爆速でデザインをコードに変換する”フロントエンドの開発支援サービス『Ploxy』のBeta版を公開

最終更新日 : 2022-03-17 Box

株式会社ゼロイチラボ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:米田直人)は、フロントエンドの開発におけるルーチンワークを自動化し、アプリケーションの開発効率を向上させる開発支援サービス『Ploxy(プロキシ) https://www.ploxy.dev/ 』のBeta版を公開いたしました。
なお、シードラウンドにてプライマルキャピタル3号投資事業有限責任組合(東京都港区、代表パートナー:佐々木浩史)を引受先とする3,000万円の第三者割当増資を完了しております。

■開発の背景
2007年のiPhone登場から10年以上が経過し、Webアプリやモバイルアプリ開発は知見の蓄積による開発手法のパターン化や各種フレームワークやライブラリの発展により、業務のフォーマット化が進んでおります。特に、UIのコーディング作業は、単純作業であるにもかかわらず、必ず発生する非生産的な作業になりつつあります。その上、デザイン面やサーバーサイドの仕様変更に合わせて何度も書き換える必要が生じるため、非常に工数が取られてしまっているのが現状です。
近年、バックエンド開発においては、BaaS(Backend as a Service)やIaC(Infrastructure as Code)の技術により業務効率化が図られていますが、フロントエンド開発の業務効率化は進んでおらず、開発現場ではこれまでの作業を継続している状況となっております。当社は、フロントエンド開発におけるエンジニアのルーチン業務を可能な限り削減し、エンジニアがもっとクリエイティブな開発業務に携われるようにするべく『Ploxy』を開発いたしました。

■サービスの特徴
『Ploxy』は、当初、アプリ開発会社や開発業務を受託しているフリーランスエンジニアを主な対象ユーザーとして、フロントエンドの開発効率の向上を目的としたアプリ開発支援サービスです。Figma等のデザインツールで作成されたデザインデータを読み込み、Web、モバイルアプリケーションに必要なソースコード(React/JavaScript、iOS/Swift、ReactNative/JavaScript)と画像などのAssetをプレビューできます。また、エクスポートされたプロジェクトファイルはそのままビルド可能で、即座にアプリケーションとして動作します。
一般的に、NoCode系のサービスでは、予め用意されたテンプレートやパーツを組み合わせてアプリを製作します。コーディング業務が不要となり非エンジニアでも簡単にアプリ製作ができる反面、エンジニアのコーディングによるカスタマイズができず、アプリケーションの運用・拡張可能性がなくなってしまうといったデメリットがあります。Ploxyでは、可読性のあるコードを自動生成・エクスポートすることにより煩わしいコーディング作業の必要がなくなる上に、そのコードを実際のアプリ運用においてもカスタマイズしていくことが可能であり、エンジニアのコーディング業務の効率化に貢献できると考えています。

Ploxy

■資金使途
今回調達した資金は、アプリケーションの開発体制強化とカスタマーサポートの構築に活用いたします。
https://www.ploxy.dev/jobs/software-engineer

■今後の展望
オープンβ版ではReact/JavaScript、ReactNative/JavaScript、iOS/Swift向けのプロジェクトに変換可能ですが、今後はReact/TypeScript、ReactNative/TypeScript、Flutter/Dart、Vue/JavaScript、Android/Kotlinへの変換に対応。Ploxyの編集画面内でモバイルアプリケーション特有のコンポーネントへの定義変換やデータフロー、アプリケーションのステートの編集などを可能にする機能を追加し、プロトタイプ作成業務を通して、アプリケーションの開発業務につなげる。その他、DesignOpsとDevOpsをつなげるような機能を追加し、開発業務の継続的な手助けをする機能を順次追加する予定。

※詳しくはこちらのロードマップをご覧ください
https://github.com/01lab-inc/ploxy-roadmap/projects/1

■ 会社概要
会社名:株式会社ゼロイチラボ
設立:2018年10月1日
事業開始:2019年9月1日
資本金:32,000,000円(資本剰余金を含む)
代表者:米田直人
所在地:東京都渋谷区恵比寿2-20-12 lani恵比寿 201

■ 代表略歴
米田 直人(よねだ なおと)
関西大学商学部商学科卒業。新卒で銀行に就職した後、エウレカに転職。受託業務でWeb開発を経験後、pairsのiOS開発を担当。2016年4月退職後、フリーランスとして多数のアプリケーション開発の経験を積み、株式会社ゼロイチラボを創業。

転載元:PRTIMES

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