実感していただけるよう、随時サービスをアップデートしながら継続収益ビジネスの販売・管理SaaSのトップシェアを目指してまいります。
スタートアップ向け 特別プラン概要
利用期間：Scalebaseから発行する累計請求額が1,000万円を超えるまでの期間、初期費用とシステム利用料（5万円〜/月）を無償でご提供
申込期間：2022年2月9日（水）〜 3月31日（木）
申込条件：Scalebaseのご利用が初めてであり、以下のいずれかの条件にあてはまる企業が対象となります。
・創業10年未満、資本金5億円、売上高5億円以下（目安）
・Scalebaseで管理対象となる顧客数が200件以下（目安）
お申し込みフォーム：https://scalebase.com/startups/
引受先からのコメント
グロービス・キャピタル・パートナーズ 代表パートナー 高宮 慎一氏
「出会いは、アルプがまだ数人でマンションの一室をオフィスにしていた時代でした。当時から伊藤さんは、SaaSを筆頭に急速に一般化していた継続収益ビジネスが抱える、プライシング最適化・収益最大化を実現する大きなビジョンを掲げていました。そこから2年が経ち、ビジョンがより解像度が高い戦略となり、課題や機会が具体的にどんな顧客のどの業務で発生しているかも見えてきました。このタイミングでご一緒できることを非常に光栄に思い、アルプと未踏の頂へのチャレンジにご一緒させていただくのを楽しみにしています！」
DNX Ventures マネージング・ディレクター 倉林 陽氏
「アルプ社には、2019年のSeedラウンド、2020年のPreSeries Aラウンドに続いて、今回3度目の出資をさせて頂きました。アルプは、伊藤CEOをはじめとする魅力的な経営陣の下、着実にプロダクト開発に取り組んできており、販売・請求管理SaaS「Scalebase」は現在スタートアップからエンタープライズ企業まで幅広くご活用頂いております。サブスクリクションビジネスのセンターピンとなるプラットフォームを活かし、今後は収益最大化支援サービス等、SaaSを始めとするサブスクリプションエコノミー時代に必要不可欠なサービスに益々進化していきます。DNXとしても、引き続きアルプの成長を最大限応援して参りたいと思います。」
GMO VenturePartners 取締役 / Founding Partner 村松 竜氏
「SaaS産業のポテンシャルは巨大であり成長はまだまだDay1ですが、業績達成力、成長力が大事な時代になってきました。アルプのプロダクトを通じてユーザー企業の皆様がグロースする事、それを支援させて頂けることを、光栄に思います。」
電通ベンチャーズ ジェネラルパートナー 竹森 大介氏
「基幹システム領域に取り組むアルプ経営陣の胆力と先の世界を見据える力に魅力を感じ、前回ラウンドに引き続き、本ラウンドでも投資させていただきました。急拡大するサブスクリプション/リカーリング型事業の管理は既存のソリューションでは解決しえない大きな潜在市場があると同時に、現プロダクトのScalebaseで取り組む販売管理・請求管理レイヤーを起点とした事業拡張性にも大きな期待を抱いております。伊藤CEOの経営ビジョンと事業戦略をともに推進していける様に引き続きご支援させていただきます。」
アルプ採用情報
今回の調達に伴い、全職種で積極的に採用を行っております。アルプに少しでも興味を持っていただけましたら、以下の採用情報をご覧ください。
https://alpinc.notion.site/52af90188305440d86acf72968646054
アルプのメンバーと、気軽に事業やチームについて話ができる場として、Meetyでのカジュアル面談も実施しております。チャットで質問していただくだけでも構いませんので、ぜひお話しましょう。
https://meety.net/matches/azNIUdtjjjWf
会社概要 https://thealp.co.jp/
会社名：アルプ株式会社 / Alp,Inc.
設立：2018年8月21日
代表者：代表取締役 伊藤 浩樹
事業内容：販売・請求管理SaaS「Scalebase」の開発・提供・運用
所在地：東京都渋谷区道玄坂2-10-12 新大宗ビル3号館 831号室
Scalebaseとは https://scalebase.com/
Scalebaseは、SaaSやサブスクリプションビジネスのほか、あらゆる継続収益ビジネスに特化した「販売・請求管理SaaS」です。顧客ごとに異なる契約条件を柔軟に設定できると同時に、複雑化しがちな請求業務を誤りなくスムーズに行えます。MRRやチャーンレートといった重要指標もすばやく可視化し、販売戦略の意思決定と実行をサポートします。
・資料のダウンロードはこちらから： https://scalebase.com/service_document/
・オンラインセミナーのご案内
Scalebaseって何ができるの？ ー事業成長速度が加速する販売管理ー
日時：2月24日（木）15:00〜15:40
概要・お申し込み：https://go.scalebase.com/event/20220224
【本プレスリリースに関するお問い合わせ窓口 : https://bit.ly/3r37kyN】
転載元：PR TIMES
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