サイト分析で重要なアクセス解析ツールの選ぶポイントとおすすめサービス10選

サイト分析で重要なアクセス解析ツールの選ぶポイントとおすすめサービス10選

アクセス解析は、WEBサイトを運営していく上で必要不可欠な取り組みのひとつですが、現在は様々な企業から多種多様なアクセス解析ツールが提供されています。その中でも最も有名なのがGoogleが無償で提供しているGoogleアナリティクスで、このツールを導入しているサイト運営者の方も非常に多いかと思います。

しかし、Googleアナリティクスは万能なツールではなく、場合によっては他のアクセス解析ツールの導入を検討する必要がありますが、Googleアナリティクス以外にどのようなツールを使えばよいのか分からないという方も少なくないでしょう。そこで、ここではアクセス解析ツールの選び方と、おすすめのツール10選についてご紹介していきます。

アクセス解析ツールとは?

アクセス解析ツールとは、WEBサイトを訪問したユーザーの数や特性、行動といったデータを取得・分析するツールのことを指します。例えば、ページごとの閲覧数や滞在時間、アクセスされた日時、流入経路、検索時に使われたキーワード、どの地域のユーザーが閲覧しているのかといったことを確認できる機能が備わっています。

これらの機能を駆使することで、自サイトが抱える問題点を洗い出すことができるため、より良いサイト作りにつなげることが可能です。

現在、圧倒的に利用者数が多いアクセス解析ツールは、Googleが無料で提供しているGoogleアナリティクスですが、Googleアナリティクスだけでは十分なアクセス解析ができないケースも存在するため、そのような場合にはその他のツールの導入も検討する必要があります。

アクセス解析ツールの選び方のポイント

現在、アクセス解析ツールは様々な企業から提供されているため、アクセス解析ツールを導入する際は、その選定ポイントを押さえておくことが大切です。

アクセス解析ツールに限りませんが、何らかのツールを導入する際は、まずは導入目的を明確にすることが大切です。そして、その目的を達成するためには、どのような情報を取得して、どのような分析を行う必要があるのかを洗い出していきます。

このようなステップを踏むことで、アクセス解析ツールに求める機能が明確化されるため、導入失敗のリスクを軽減できるでしょう。

また、アクセス解析ツールには無料のものと有料のものがありますが、無料ツールは有料のものと比べると、取得できるデータ量や機能面で劣ります。そのため、できることなら有料のものを使用することをおすすめしますが、いずれにせよ、まずはどの程度の予算を使えるのかを見積っておくことが大切です。

そして、予算の範囲内で必要となる機能が備わっているツールを絞り込んでいきましょう。

最後に、使いやすさも重要な選定ポイントとなります。たとえ高機能なツールを導入しても、使用者が使いこなせなければ導入した意味が無くなってしまうため、有料ツールを導入する際は無料のお試しプランなどを上手く活用して使用感を確かめておくことが大切です。

おすすめのアクセス解析ツール

ここからは、数あるアクセス解析ツールの中からおすすめのツールを10個ご紹介していきます。今回ご紹介するツールは有料のものがほとんどですが、無料で使えるプランが提供されているものも存在するため、導入を検討する際の参考にしていただければ幸いです。

Ptengine

Ptengineは、アクセス解析機能だけでなく、ヒートマップ機能も搭載されているツールです。ヒートマップ機能とは、サイトを訪問したユーザーがクリックした場所や注目していた場所をサーモグラフィーのように視覚化してくれる機能のことを指します。

ユーザーがページ内のどこに興味を示していたのかを確認できるため、この機能を有効活用すれば効果的なサイト改善につなげることが可能です。加えて、グッドデザイン賞を受賞している優れたユーザビリティを備えているため、誰でも直感的に利用できるでしょう。

また、Ptengineでは4つのプランが提供されており、その中には無料プランを含まれます。無料プランでは1URLしか管理できませんが、使用感を確かめるには十分と言えるでしょう。

SiTest

SiTestは、48万を超えるサイトで導入された実績があるアクセス解析ツールです。WEBマーケティング会社が開発したツールで、アクセス解析機能に加えて、ヒートマップ解析・A/Bテスト・多変量テスト・EFO(エントリーフォーム最適化)・レポーティング・録画再生・データ比較・AIリターゲティングといった多彩な機能が搭載されています。

したがって、SiTestを導入すれば、基本的に他のツールを導入する必要はありません。

加えて、無料トライアルを利用することもできるため、導入前に使用感などを確かめることが可能となっていますし、導入後のサポートも充実しています。なお、使用料金は個別見積もりとなっているため、詳細な使用料金を知るためには問い合わせが必要となります。

KISSmetrics

KISSmetricsは、顧客分析に特化したアクセス解析ツールです。一般的なツールよりも個人にフォーカスしているのが特徴で、任意のグループや顧客を特定してサイトを訪問したユーザーの特徴を細かく知ることができます。

誰がどこから来て何をしたのかを確認できるため、サイト内での優良顧客の動きを把握することで、顧客の獲得方法や解約防止策などの立案につなげることが可能となります。

また、KISSmetricsは難しい事前設定やセットアップを必要としません。加えて、直感的で使いやすいユーザーインターフェースとなっており、手厚いサポート体制も整っています。なお、KISSmetricsの料金体系は非常にシンプルで、月額のイベント数に応じて料金が決まる仕組みとなっており、月額13万円から利用できます。

RTmetrics

RTmetricsは、パケットキャプチャ型のアクセス解析ツールです。パケットキャプチャ型とは、Webサーバーがユーザーに送信するパケットを専用のサーバーに収集することで解析するタイプのアクセス解析ツールです。専用のサーバーが必要になるため導入コストが高いのがデメリットですが、Webサーバーにかかる負担が少ないため、多くのアクセスが集まる大規模サイトでの運用に向いています。

さらに、リアルタイムでのアクセス解析が可能というメリットもありますが、RTmetricsはパケットキャプチャ型だけでなく、サーバーログ型・Webビーコン型(タグ型)にも対応しており、様々な環境に柔軟に対応できるという特徴もあります。

なお、費用に関しては個別見積もりとなるため、詳細を確認したい場合は問い合わせが必要です。

Juicer

Juicer(ジューサー)は、ユーザーを知ることを目的としたツールです。ペルソナ分析という機能が備わっているのが特徴で、Juicerが保有している250万人分のモニタデータを利用して、WEBサイトを訪問した代表的なユーザーの年齢や性別、職業といった情報を機械学習で推定することで、ペルソナが自動生成されます。

ペルソナはリアルな人物像として生成されるため、自サイトを訪問するメインユーザーがどのような人物で、何に興味や関心を持っているのかを把握でき、その後のマーケティング戦略に活かすことが可能です。

A/BテストやBtoB分析、ユーザー分析といった機能も備わっており、基本機能は全て無料で使用できます。さらに、有料のオプション機能も多数提供されており、各種ツールとの連携も可能となっています。

sui-sei

sui-seiは、ECサイトの売上向上や運用効率化を図るためのサイト内検索最適化サービスで、大きくリッチサーチとリッチサジェストという2つのサービスが提供されています。リッチサーチは、サイト内での検索速度・精度の向上が図れるサービスで、快適な購入環境の提供が可能となります。

一方のリッチサジェストは、検索窓に入力したキーワードに応じて商品画像付きのサジェストが表示できるサービスです。検索窓への入力の手間が軽減され、表示された商品画像をクリックすれば商品ページにアクセスできるため、ユーザーは少しの手間で目的の商品ページにたどり着くことができます。

なお、リッチサーチの料金は初期費用が30万円~、月額費用が10万円~、リッチサジェストの料金は初期費用が6万円~、月額費用が3万円~となっています。

DeeBoard

DeeBoardは、Googleアナリティクスで取得できるデータの中から、重要な指標をまとめてアクセス解析レポートを作成してくれるツールです。コストパフォーマンスの高さが特徴で、1サイトあたり月額2,000円で全ての機能が利用できます。

また、デジタルマーケティングのプロがよく見る指標と期間があらかじめ設定されているため、Googleアナリティクスの初心者でもアクセス解析レポートを作成することが可能です。分析期間は任意で変更することもでき、曜日指定で定期サポートを送信してくれる機能も搭載されています。

加えて、アクセス解析指標の見方が理解できるミニ解説が付いているため、読み進めることでアクセス解析のノウハウを習得することも可能となっています。

SpeedCurve

SpeedCurve(スピードカーブ)は、Webサイトの表示速度を測定するツールです。継続的な計測ができるのが特徴で、サーバーのレスポンス時間(Backend)や、空白ページからコンテンツが初めて表示されるまでの時間(Start Render)、コンテンツが完全に表示されるまでの時間(Visually Complete)といった細かな項目を計測できます。

計測を実施する時間は自由に選択でき、事前に設定しておいた値を超えたり下回ったりした場合にメールで通知することも可能です。

利用料金は、年間契約の場合15万円の初期費用に加えて、月間1万回の計測で75.6万円の年間費用が必要となります。また、3URLまで1週間計測できる無料のお試しプランも提供されています。

VALUES eMark+

VALUES eMark+は、30万人規模のモニター会員から収集したインターネット上の行動データから、サイトへのアクセス状況を分析できるツールです。自サイトのみならず、競合サイトの訪問者数やユーザー属性、流入経路、検索キーワードといったデータを取得・分析することができ、オプションではあるもののモニター会員へのアンケート調査を実施することも可能です。

さらに、自サイトへのタグ設定といった事前準備をせずに、アカウント発効後すぐに分析を開始できるという特徴もあります。

なお、VALUES eMark+は、一部の機能を無料で利用できるFreeプランが提供されており、希望すれば担当者がデモを交えながら説明してくれる無料トライアルも実施しています。

AIアナリスト

AIアナリストは、人工知能(AI)を活用したアクセス解析ツールです。Googleアナリティクスと連携するだけで利用することができ、サイトの伸びしろである改善方針を発見して、その根拠となるデータとともに提示してくれます。

さらに、改善策を施したあとにコンバージョンがどの程度増加するのかという予測値も確認可能です。加えて、あらかじめ分析対象とするデータを設定することで、自動でレポートを作成してくれる機能や、自サイトに関する施策を一元管理する機能も搭載されています。

また、使用できる機能に制限はありますが無料で利用できるプランも提供されています。有料プランの料金については、個別見積もりとなっているため、詳細を知りたい場合は問い合わせが必要です。

アクセス解析ツールまとめ

アクセス解析ツールは、WEBサイトを運営していく上で必要不可欠な存在です。コストをかけずにアクセス解析を行いたい場合は、無料とは思えないほど機能が充実しているGoogleアナリティクスを導入しておけば間違いはありませんが、Googleアナリティクスは万能なツールではありません。

したがって、Googleアナリティクスでは取得できないデータを分析したい場合には、有料ツールを含めた他のツールの導入も検討しましょう。

また、何らかのアクセス解析ツールを導入する場合は、まず導入目的を明確にした上で、予算の範囲内で必要となる機能が備わったツールを選定することが重要です。加えて、無料で利用できるお試しプランなどを上手に活用して、使用者にとって使いやすいツールを選ぶようにしましょう。

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