ヘルプデスクサービスおすすめ6選メリットや選ぶポイントなども解説!
ヘルプデスクサービスを利用すれば、企業の業務を効率的におこなうことができます。
ここでは、ヘルプデスクサービスでおこなっている主な業務や提供しているサービス、利用するメリットなどについて、詳しくご紹介します。
ヘルプデスクサービスとは?
ヘルプデスクサービスとは、依頼した企業が受けた顧客からの問い合わせに、依頼を受けた会社が対応しているサービスのことです。
製品や社内システムなど、さまざまな商品の技術的な問い合わせに対応しています。対応を依頼した企業に対し、対応を代行する会社が、企業の悩みを解決できる方法を説明することもあります。
スタッフが派遣されることもあり、技術的なサポートをしています。
ヘルプデスクサービスはITに関連した幅広い種類の問い合わせやトラブルに対応することができます。
業務用の製品やアプリケーションの操作にも対応して、障害が発生した時にも対応しています。
技術的な問題については、専門の窓口に報告し指示を求めることができます。企業のITに関するトラブルへの対応を総合的に代行しているサービスです。
ヘルプデスクサービスの主な業務
ヘルプデスクには、製品のサポートなど、さまざまな業務があります。ここでは、こうした主な業務についてご紹介します。
1.社内ヘルプデスク
社内ヘルプデスクは、ヘルプデスクの主な業務の一つです。顧客からの社内ITシステムについての問い合わせに対応することが主な業務です。
パソコンやスマートフォンなどの利用者のサポートを主におこなっています。仕事を依頼された会社のスタッフからの技術的な質問に回答するのも、社内ヘルプデスクの主な仕事です。
障害やトラブルに対応する仕事を主におこない、依頼企業のシステム管理部門への問い合わせを代行する仕事もしています。
2.製品・サービスのサポート
企業が販売しているIT製品やサービスのサポートを代行するサービスも、ヘルプデスクの主な業務としておこなわれています。
マニュアルの作成やデータ入力などの業務をおこなうこともあります。ソフトウェアを製造販売している会社の場合には、技術的にサポートするために、業務支援をおこなうこともあります。
利用客が安全にシステム運用ができるように相談を受けることも、業務の一つです。
運用体制に何らかの問題がある場合には、改善の提案もしています。
3.テクニカルサポート
テクニカルサポートも、ヘルプデスクの主な業務です。パソコンの端末全般の運用や保守を担当するのが主な業務で、ネットワークやサーバーの保守運用もしています。
顧客が安定してITインフラを活用できるように、こうした業務をおこなっています。
システムを安全に運用するために必要な改善を提案することもあり、トラブルに関連した出来事に対する対応も業務内容です。
物理に機器が故障した時には、技術者を依頼者のもとに派遣して支援をすることもあります。
ヘルプデスクサービスの主な提供サービス
ヘルプデスクサービスでは、総合窓口などのサービスを主に提供しています。
ここでは、こうした主な提供サービスについてご紹介します
1.総合窓口
総合窓口とは、仕事を依頼された企業に代わって、顧客からの問い合わせなどに対応する窓口業務をおこなうサービスです。
問題の報告にも対応しています。製品や技術的なサポートなどの業務も含まれていて、窓口部門を包括的に引き受けています。
ヘルプデスクサービスを総合窓口業務と考えて、サービスをしている会社も多くあります。
2.デスクサイド
デスクサイドも、ヘルプデスクサービスの一つです。
デスクサイドとは、自社の製品を利用している顧客のところに常駐するサービスです。
システムやOA機器に発生したトラブルへの対応や問題の解決をしています。常駐先から技術的な提案を受けることもあります。
システムを安定して運用するための調査や提案をすることもあるサービスです。
3.メンテナンス・保守
ヘルプデスクサービスでは、メンテナンスや保守もおこなわれます。ソフトウェアやアプリケーションを導入している会社に常駐して、サービスを提供します。
常駐先の会社のスタッフと協力しながら、保守やメンテナンスをしています。
システムマネジメントサービスに含まれる保守管理とメンテナンス業務だけを担当するのが、このサービスの特徴です。
4.時間外・休日のサポート
ヘルプデスクサービスでは、時間外や休日のサポートもしています。
サービスを導入している会社のスタッフがいない時間帯に、トラブルや問い合わせへの対応を代行しているサービスです。
毎日24時間顧客にサポートを提供することを基本にしている会社などが、こうしたサービスを利用しています。土日や夜間だけなど、時間を区切って契約をする場合もあります。
5.人員の派遣
ヘルプデスクサービスでは、人員の派遣もおこなわれます。こうしたサービスが提供されているのは、業務のアウトソーシングをしていない会社です。
システムを自分の会社で運用する依頼者に対し、運用に必要となる人材や不足しているスタッフを派遣しています。
依頼企業がおこなう業務の内容にあわせて、最適なスタッフが派遣されています。
ヘルプデスクサービス導入のメリット
ヘルプデスクサービスを導入することには、多くのメリットがあります。ここでは、こうしたメリットについてご紹介します。
1.業務の効率化・従業員のストレス軽減
ヘルプデスクサービスを導入するメリットは、業務を効率化できるようになることです。業務を効率化することで、従業員のストレスを軽減することも可能になります。
技術的な問題を外部の専門スタッフが対応するので、専門ではないことの対応で技術部門のスタッフがストレスを感じることもなくなり、不満を減らすこともできます。
ヘルプデスクサービスを導入することにより、専門のスタッフがいつでも待機させることができるため、問題が発生した時にもスピーディーに対応可能です。
システム部門のスタッフが不在になることがある会社なども、こうしたサービスを利用することで業務を効率化できます。
2.緊急・重大な問題が発生した時にも対応できる
緊急な問題や重大な問題が発生した時に対応できることも、ヘルプデスクサービスを利用するメリットです。
同じ時期に複数の問題が発生した時には、自社の技術スタッフだけで問い合わせに対応すると、非常に多くの時間や人員が対応のために必要となることがあります。
このような場合でもヘルプデスクサービスを利用すれば、専門のオペレーターが一括して対応することが可能です。
会社への問い合わせを受ける窓口を一か所だけ設置すれば良いことも、ヘルプデスクサービスを利用するメリットです。
サーバーやネットワークの障害が同時に発生した場合にも対応できます。
ヘルプデスクサービスの料金相場
ヘルプデスクサービスの料金相場は、利用するサービスによって大きな違いがあります。
詳細な利用価格を公表していない会社も多いために、利用する場合にはまず相談や見積もりが必要になることもあります。
一般的なヘルプデスクサービスの料金相場は10万円程度です。問い合わせへの対応やシステムに障害が発生した場合の復旧をサポートを、こうした料金相場で提供している会社が多いです。
ヘルプデスクサービスを選ぶポイント
ヘルプデスクサービスを選ぶ時には、ポイントをおさえながら選ぶことが重要です。
ここでは、このような選ぶ時のポイントについてご紹介します。
1.自社に合ったサービスを提供しているか
自社に合ったサービスを提供しているかどうかを調べることが、ヘルプデスクサービスを選ぶ時のポイントです。
電話やメール・チャット以外にも対応方法がある会社は、対応してもらえるか確認が必要です。SNSでの対応も代行できる会社もあります。
2.コスト面
サービスの内容が支払ったコストと見合っているかどうかも、ヘルプデスクサービスを選ぶ時の重要なポイントです。
ヘルプデスクサービスを提供している会社では、さまざまな料金形体でサービスを提供しています。対応する件数によって料金が設定している企業もあり、対応する件数が増加するにつれて、料金が増える方式を採用している会社もあります。
毎月定額で利用できる会社もあります。
おすすめのヘルプデスクサービス
日本でもさまざまな企業が、ヘルプデスクサービスを販売しています。
ここでは、こうしたヘルプデスクサービスの中からおすすめのサービスをいくつか紹介します。
情シス君
情シス君は、情報システム部門を民主化することを掲げるサービスです。
どのような会社であっても、月額5000円からの料金でサービスを提供していることも、このサービスの特徴です。
このサービスを利用することで、全ての会社が品質の高い情報システム部門を持つことが可能です。
サーバーやネットワーク・セキュリティといった情報システム部門業務に関する機能が利用できます。
営業や経理などさまざまな種職の企業が抱えているITの課題を顧客に最適な形で解決できる機能もあるサービスです。
技術的な仕事を代わりにおこなう、ITヘルプサポートデスクの機能も利用できます。
NOCテクノソリューションズ株式会社・社内システム運用管理サービス
NOCテクノソリューションズ株式会社が提供している社内システム運用管理サービスは、専任のITコンシェルジェが顧客の抱える悩みや問題の解決方法を提案していることが特徴のサービスです。
サービスを利用するために必要な料金の価格は、この会社に見積もりの相談をすれば知ることができます。
運用管理やシステム構築などの機能を利用できる便利なサービスです。監視や障害に対応できる機能もあり、サーバやネットワークを監視しています。
ヘルプデスクの機能もあり、クライアントやサーバー、アプリケーションに関する問合せに対応できます。電話とメールのどちらでも対応できます。
トータルITヘルパー
トータルITヘルパーは、業界でも最高レベルの解決力を持っていることが特徴のサービスです。このサービスを利用した顧客の94パーセントが、コストダウンを実現しています。
このサービスのもう一つの特徴は、利用するための料金が非常に安いことです。ヘルプデスクプランは、パソコン一台あたり2000円の低価格でサービスを利用できます。
プレミアムプランは、パソコン一台あたり5000円の価格で利用できるサービスです。
顧客専門の情報システム部門を配置して、ITに関する問題を全てサポートしてもらえる機能を利用できます。
株式会社システナ・リモートサポートサービス
株式会社システナのリモートサポートサービスは、長期間のノウハウと知識により、顧客のITインフラの安定的な運用をおこなうことが特徴のサービスです。
24時間365日いつでもシステムを離れた場所からサポートできる機能も利用できます。日本語だけでなく、英語でサポートができるスタッフも提供していて、メールでも電話でも対応ができます。
幅広い業務に対応できる機能もあり、オペレーションや保守サポートの他に、運用設計にも対応しています。
サーバーやネットワーク運営の保守もしていて、それぞれの顧客固有のシステム運用にもしっかりと対応しています。サービスの利用価格は、会社に問い合わせれば知ることができます。
キャノン社内ヘルプデスク・LCMサービス
キャノンが提供している社内ヘルプデスク・LCMサービスは、ITサポート業務に関する情報システム担当者の悩みを解決できることが特徴のサービスです。
利用者からのさまざまな問い合わせに対応できる機能もあります。FAQを作成ができる機能もあります。IT資産の各種受付をできる機能もあり、管理や手配・棚卸ができる機能も利用できます。
それぞれのサービスにおける報告や改善・提案など、情報システム部門が日常的に運用している業務をサポートしているサービスです。
このサービスの価格が知りたい場合には、会社に見積もりの相談をすることが必要です
ReSM plus
ReSM plusは、FAQシステムが付いていることが特徴の社内ヘルプデスクサービスです。
オペレーターと社内FAQをセットで提供することには、さまざまなメリットがあります。コールセンターで社内問い合わせ業務を代行する機能などが利用できるサービスです。
パソコンのサポートに関する経験を豊富に持っているオペレーターがさまざまな社内業務に一括して対応しています。
パソコンのサポートやシステムの使い方のような社内でよくある問い合わせを、QA形式で掲載できる機能もあります。
価格は従業員の数などにより変わり、社員250人の会社の場合には月額29万円程度で利用できることもあります。
ヘルプデスクサービスまとめ
ヘルプデスクサポートは、顧客からの企業に対する問い合わせの対応などを代行しているサービスです。
メンテナンスや保守などのサービスが一緒におこなわれることもあります。利用できるサービスが多いほど、会社の業務を総合的にサポートしてもらうことが可能です。
選び方のポイントを知っていれば、最適なヘルプデスクサポートを選びやすくなります。