ASPとは?ASPの意味や導入するメリットなどを解説
ASPという用語は複数存在していますが、今回はApplication Service ProviderとしてのASPについてご説明します。
ASPとはApplication Service Providerのこと
ASPとは、「Application Service Provider」の略で、オンライン上でWEBアプリケーションとしてのサービスやサービス提供者のことを意味します。
ASPならネットにつながっていればどこでも利用可能
ASPを導入すれば、今までは自分のPC上にソフトをインストールする必要がありましたが、その必要がなくなり、ネットワークにつながる環境ならどこからでも利用が可能となります。
管理システムを準備する必要がないメリット
ASPのサービスを利用すれば、管理システムを独自に準備する必要がないです。
自分の会社でシステムを独自に開発したときには、データをサーバーに保持するのでハードディスクを増強させたりセキュリティ対策を施したりするメンテナンスを定期的に行う必要があり維持費がかさんでしまうリスクがあります。
その一方で、ASPで利用する情報は運営会社が保持するので、自分の会社でメンテナンスをしなくても良くなるので非常に便利です。
(1)誰にとっても利用しやすい
ほとんどのASPサービスは、ユーザーに購入したり利用したりしてもらうことによって収益をあげるビジネスモデルとなっています。
そのため、利用する人にとって洗練された分かりやすい仕組みになっていて、使いやすいというのがメリットです。また、サービスを利用したいときにだけ利用することが出来る点がメリットになります。
自分の会社に適したASPサービスはどれなのか、幾つかのサービスを気軽に試してみて比べてみるのが良い方法です。
コストを軽減することが可能
ASPを採用すると、大幅に費用を削減させることが期待可能です。
例えば、会社の業務フローや特徴に応じた自社システムを使うときには市販されているソフトウェアをカスタマイズしたり、新しく開発したりするため膨大なイニシャルコストが発生します。
ところがASPは、すでに出来ているサービスを採用しているので、市販ソフトをカスタマイズしたり自社システムを最初から開発する場合に発生するイニシャルコストを大幅に削減することが可能です。
ASPサービスを導入するときの注意点
ASPサービスを利用するときには、本当に利用したい機能が搭載されているかを前もって確認する必要があります。
カスタマイズすることがある程度出来ますが、自社システムとは異なり、決まっている仕組みに自分の会社の仕事内容を合わせていく必要があります。
使い始めてから後悔しないために使いたい機能が搭載されているのかのチェックが欠かせません。
またセキュリティ対策が充分になされているかを確認しておき、信頼可能なサービスを選ぶ必要があります。
様々なメリットを得られるASP
ASPサービスを利用すると、管理システムを準備する必要がなく、誰にとっても使いやすいというメリットを得ることが可能です。
そして、何と言ってもイニシャルコストを大幅に抑えられる上にメンテナンスをする必要がないのでランニングコストも抑えられるメリットを得られます。