売上向上につながるGoogleアドワーズの広告掲載について

最終更新日 : 2020-01-23 Box

商品・サービス・サイトの提供や認知度を高めることに有用なツールとして知られているGoogleアドワーズですが、どのような内容なのかを知らないことには使うことにも躊躇いがあるでしょう。以下にGoogleアドワーズについてご紹介しますので、参考にしてください。

Googleアドワーズとは?

Googleアドワーズは、Googleの検索結果や提携サイトの中に広告を掲載することができる有料サービスです。提供会社はサービス名の通りGoogleで、多くの利用者が存在します。

有料と言ってもアドワーズはPPC広告を採用しており、これはクリック課金型広告の一種であるため、利用料金は回数に応じた金額になります。インターネット上で提供している商品やサービス、自分または自社が運営するサイトの宣伝・認知・集客などの目的で利用されます。

主な提携先

アドワーズで広告を表示する場合、その掲載先は1つではありません。1つはGoogleの検索サイトですが、Googleが提携している検索パートナーのWebサイトにも掲載されます。それぞれ表示のされ方に違いがあるため、確認しておきましょう。

(1)検索結果

まず第一に、アドワーズの広告はGoogleの検索結果ページに掲載されます。Googleの検索エンジンで検索した際の結果ページに出るため、クリックしたことがなくても見たことがある方は少なくないでしょう。

この場合の表示のされ方は、検索結果の上または下です。検索エンジンの他、GooglePlay・Googleショッピング・Googleマップでも掲載されます。ここでは上や下だけでなく、横にも広告が表示されます。

(2)提携Webサイト

Googleと検索パートナーとして提携しているWebサイトでは、そのサイトで表示された検索結果と一緒に広告が出るようになっています。Googleが提供する他のサービスのページだけでなく、運営会社そのものが違う多数のWebサイトにも掲載されます。

コンピューターおよびインターネットの利用方法や、よく閲覧しているサイトを問わず多くの人に目に留まる可能性があります。また、テキスト広告の方が広く様々なところに掲載されます。

Googleアドワーズの特徴は?

アドワーズを使うことで得られる効果は、商品やサイトの宣伝・認知・トラフィックとコンバージョンの増加です。多くのユーザーの目に触れる可能性が高いため、集客以前に必要とされる知ってもらうことが実現できます。

トラフィックは通信の利用量(サイトの出入量)のことで、これが増えるとコンバージョン(成果)も増える見込みがあります。

低予算で出稿ができる

アドワーズはクリック課金型広告のため、クリックが発生しない限りは利用に際した費用が生じません。クリックしてくれる人は購入者やリピーターになり得る存在になるため、費用が発生してもいてくれることに越したことはありません。クリックなしの状況が続いても認知度を広げることに繋がるため、どちらにしても利用価値はあります。

上限キャップを定めることで、出稿およびクリックの多量さにより使用料金が予想以上にかさむこともありません。

地域や時間帯を選んで出稿できる

アドワーズでは、検索者の地域や時間帯を設定して広告を出稿することができます。商品・サービス・サイトにはそれぞれのターゲット層が存在している場合が多いため、そのターゲット層に合った表示のされ方をした方がより良い効果が見込めます。

たとえば、地域密着型で経営をしているならその地域の人、またはその地域について検索をかけた人にのみ表示された方がクリック率は高くなるでしょう。さらに人々の動きを予測した時間設定も行うと、より効率的な宣伝になります。

ターゲットユーザーにだけ広告出稿できる

検索者の地域や時間帯の他、検索キーワードや提携Webサイトの内容を選んで出稿することもできます。似たような商品やサービスを取り扱っているサイトで表示してもらうこともできますし、関連したサイト内で掲載されるちょうに設定することも可能です。

検索キーワードはユーザーが何に興味を持っているのかを明示するものであるため、宣伝したい内容に合った設定をすることで興味を持ってくれるかもしれない人のもとに掲示することができます。

広告内容をいつでも変更できる

アドワーズで表示している広告の内容は、いつでも変更することができます。紙で発行するタイプは、世の中に広めてしまえば修正をかけることはできません。バナー広告なども修正をかけることはできますが、かけるためにはいったん取り下げなければなりません。

しかも契約期間が決まっているケースがほとんどなので、取り下げるのは非常に効率の悪い結果となります。アドワーズなら配信開始・停止・修正が自由に簡単に行えるので便利です。

効率化しやすい

アドワーズでは検索キーワードを設定することができますが、その内容は3段階に分かれています。その段階には、ビッグワード・ミドルワード・スモールワードがあります。ビッグなほど検索回数が増えますが、コンバージョンレートが低くなります。

コンバージョンレートとは企業と接触した見込みある顧客のうち、実際に商品やサービスを購入・利用した人の割合を意味します。逆にスモールなほど検索回数が減り、コンバージョンレートが高くなります。

Googleアドワーズのログイン方法

はじめに、アドワーズのログインページにアクセスします。ブックマークなどをしている場合はそこから飛ぶことですぐにたどり着きますが、登録していない場合は検索エンジンでGoogleアドワーズログインと検索してみましょう。

アクセスできたらメールアドレスとパスワードを入力して、ログインの部分をクリック・タップするとログインできます。Googleアカウントを持っていないとログインはできないため、持っていない方はまずアカウント作成が必要です。

Googleアドワーズの登録から出稿までの流れとは?

アドワーズを利用するといっても、まずは登録しなければ始めることができません。インターネット上のツールおよびサービスに登録する際は緊張がある方も少なくありませんので、アドワーズの場合はどのような流れになるのかを確認しておきましょう。

(1)アカウント登録

まずアドワーズの公式サイトにアクセスし、今すぐ開始と書かれているところをクリック・タップします。すると次の画面に移行しますので、指定されている項目にメールアドレスとWebサイトのアドレスを入力してください。入力できたら続行をクリック・タップし、次のステップに進みます。

Googleアカウントでログインしていない時は、アカウント作成画面に飛びます。アカウントがないとアドワーズは使えませんので、作成を行ってください。

(2)キャンペーンの作成

アカウント登録が完了した後、またはログインに成功した後はキャンペーン作成画面に移ります。このページでは、予算・ターゲット・入札単価・広告本文を順番に設定していきます。キャンペーンとは何のことなのかと思われることもありますが、掲載する広告のことだと考えてください。

ターゲット項目にはネットワークと呼ばれるものがありますが、これはリスティング(検索ネットワーク)だけに出すのか、ディスプレイ広告も出すのかを決める設定になります。

(3)支払い方法の設定

クリックが発生した場合に支払う料金を、どのように支払うのかを設定します。設定の際に入力が必要になるのは、名前・住所・支払いタイプ・支払い方法などです。それらを正しく入力できたら保存をして、広告作成の部分をクリック・タップします。

すると最終確認画面に移動しますので、保存して次へ進みましょう。その後、確認用のメールが送信されますのでチェックしてください。そして、メール内に記載されている確認のリンクをクリックすることで広告掲載が開始されます。

Googleアドワーズを掲載できる広告の種類

アドワーズで掲載できる広告には、いくつかの種類があります。それは、テキスト動画・イメージ・リッチメディアです。それぞれ特徴が異なるため、自分の商品やサイトの内容に適した方法で宣伝が行えるようにチェックしておきましょう。

テキストの広告

テキストの広告は、見出し・表示URL・説明文の3要素で成り立っています。見出しの文字数制限は30文字で、最も大きく表示されるためサイト名や商品名などを記述することが多いです。URLは通常、見出しの舌に緑色で表示されます。説明文は、90文字(全角45文字)まで入力することができます。

販売系なら今すぐ購入などの誘導的言葉を使用し、サービス系なら今すぐお見積り・料金を確認などのフレーズを含めるのが効果的です。

動画広告

動画広告を利用したい場合は、まず自分側で広告用の動画を作成してください。それをYouTubeにアップロードして、キャンペーン設定を行うことでYouTubeや動画系パートナーサイトの中で掲載されるようになります。表示のされ方は3種類、TrueViewインストリーム・TrueViewディスカバリー・バンパーがあります。

インストリームは動画再生前に表示され、5秒経過すればスキップできるタイプです。ディスカバリーは検索結果などの横に表示されるもので、バンパーは再生前後・再生中に流れるスキップ不可の短い広告のことを言います。

イメージ広告

宣伝の中に画像を含めるタイプです。宣伝したい商品・サービス・サイトに関連した画像を含めて掲示することで、視覚的な興味や誘導効果を促すことが期待できます。静止画の他、アニメーションやフラッシュ形式の画像を使用することができます。

この広告タイプを利用するためには、まず自分側で画像を作成してください。そのファイルを広告アカウントにアップロードすることで掲載が開始されます。画像作成が難しい場合は、無料または既製のテンプレートを使ってみましょう。

リッチメディア広告

リッチメディアとは、テキスト・画像・動画・アニメーションなどを組み合わせて作ったハイレベルな広告です。ユーザーがマウス移動やクリックなどのアクションを起こすことで反応するため、目に留まりやすい・印象に残りやすいといったメリットがあります。

内容によっては親近感を持たせることもできますし、伝えたいことが伝わりやすくなる利点も見込めます。リッチメディアの作成には、ディスプレイ広告ビルダーを使用することが一般的です。

まとめ

Googleアドワーズはネット上で効率的な広告宣伝が行える上に、低予算でも利用可能・広告を出した後も編集が可能・自由に出稿や削除が行えるといった利用者側のメリットも豊富な広告ツールです。

うまく使うことで商品・サービス・サイトを多くの人に知ってもらうことができ、購入者・訪問者・閲覧者・常連者などの増加が見込めます。Googleアドワーズで自分が宣伝したい内容に合わせた設定をして、インターネット上に効率的な広告を掲載しましょう。

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