コンバージョンに重要なEFO(エントリーフォーム最適化)とは?

コンバージョンに重要なEFO(エントリーフォーム最適化)とは?

WebサイトやECサイトなどを運営していると、EFOという言葉を1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

EFOとは、Entry Form Optimizationの略で、Web上での経済活動が活発になるにつれて使われるようになってきました。ここではEFOの基礎についてわかりやすく解説します。

EFOとは?

EFOを日本語に訳すと、エントリーフォーム最適化になります。エントリーフォームはWebサイトやECサイトなどに設置されている、購入の際に使用される基本情報入力フォームなどのことです。

つまりEFOとはユーザーが情報を入力する際に、できるだけ快適に入力できるようにエントリーフォームを工夫・改善することになります。購入時にユーザーが入力する以外にも、ECサイトやWebサイトには、さまざまな種類のエントリーフォームが設置されています。

お問い合わせフォームや、会員登録の際に入力するのもエントリーフォームです。このように、オンラインを使ったビジネスを展開している企業にとってフォームの存在は大きく、適切なフォームが設置されているかどうかで、企業の利益に大きく影響を与えます。

エントリーフォーム最適化はユーザーの入力を快適にすることを目的としていますが、最適化で考慮されるのは、レイアウトやデザイン、入力方法などの点です。

EFOの優先度が高い理由は?

EFOが考慮されていないフォームの場合、ユーザーが入力に不便さや面倒臭さを感じることが多々あります。入力が面倒になってくると、その時点でユーザーは離脱する傾向があり、それがフォームの通過率低下につながります。

フォームはユーザーが企業にアクセスする手段の一つで、特にオンラインビジネスを展開している企業にとっては大事な役割を担っています。問い合わせが増えない、顧客とのコミュニケーションが上手く行かない、会員登録につながらないことは、企業にとってマイナスの面が大きく、最適化を後回しにすればするほど利益や顧客獲得のチャンスを失うリスクが高くなります。

エントリーフォーム最適化は、できるだけ早めに対処したい課題として、認識されているのはこうした理由があるからです。

費用対効果が良い

良いエントリーフォームは、フォームを設置する目的(例えば商品の購買や会員登録など)の成功率を高め、費用対効果につなげます。例えば名前を入力してから電話番号を入力する際、ひらがな入力から半角英数字に変換する必要があります。一見何気ないことに感じるかも知れませんが、ここで変換することに面倒臭さを感じた場合、購入を取りやめる可能性が生じます。

そうしたユーザーが半数以上だった場合、売上が半分になることも考えられます。決済画面でエラーが続出、何度もフォームの入力をする必要があった場合、ユーザーは大きなストレスを感じることになります。再入力を繰り返すことで購買意欲はどんどん低下していき、ついに離脱する場合も考えられます。

このように、エントリーフォームの不便さは、利益の面から見ると大きな損失につながります。EFOはこうしたトラブルを回避し、購買意欲の高いユーザーをコンバージョンに導くために役立ちます。

コンバージョンを上げるには、成約の達成率を高める方法と、見込み客をできるだけ多く流入させる必要がありますが、前者を高めることで広告費用などのコストを抑えることが可能になります。EFOは成約達成率を改善することを目的としていますので、成功すると費用対効果を高めることにもつながります。

集客施策の効果がある

コンバージョン率を上げるには、コンバージョンに導くユーザーの数が必要となり、数を集めるために集客施策が行われます。たとえば集客施策でトップページやカテゴリーを見やすく整理する、広告を打つなどいくつか実践し、それが功を奏して以前より数倍の流入数があったとします。

この時コンバージョン率が上る可能性も十分考えられますが、もし設置されているエントリーフォームが見込み客にストレスを与えるような内容だとしたら、売上増加にはあまり期待できません。たとえ魅力のある商品でも、入力に面倒臭さを感じた場合、ほとんどのユーザーは離脱してしまうからです。

よっぽど商品に自信があり、他に強力なライバルがいなかったとしても、エントリーフォームさえ最適であれば購入につながったであろう見込み客まで手放してしまうことになります。これでは集客施策の効果も半減すると言わざるを得ません。

コンバージョン達成率を上げるには、エントリーフォームが大きく影響しています。集客施策する前に、エントリーフォーム最適化を事前に施しておくことで、集めたユーザーを、高い確率でコンバージョン達成に導くことが期待できます。

エントリーフォーム最適化で、入力時に感じるストレスを軽減させることができれば、自然にコンバージョンが上がり、集客施策効果を最大限に活かすことが可能になります。

EFOのポイント

エントリーフォームの最適化の目的は、ユーザーのストレスを軽減することです。そのためにどこを改善すべきか、見直すポイントは自然に浮かび上がってきます。エントリーフォームの仕組みは、入力項目に必要事項を入力して送信ボタンを押すだけとシンプルですが、改善点は意外にも多くあります。

初めてEFOを実施する場合、どこを見直したら良いのか迷うかも知れませんが、特に留意するポイントは、入力に手間がかからないかどうか、安全性や信頼性を高められるかどうか、そしてフォームがわかりやすいかどうかの3点になります。

EFOのポイントはユーザーの手間がかからないこと:多くのユーザーはネット上に複数のアカウントを持ち、新たにアカウントIDや暗証番号を決めることに面倒臭さを感じています。ソーシャルログインと同じアカウントが使えるようシステムを整えることは、一つの改善点になるでしょう。

英数半角とかな入力を自動で切り替えたり、郵便番号から住所が自動的に入力できるという仕組みも、購買者にとって手間を省くことにつながります。入力項目が多いフォームは、ユーザーの入力ミスを誘発しやすくなります。

入力ミスが続くとユーザーはストレスを感じ、送信を完了せずに途中で離脱してしまう場合も出てきますので、流入数は高い割にコンバージョン率が低いという場合は見直したほうが良いでしょう。

EFOのポイントは安全性、信頼性が伝わること:相手の顔が見えないネット上でのやり取りに対し、かなり慎重になるユーザーも少なくありません。本当にこのサイトを信用してよいかどうか、特にエントリーフォームの入力には注意深くなる傾向があります。

個人情報の取り扱い方など明確に表記されていない場合、入力を取りやめてしまうことも考えられます。入力した個人情報をどう取り扱うのか、はっきりと明記し、納得してもらえるようにフォームを整えておくことが大切です。

EFOのポイントはわかりやすいこと

パッと見た瞬間に、エントリーフォームの入力項目が多すぎたり、文字が小さすぎる場合、わかりにくいという理由でサイト利用者がストレスを感じてしまうことがあります。2ページにまたがるようなほど長いフォームも、わかりやすさという点から見ると、わかりにくい方に分類されます。

フォームの中にリンクやバナーが多すぎるというのも、サイト利用者を惑わす原因になることがあります。こうしたわかりにくいと感じさせるフォームを設置していると、ユーザーが即離脱してしまうことが考えられます。

エントリーフォームの最適化は、利益やマーケティングに大きく影響するため、できるだけ早い段階で取り組み課題と言えます。EFOを成功させるポイントは、利用者側にストレスを与えないという視点から見直すことです。ユーザーにとって手間がかからず、安全性や信頼性が感じられ、わかりやすいフォームを目指すことが大切になります。

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