企業の社員教育・研修向けeラーニングシステムの選び方とおすすめの22サービスを紹介!

最終更新日 : 2021-05-19 Box

eラーニングシステムは企業における研修方法としても長く活用されてきた歴史があります。現在に至るまで、様々な企業が活用しており、提供されるサービスも多様化してきました。

これまで利用したことがなければ、どのようなサービスを選べば良いか分からないと感じる人も多いはずです。eラーニングシステムの基礎的な知識から、社会人にピッタリのサービスまで紹介していきます。

深く考えずにサービスを選んでしまうと、使い勝手が悪いといった問題や料金のわりに知識やスキルが身につかなかったという失敗をしてしまう可能性が高いです。満足できるeラーニングシステムを導入するためにも、選び方や評判の良いサービスについて理解を深めておくことが大切だと言えます。

eラーニングシステムとは?

具体的にどのようなシステムであるか知らない人もいるかもしれませんが、eラーニングシステムはインターネットを活用した学習システム全般を指しており、社会人では企業が導入したシステムを利用することも多いです。受講者のレベルに合わせて、随時必要な教育を受講することができ、学習履歴なども管理することができます。

企業で用いられる場合は個人だけではなく集団受講を行うことも可能であり、受講状況や成果についてクラウドで管理することができるので非常に便利です。近頃は、人事情報のデータベースと連携することができるサービスも増えており、人事異動や昇進を判断する際の材料として活用することができるようになっています。

研修システムを開発する必要がないので、とても便利なサービスだと言えるでしょう。

LMS(学習管理システム)とは

学習管理システムであるLMSは学習教材配信や受講状況の記録、成績の管理などに使用することができるシステムです。

従来の教材の配信だけでは受講者の受講状況や習得具合などを確認することができませんでしたが、これを取り入れることによってこれらが確認できるようになります。

研修や教育を改善するための効果検証を実施するために便利なシステムであり、導入するケースが増えていることを知っておくと良いでしょう。

利用するサービスによって実施できる内容は違っており、自社に合ったシステムを導入することで効果的に活用することができるようになります。

eラーニングシステムの導入メリット

eラーニング(システム)を導入するメリットが分からないと感じている人もいるかもしれませんが、非常に便利なものであることを知っておくべきです。

具体的なメリットを説明するので、利点を知ることから始めてみることをおすすめします。

1.コストの削減

集合研修を実施する場合は会場使用料や移動費が発生することになりますが、eラーニング(システム)を利用すればこれらの費用を削減することが可能です。

教材はシステムとセットで提供されるものを利用できるケースが多いですし、自社で作成することもできます。不足分のみを自社で作成し、eラーニング(システム)で提供されているものでも十分な場合は、その教材を活用すれば人件費や外注して制作する費用を削ることも可能です。

2.学習管理ができる

eラーニング(システム)であれば、教材が配信できるだけではなく学習管理まで行うことができるため、確実な研修や教育を実現しやすくなります。

集合研修などは実施するだけで終わりになってしまうことが多いですが、LMSを含むものであればきちんと学習記録を残すことが可能です。

社員ごとに学習の進捗や研修の受講歴を把握することができるため、従来の方法を活用するよりも効果的な研修や教育を実施することができるようになります。

3.好きなスペースで進めることができる

社員は時間や場所に関係なく学習を行うことができるので、好きなスペースで自分のペースで進めることが可能です。

モチベーションが低いと研修などを受講しても内容が定着しづらくなりますが、好きなタイミングで学びやすいeラーニング(システム)だからこそ、効果を高めやすいと言えます。

近頃はリモートワークも増えていますが、リモートワーク中にも自由に実施しやすくて便利なシステムです。

eラーニングシステムの導入のデメリット

eラーニング(システム)は非常に魅力的なものだと言えますが、デメリットもあります。

教育内容が企業に合っていなければ高い効果を期待することができません。配信されている教材が適していなければ自分たちで作成する手間が増えますし、無理に使用すると十分な効果が得られないです。

内容が合っていても、自社の従業員のレベルや適性に合っていなければ意味がないと言えます。

LMSが搭載されていたとしても、自社が必要としているデータ抽出や分析が不可能であれば、コストの割に使い勝手が悪いと感じることになるはずです。

総合的な運用を考慮し、自社に最適なサービスを選べばデメリットをなくすことができます。

eラーニングシステムを選ぶポイント

多彩なeラーニング(システム)があるので、自社に合ったものを選ぶためにはポイントを押さえておくことが大切です。

選定の際のポイントを紹介するので、最適なものが選べるようにしておきましょう。

1.自社の人材育成に適した機能を提供しているか

まずは自社の人材育成に適した機能があるかどうかが重要です。サービスごとに様々なサービスを提供していますが、理想とする人材育成に最適な機能が搭載されていなければ意味がありません。

多機能であることを重視したくなる人もいるかもしれませんが、場合によっては機能が少なくても特定分野に特化したものが便利なケースもあります。

幅広い教育を実施したい場合は様々な教育に対応している設計のeラーニング(システム)が便利ですが、語学勉強や資格勉強だけが必要な場合は特化型を選ぶと良いです。

2.クラウドかオンプレミスか

eラーニング(システム)には、クラウド型とオンプレミス型のものがあります。

前者はインターネット接続すれば簡単に利用できるサービスですが、後者は自社のサーバーにリソースを管理して配信する必要があるため、特に問題がなければクラウド型が便利です。

企業の保有しているインターネット環境によって最適なものが違ってくるため、どちらが自社に合っているかは、あらかじめ情報システム部門に確認しておくと安心だと言えます。

3.コスト面

IDに対して1つずつ料金を支払う必要がある従量課金制と人数無制限の定額制の2種類があるので、どちらを選ぶべきか慎重に考えておくことが大切です。

定額制のほうが高くなりますが、ユーザー数が多ければこちらを選んだほうがかなりお得になることが多いと言えます。利用する人数やプラン内容によってどちらを選ぶべきか違ってくるので、しっかりと試算を行うことによって、費用を無駄にしないプランやサービスを選ぶことが大事です。

4.既存コンテンツが用意されているか

既存コンテンツが使用できるeラーニング(システム)が多いですが、十分なコンテンツが用意されていないサービスもあります。

汎用的な内容の資料が用意されていればすぐに利用することができますが、そうでなければコンテンツを自社や外注で作成するまで使用することができません。

すぐに使いたい場合やコンテンツを作成する時間がない場合は、既存コンテンツがきちんと搭載されているeラーニング(システム)を選ぶべきだと言えます。

5.教材作成のツールが提供されているか

あらかじめコンテンツが用意されているeラーニング(システム)でも、自社の社員に対する教育が不十分になってしまう部分があるはずです。

教育作成のツールが提供されているものを選択すれば、不十分な内容は自社で適宜作成していくことができます。

便利な既存コンテンツがある場合でも、使用しているうちに不十分な箇所が出てくる恐れがあるので必須の機能であることを知っておくべきです。

提供の有無と一緒に、使いやすさも確認しておくことをおすすめします。

6.運用サポート

契約すればスムーズに使用できるとは限りません。運用サポートがなければ、契約したサービスを上手く使えない可能性があります。

導入時や導入後のサポート、ヘルプデスクの有無などを確認しておくと、いざというときに安心です。

有償のケースと無償のケースがあるので、料金についても確認しておくことが大事だと言えます。

eラーニングシステムの料金相場

eラーニング(システム)を導入するのであれば、料金相場についての知識を持っておくことも大切です。

クラウド型の場合は、初期費用に20万円から30万円ほど必要となるケースが多く、ユーザーによって変動する料金設定では50人までが月額5万円程度、100人までで月額7万円前後が多いと言えます。

オンプレミス型の場合は、初期設定費用は10万円ほどで済むケースが多いですが、ユーザー数を無制限にするなどのオプションを追加することで150万円以上となることもあるので要注意です。

あくまでも相場の料金なので、候補となるサービスと自社の利用予定状況を考慮して確認する必要があります。

おすすめのeラーニングシステム

最近では膨大な数のeラーニングシステムが提供されているので、サービス選びが難しいと感じる企業が増えています。良いサービスについて知らなければeラーニングシステム選びに時間がかかってしまい、なかなかシステムを導入することができないという問題が起こってしまうはずです。

早く導入するほど、有意義に活用することができるので、スムーズに選ぶためにも良いサービスについて知っておくことをおすすめします。これから、評判が高くて使い勝手が良いeラーニングシステムを紹介していくので、この情報を参考にすることでピッタリのeラーニングシステムを見つけることができるでしょう。特徴や魅力を紹介するので参考にしてみてください。

Cloud Campus

Cloud Campusは社員の学習管理からコンテンツの制作まで一括管理を行うことができるシステムであり、企業研修に最適なサービスだと言えます。マルチデバイスに対応しているので、時間や場所を選ばずに学習ができますし、受講者が進捗状況をチェックしながら能動的に学習が取り組めるようになっている点が大きな魅力です。

コンテンツを制作することも簡単であり、過去に使用していた研修やセミナーの情報を活用して独自の研修内容をつくり上げることもできます。既成コンテンツが利用できるだけではなく、自社の独自のノウハウを社員に浸透させることができる点が特徴的だと言えるでしょう。プランが定額制で受講登録者数が無制限なので、社員が多くてeラーニングシステムの導入にかかる費用を抑えたいと考えている企業にもピッタリです。

サイバックスUniv

サイバックスUnivは、職種や業種別に豊富なラインナップが用意されているeラーニングシステムだと言えます。新入社員や管理職に向けたものだけではなく、内定者に向けたサービスもある点が特徴的です。

ビジネスマナーやメディアリテラシー、コンプライアンスや資格についてなど、550以上の多彩なコースがあります。専門分野で活躍するプロ講師陣による講習が受けられるため、質の高い学習ができるでしょう。

もちろん、受講者の理解度や進捗を一括管理することができるので、効果的にフォローアップしたいと考えている企業にピッタリです。階層別研修は年4回のセット受講が設けられており、企業で年間計画を立てる必要はありません。受講計画が不要なので、スムーズに利用することができるという魅力が感じられるはずです。

LearnO

LearnO(ラーノ)はeラーニングシステムの導入に不安がある企業や、きめ細やかなサポートを受けたいと考えている企業に最適なサービスです。利用開始の相談から導入後のフォローまで徹底的に行われているので、安心して利用することができます。導入したいけれど具体的なプランが見つかっていない場合も、コンシェルジュにサポートしてもらうことが可能です。

基本的な機能も十分に揃っており、受講者は学習が行いやすいですし、テスト機能やアンケート機能、受講者へのメール配信機能も充実しているのでフォローアップにも役立てることができます。過去に開催したセミナーなどの映像があれば、簡単に共有することができるので自社のノウハウを手軽に共有したい場合にもおすすめです。

CARREERSHIP

CARREERSHIPは学習から管理、スキル評価まで一括で行いやすいeラーニングシステムだと言えます。eラーニングシステムを利用していると複雑な組織構造に対応できない、機能に制限がある、データの連携ができずに管理が面倒などの問題が生じることもありますが、これら全ての悩みを解決できるサービスです。柔軟な配信や権限管理があるので、複雑な組織でも利用しやすいですし、キャリアマップ機能によって社員のキャリアや学習状況が分かるのでスキル評価がしやすいと言えます。

日本語と英語以外に中国語にも対応しているので、グローバルな人材がいる企業でも利用しやすいはずです。毎月のバージョンアップ、年4回の機能追加が行われており、ますます利便性や機能性が高まっていくサービスとして注目されています。

iTutor

iTutorを利用すれば、マニュアルや教材作成のプロが企業を訪問してくれるので、基本的なマニュアル作りからその企業に適した教材作成までしっかりと指導してもらうことが可能です。eラーニングシステムを導入したものの、マニュアルや教材が上手く作成できず、社員がなかなか利用できないというケースも少なくありません。

せっかく導入してもスムーズに利用が開始できなければ意味がないです。オンライン上だけではなく、直接指導を受けることができるので、素早く機能を使いこなすことができるようになります。独自の教育や研修の質を高めることができるので、受講者がしっかりと知識やスキルを身につけることができるシステムだと言えるでしょう。

 

playse eラーニング

playse. eラーニング サービス概要・料金・導入実績

playse eラーニングは教材2,000レッスンが見放題のeラーニングシステムです。ビジネスマナーや思考力、リーダーシップなどの様々な職種に対応できる内容はもちろんのこと、その業界特有のニッチな需要にも応えられるような教材が揃っています。追加料金がかからないので想定外に費用が高くなるというトラブルを防ぐことができますし、豊富な教材が用意されているので自社教材がなくてもすぐに利用を開始できるはずです。

トレーニングマップで独自のカリキュラムを作成することや、レポート機能を活用して社員の受講履歴を詳細に把握することができます。支店管理機能もあるので、複数の支店やチームがある企業でも柔軟に活用することができるサービスです。

KnowledgeC@fe

KnowledgeC@fe サービス概要・料金・導入実績

KnowledgeC@feは効率の良い研修を実施するために特化したサービスだと言えます。多くのeラーニングシステムは受講するだけ、その後にアンケートやテストを行うだけになりがちです。しかし、このサービスは事前に現状評価アンケートを実施でき、最適な講座の案内が行われます。学習時にもフォローがしっかりと行われるので知識が身につきやすいですし、受講後にもアンケートを実施することでフォローや次の講座に繋げることが可能です。

良質なコンテンツで学習を進めるためには、自社で教材を作らなければならないこともあります。このサービスにはコンテンツ変換オプションがあるので、過去にPowerPointで作成した教材をアップロードして変換するだけで簡単にコンテンツを作成することができて便利です。研修の質を高めたい場合にピッタリのサービスだと言えます。

AirCourse

AirCourseは動画研修コースが受け放題のeラーニングシステムです。自社コースも簡単に作成することができるので、豊富な教育メニューを実施したい企業に適しています。教育の履歴や結果が管理できるので、フォローアップや評価も行いやすいサービスだと言えるでしょう。

一括で学習履歴や成果を確認できるため、他の社員と比較しながら評価を決めることもできます。マルチデバイスでの遠隔教育に対応しているため、遠隔地に支店がある場合、働き方改革でテレワークを導入している場合にも便利です。ナレッジ共有SNS機能が搭載されており、社員同士で有用な知識やノウハウを共有することができる点も他のeラーニングシステムには少ない大きな魅力だと言えます。

LearningWare

LearningWare(ラーニングウェア)は、実際に利用している人の声を反映しながら開発されているeラーニングシステムです。他のサービスとの大きな違いは、3社以上の要望があれば機能を実装するという点だと言えます。少数の意見であれば無視されることが多いですが、あらゆるユーザーの利便性を高めるためにこのようなポリシーをもとに開発が進められており、非常に便利なサービスだと分かるはずです。

フォローの行いやすさにも力が入れられており、受講履歴は時間や講座名だけではなく、テストの平均点や問題ごとの正答率、進捗のグラフ表示などにも対応しています。ライブ配信機能もあるので、多くのサービスで行われているような事前に用意したコンテンツを配信するだけではなく、リアルタイムの参加型学習を実施できる点も大きな魅力です。

Platon

Platonはあらゆる企業で導入しやすいeラーニングシステムだと言えます。eラーニングシステムを導入したいけれど、新入社員が入る時期や研修が行われる時期だけ利用したいなど、期間を限定して利用したいと考える企業も少なくありません。このサービスにはスリープモードがあるので、休止中は基本料金の10%でユーザー情報やデータを維持することができます。

10万人規模でも安定して稼働するサーバーが用意されているので、社員数が多い企業が利用する場合も安心です。標準教材と独自教材の両方を活用することができるので、ケースバイケースで使い分けたい企業にもピッタリだと言えます。8言語に対応しているので、グローバル企業でも導入しやすいサービスだと言えるでしょう。

AirCourse(エアコース)

AirCourse(エアコース)は、クラウド型の社員研修用eラーニング(システム)です。

分かりやすい研修コンテンツが豊富に用意されており、社員研修コースは受け放題となっています。自社で作成した動画なども配信できるので、自社に合った教育が実現可能です。

初期費用が0円なので、なるべく初期コストを削減したいと考えている企業にもピッタリなサービスだと言えます。

教育履歴や結果は一元管理されており、教育担当者や経営者などが簡単に確認できるため、指導内容の改善やフォローアップなども問題なく実施できるはずです。

BISCUE LS

BISCUE LSは定額で見放題のeラーニング(システム)であり、2,000を超えるコースから自由にコースを選ぶことができます。

年に1回であれば無料でコースを変えることができ、柔軟に必要なコースを選択することが可能です。1年間の定額制であり、コースやアカウント100ごとに契約することができます。

海外同一料金となっているので、日本国内の支社だけではなく、海外支社や提携先でも教育を実施したいと考えている場合にも便利なサービスです。

オプションで学習管理や配信システムカスタマイズなどを搭載できるので、シンプルなプランを求める人から手厚いサービスを求める人まで利用できます。

etudes

etudesは、20年以上eラーニングを提供してきたサービスのノウハウを元に開発したeラーニング(システム)です。

ユーザー数がかなり多い場合でも問題なく運用することができ、少人数から数十万人規模まで対応できます。eラーニング(システム)の中には操作が難しく、パソコンに不慣れな社員が上手く使いこなせないケースも少なくないです。

etudesは直感的に使えるUIなので、捜査に手間取ることなく学習を進めることができます。

クラウド型サービスを使用するときにはセキュリティが心配になる人も多いですが、堅牢なセキュリティ環境があるので安心して利用できるサービスを求める場合もピッタリです。

SAKU-SAKU Testing

SAKU-SAKU TestingはITトレンド年間ランキングで2年連続ナンバー1を獲得しているサービスであり、マルチデバイスで多彩な機能を利用することができます。

3,000以上のビジネス知識コンテンツをクラウドからダウンロードすることができ、素早く教育を開始したい場合にも便利です。

動画や資料が配信されるeラーニング(システム)は多いですが、このサービスではビジネスマンに必要な知識問題を出題してもらったり、自社で用意した問題を出題したりすることができます。

より深い学びに繋げやすいシステムですし、社員の利用状況は分析レポートから確認することが可能です。

Smart Boarding

Smart Boardingは動画を視聴するだけではなく、オンラインでリアル研修を実施することができるユニークなサービスだと言えます。

用意されている動画を視聴するという一般的なやり方ではなく、随時配信されているオンラインセミナーに参加することで学びを深めることが可能です。

チャットを活用して質疑応答が可能なので、一方向ではなく双方向のコミュニケーションを実現しながら、確実に知識を身に着けていくことができます。

自社専用eラーニング(システム)を作成することもできるため、オリジナルコースや小テストを作成して有意義に活用することが可能です。

かんたんeラーニング

かんたんeラーニングは既存のパワーポイントファイルなどを活用して、簡単に教材を配信することができます。自社にフィットする教材は自分たちでつくることが確実だと言えますが、作成や配信が難しいシステムは少なくないです。

かんたんeラーニングは名前の通り、簡単に作成や配信を行うことに特化しています。教材作成が未経験の人でも日常的に使っているファイルを使用し、直感的な操作で高品質な教材を完成させることが可能です。

既存コンテンツは不要で、自社オリジナルの教材配信やテストなどを実施したいと考えている場合にピッタリだと言えます。

Generalist/LW

Generalist/LWは初期費用0円であり、100IDまでであれば月額2万円から利用できるリーズナブルなeラーニング(システム)です。

導入が簡単でスピーディーであることも特徴的であり、登録後にご利用IDを受け取ることができれば、すぐにログインして利用することができます。

最短1営業日で利用を開始することができるので、迅速さを期待する場合にも便利です。

充実した既存コンテンツがありますし、無限ライセンスの教材作成ツールと3GBまでのディスク容量が付与されるので、スムーズに自社で教材をつくることもできます。

管理機能も充実しており、受講者の進捗確認からアンケート集計、テスト結果の分析まで実施可能です。

Learning Tracker

Learning Trackerはコンパクトな設計のeラーニング(システム)ですが、利用者の希望に応じたサービスを提供しており、必要な機能をカスタマイズしていくことができるので、不要な機能は省いて使用することができます。

マルチデバイスや多彩なファイル形式に対応していますし、採点方法も自由に決めることが可能です。

受講設定やアンケート機能も柔軟に利用できる仕組みが取り入れられているので、自社に合った最適な機能を求めている場合でも満足できるでしょう。

社員だけでなく、たくさんの情報を扱う管理者や経営者にも分かりやすい画面になっているので、システム導入に苦手意識がある場合でも安心です。

eden LMS

eden LMSは既存の教材を活用しながら学習コンテンツを作成することができ、オフライン受講履歴や人事評価にも対応しているeラーニング(システム)だと言えます。

ワープロ感覚でコンテンツを作成することができるため、複雑なソフトやシステムを苦手としている人でも安心です。

ナレーションつき動画の作成や穴埋めテストの作成も簡単であり、自社に最適化した良質なコンテンツを用意することができます。

合格点や制限時間をつけたテストも実施することができるため、確実な知識を身に着けやすい仕組みが整っているサービスだと言えるでしょう。

MENTER

MENTERはITスキルに特化したeラーニング(システム)であり、デジタル化を推進したい企業にピッタリです。

クイズ形式で回答しながら知識を獲得することができますし、業務効率アップや問題解決力の向上に繋がるような仕組みも搭載されています。実際のツールを活用した演習問題を利用することもできるため、単なる知識ではなく実践的な力を身に着けることが可能です。

各スキルを定量評価することができるため、社員の苦手分野や成長を確実に確認することができます。詳細な分析が可能なので、フォローアップの実施が容易になるサービスです。

エムスタ

エムスタは携帯電話を活用して効率的に学ぶためのeラーニング(システム)であり、パソコンの台数が少ない企業でも社用携帯や社員の携帯を活用してサービスを利用することができます。

人数が多い店舗スタッフや会社でパソコンを使うことができない内定者に研修を実施したい場合でも、各々が保有しているデバイスから利用してもらえるので便利です。

直感的な操作で問題を作成することができますし、インターネット対応の携帯電話であればスマートフォンでもフィーチャーフォンでも利用することができます。

学習管理システムもあるため、受講者それぞれに合ったフォローを行うことも可能です。

learning BOX

learning BOXは、専門知識がなくても作成フォームから簡単に問題や教材を作成することができるeラーニング(システム)だと言えます。

10人までであれば無料で利用することができるため、小規模な会社で費用をかけることなくeラーニング(システム)を導入したい場合にも便利です。

クイズ問題やレポート課題、動画や穴埋め問題なども簡単につくることができるので、自社の教育に合った最適なテストや教材を作成して社員に利用してもらうことができます。

教材管理機能があり、学習者に配布する教材を設定したり学習順を指定したりできることも嬉しいポイントです。

eラーニングシステムまとめ

eラーニングシステムを利用すれば、簡単に社員研修や知識の共有などを行うことができるようになります。

紹介したようなeラーニングシステムを利用することで、教育担当者や評価者の負担を軽減することが可能です。

ここ最近ではどんどんサービスの数が増えており、多種多様なサービスの中からeラーニングシステムを選ぶことができるようになっています。

サービスごとに搭載されている機能や特徴が異なっているので、その企業や受講者に合ったものを選択することで、より良い教育を実施することができるようになるはずです。

eラーニングシステムの基本的な知識やおすすめのサービスを知り、企業内で有効に活用することができるようにしておきましょう。

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