プロジェクト管理・工数管理ツールおすすめツール24選や選ぶポイントを解説!
プロジェクト管理者はプロジェクトの成功のために、自分やメンバーの多くのタスクは効率よく管理する必要があります。
プロジェクト管理・工数管理において、よりプロジェクトを効率よくすすめるためにツールを導入するメリットや選ぶポイント、おすすめのプロジェクト管理・工数管理ツールを解説していきます。
プロジェクト管理・工数管理とは?
プロジェクト管理・工数管理の目的は、遂行に関わる経営諸資源(人、物、金、技術、情報)を最も効果的に活用し、「コスト」「納期」「品質」の統合化を図りつつ、プロジェクトの目標を達成することです。
プロジェクトとは、ある目的を達成するための計画の策定とその遂行のことで、特に、納期やコストが決まっていたり、具体的な目標を達成したら終了するような一時的な活動のことを言います。
また、「工数」とはプロジェクトに必要な作業量を表す指標で、「工数」から必要な期間や人員、経費を計画します。
プロジェクト管理・工数管理における課題
プロジェクト管理で特に躓きやすいポイントとして下記の3つが挙げられます
①プロジェクト進行に必要なコスト=人件費や原材料費、必要経費など→プロジェクト進行にかかっているコストの把握が困難。
②プロジェクト進行に必要なタスク=業務や作業内容、進捗状況など→メンバーが行っているタスクを全て把握できない。
③プロジェクト進行に必要なデータ=作業手順や顧客情報、マニュアルなど→必要な情報の共有が滞っている。
どれが欠けてもプロジェクト進行や業務に支障がでるものばかり。プロジェクトを管理する際は、上記3点のケアを怠らず、メンバーとのコミュニケーションを図り、プロジェクトを速やかに進めていくことが求められます。
プロジェクト管理・工数管理ツール導入のメリット
プロジェクト管理・工数管理の課題はプロジェクト管理ツールを導入することで解決しやすくなります。主に、3つのメリットがあります。
①管理の効率化・簡便化→工数やコスト、スケジュールの管理機能があり、プロジェクト全体の活動を一元管理することができます。視覚的にもわかりやすく、進捗会議における資料作成の手間を省けます。
②タスクを可視化できる→プロジェクト管理ツールはタスクを可視化することが可能であり、ムダ・ムリ・ムラなく管理が可能となります。
プロジェクトにおけるタスクとは「プロジェクトを達成するために必要な作業」のことです。どんな小さなタスクでも疎かにしてしまうと進捗や成果物に影響がでるため、タスクを可視化してスマートにプロジェクト管理・工数管理が容易となります。
③他の進捗状況が把握しやすくなる→プロジェクト管理ツールでは実際にメンバーがどのような作業をしており、どの作業まで終了したのか、進捗状況をリアルタイムで把握しやすくなります。
在宅勤務やリモートワークでも、電話やメールをすることなく、進捗確認することが可能です。
プロジェクト管理・工数管理ツールの選ぶポイント
基本的に、利便性を求めるならクラウド型、セキュリティ性を求めるならインストール型がおすすめします。クラウド型・インストール型それぞれのメリットとデメリットを確認していきましょう。
①クラウド型(利便性重視)
クラウド型は、外部のサーバ上にデータがあることから、社内外のメンバーとの情報共有がしやすいのが特徴です。社外のコンサルタントと情報を共有したい場合などに有用です。
ブラウザやアプリでアクセス可能なマルチデバイス対応であれば、さらに利便性が高く、どこからでもアクセスしやすくなるのがメリットとなります。一方で、ツール自体のセキュリティ性が高い場合でも、社外の電車やバスといった公共の場ではセキュリティに関する意識、パソコンなどでセキュリティ環境が整っていない場合、セキュリティ性が下がる可能性があることも、メンバー全体でリスクとして抑えて押さえておかなければなりません。
また、オフラインの環境では、データの更新がしづらいというデメリットもあります。
②インストール型(セキュリティ性重視)
インストール型は、社内や組織内のネットワークやインストールしたデバイス間の情報共有となるので、組織内のネットワークのセキュリティを高めれば、情報漏洩のリスクを低減できるのが特徴です。
外部のサーバにデータを預けなければ、サイバー攻撃のリスクを減らすことができます。
しかし、社外のメンバーや在宅勤務での対応が難しい場合もあり、外部委託やフリーランスに外注する場合には不適切かもしれません。
③機能・操作性
プロジェクト管理ツールを導入するのであれば、自社の課題や問題を解決するための機能がしっかりと備わっているかどうかチェックしておく必要があります。
様々なプロジェクト管理ツールがありますが、利用するサービスによって使える機能は大きく違っているので、最適なものを選ばなければなりません。
優れた機能があったとしても操作性が悪ければスムーズに導入や運用を行うことができないので、操作性の良さまで確認しておくことが大切です。
利用する社員全員にとって、使い勝手が良いものであるかどうか選定時にチェックしておく必要があります。
④日本語対応か
日本語に対応していることも重要です。海外で開発されているプロジェクト管理ツールも多く、その中には優れたサービスもあります。
評判が良いものであれば活用したいと思うかもしれませんが、きちんと日本語に対応していなければ不便さを感じることになるはずです。
翻訳機能が搭載されているケースもありますが、翻訳が間違っていて操作が上手くいかないという問題が起こることもあります。
スムーズにプロジェクト管理ツールを導入したいのであれば、対応言語に日本語が含まれているアプリケーションを選択するべきです。
⑤オプション機能
プロジェクト管理ツールを提供しているサービスの多くは、オプション機能を用意しています。
なくてもアプリケーションを使用することができるけれど、オプション機能があれば更に使い勝手が良くなる、拡張性が得られるというようなケースが多いです。
最初から導入するつもりがなかったとしても、後から活用できそうなオプション機能があるサービスを選んでおけば、その機能がほしくなったときに追加料金を支払って利用できる状態にすることができます。
⑥コスト面
コスト面も意識しておかなければなりません。無料版と有料版のアプリケーションがありますが、無料版の場合は機能が制限されます。
人数や利用できる機能の制限を受けるケースが多いですが、契約形態を有料プランにすれば基本的な機能は全て使えるようになるでしょう。
利用する人数や活用したい機能を考慮しながら決める必要があり、安さだけを意識しているとオプション追加しなければならない部分が多くて高くついてしまう可能性もあるので注意が必要です。
おすすめのプロジェクト管理・工数管理ツール24選
おすすめのプロジェクト管理・工数管理ツールを確認しながら、それぞれの特徴を見ていきましょう。
Backlog
「Backlog」は、クラウド型のアプリケーションで、シンプルで直感的に使えるデザインが特長です。
開発者はもちろん、デザイナーなどのチームメンバー全員がすぐに使いこなせます。一つのプラットフォームでチームメンバーの作業状況をこまめに共有することで、プロジェクトを迅速に進めることができます。
ストレージの大きさやプロジェクト数、オプションによって、月額有料制となっています。最初の30日間は無料の体験版があります。
Redmine
Redmine(My Redmine) サービス概要・料金・導入実績
「Redmine」は、オープンソースのプロジェクト管理・工数管理ツールです。
プロジェクト全体、それぞれのタスクの進捗状況をチームで共有しプロジェクトの運営を支援します。非常に認知度の高いツールとして知られており、自由度も高いのが特徴です。
ブラウザ上で登録し、ガントチャートやロードマップなどの各種チャートが作れる上に、管理者の権限を利用したWikiの作成なども行えるため、新製品の検討・試作・導入などで力を発揮します。
無料で全ての機能を利用することが出来ます。エンジニア向けのツールで、視覚情報だけでは管理が難しいため、デモサイトで使い勝手を試してみてください。
言語も英語なので、英語が苦手な方は慣れるまでに時間がかかるかもしれません。
Jooto
「Jooto」は、タスク管理に特化したクラウド型の管理ツールです。トヨタ生産方式でよく口にする「看板方式」を用いて、視覚的に業務の棚卸しができるのがメリットです。
操作も「ドラッグ&ドロップ方式」による直感的な操作により、視覚的にすぐに使いこなすことができます。そのため、パソコンやスマートフォンが苦手な方がプロジェクトメンバーにいる場合にも安心。
ブラウザもFireFox、Googlechromeなどに対応しているため、スマートフォンやタブレットでも自由に使うことができます。
タスクワールド(Taskworld)
総合的に使える世界基準のプロジェクト管理・工数管理ツールといえば、「タスクワールド(Taskworld)」です。
豊富な機能を視覚的に操作でき、横断的なプロジェクトをシームレスなチームでの仕事を可能にします。チャット機能もあり、プライベート、グループ、プロジェクト等、様々なパターンでチャットが可能。
チャット&タスク内コメントでのファイル共有は、業務関連ファイルの整理に繋がり、メール送受信の回数を大幅に減らすことができます。
プロフェッショナル・ビジネスプランであれば1050~2300円の月額有料制となっています。最初の30日間は無料のトライアル版があります。
マンモスプロジェクト
「マンモスプロジェクト」は、タスクの見える化を追求した新しいプロジェクト管理ツールです。必要な情報をまとめてプロジェクトの全体像を効果的に共有できるようデザインされています。仕事をスムーズに、効率的に進めたいと考えている方におすすめ。
プロジェクトメンバーの追加・削除を簡単に行え、タスクのデータをCSVファイルでインポート・エクスポートすることが可能。そのため、他のプロジェクト管理ツールからの乗り換えも容易に行えます。
通常オンライン版であれば、プロジェクトのマネージャーがメンバーのライセンスを1か月分先払いで支払って利用開始となります。
メンバーの数に柔軟に対応できるだけでなく、ファイル容量も無制限となっています。導入前の無料トライアル版も用意されています。
セキュリティ性は金融機関レベルの256bitSSLを利用し、すべて暗号化されているので安心。
Brushup
「Brushup」は、チラシやパンフレット、イラスト、ウェブ、動画、サウンドなど、さまざまな制作物に対して、ウェブ上で内容を確認し、そのまま場で手描きやコメントができるレビューツールです。
制作フローの見える化で、制作業務に関わるすべての人の生産性が大幅に向上に貢献し、2017年度グッドデザイン賞受賞。制作物はメールを使ってやりとりをすると、添付ファイルのアップロードやダウンロード、ファイルの中身のチェック、修正指示用の資料作成、返信メール作成など、作業工数が多くなります。
「Brushup」では、チラシやパンフレットだけではなく動画でも、ウェブ上でチェックして、直接フィードバックすることが可能。
やりとりも指摘も「Brushup」上でできるので、作業工程を50%以上削減できます。「Brushup」は、iOSアプリもあり、ブラウザー版と同様に使えます。
外出先からでも細かくフィードバックできるので、業務が滞ることなく、制作物の作成・フィードバック・修正が行えます。
AdFlow
「AdFlow」は、クリエイティブ制作に特化したプロジェクト管理・工数管理ツールです。「AdFlow」は、導入した企業からの評判も良く、大企業から中小企業、ベンチャーまで、制作部門を持ったあらゆる業界業種の企業を中心に導入しています。
顧客の趣味嗜好の多様化が進み、マスマーケティングから顧客に合わせたOnetoOneマーケティングが主流になってきた時代に、ディレクタやデザイナーの残業時間が多くなる中、働き方改革を推進するのに適したツールになります。
料金体系も企業課題ごとに合わせたプランが用意されています。
Bizerteam
「Bizerteam」は、チームの生産性を上げるために開発されたプロジェクト管理・工数管理ツールです。
メンバーとのやり取りが積極的にかつ円滑に進むような機能を搭載し、チームで進めるタスクを効率化できるのが特徴です。タスクテンプレートが豊富で、好みのタスクテンプレートを選んで使えるのも特徴です。
搭載されているタスクテンプレートには、経理向け、IT向けなど分野別にデザインされています。タスクテンプレートは繰り返し使え、同じ状況が発生したときに再利用が可能です。料金プランは「ライト」「ビジネス」「エンタープライズ」と3つのプランがあります。
それぞれユーザー数やゲストユーザー数、ストレージ、使える機能によってプランが異なります。ライトは1ヶ月あたり2380円、ビジネスは3380円、エンタープライズは年払いのみに対応していて、1ヶ月あたり3,780円になります。
サポートが付いているのはエンタープライズのみになります。
Lychee Redmine
「Lychee Redmine」は、小さなチームで大きなプロジェクトを簡単にマネジメントすることを可能にしています。リアルタイムに共有できるタスク管理、マイルストーンが見える化できるガントチャート、担当者も使いやすいカンバン、メンバーの負荷状況が視覚化する工数リソース管理、コストの見える化など、プロジェクト管理・工数管理に必要な機能が揃っています。
利用シーンに合わせて「フリー」、「スタンダード」、「プレミアム」の3つの料金プランから選ぶことができます。「フリー」は無料、「スタンダード」は月額800円~、「プレミアム」は月額1200円~です。デモサイト・30日無料トライアルなど、実際に利用してみてから導入してください。
賢人ワークフロー
「賢人ワークフロー」は、中小から大企業まで幅広く利用している修理業務サポートサービスです。作業手順や報告フォーマットなども自由にカスタマイズ可能で、様々なビジネスシーンでの業務改善に最適なサービスが用意されています。
特に、ビルメンテナンス、ビルクリーニング会社、ガス設備の修理・点検(法定点検)などの工程管理を得意とします。インターネットへ接続する環境さえあれば、アプリケーションソフトをご利用いただけるサービスです。
サーバ購入など大がかりな準備は必要ありません。短期間で運用を開始することができます。初期投資も不要で、毎月リーズナブルな費用で運用できます。
Asana
Asanaは、チームの連携を高めながら仕事を進めることができるプロジェクト管理ツールだと言えます。
チーム内の仕事を1つの共有場所にまとめることができ、チェックを行ったりコメントを残したりすることが簡単です。
リストビューやタイムラインも用意されているため、自分の予定だけでなく他の社員やチームメンバーのスケジュールまで素早く確認することができます。
ルーティンワークを自動化できる点が大きな魅力であり、反復作業の場合は自動システムに任せることが可能です。
ドライブやチャットシステム、会議ツールなどの100個以上のアプリと連携させることができるので、すでに活用しているサービスと組み合わせながら利用することができるサービスだと言えます。
Wrike
Wrikeは、多彩な業界や業種に対応できる柔軟性のあるプロジェクト管理ツールとして有名です。
業界や業種によっては、一般的なアプリケーションが使いづらい場合がありますが、このサービスはカスタマイズ性が高く、各プロジェクトや部門の業務プロセスに最適なワークフローを作成することができるので安心して利用できます。
操作性や分かりやすさにも力を入れているサービスであり、プロジェクトの全体像が一目で把握できる、直感で操作できる仕様となっていることを知っておきましょう。
セキュリティは認証や暗号キー、ロールベースアクセス制御など複数のセキュリティシステムの組み合わせで堅牢さが実現されており、安心して利用することができます。
Trello
Trelloは少人数から大人数の企業まで利用しやすいサービスであり、人数に応じた料金プランとなっているので利用しやすいです。
ボードやリスト、カードが用意されており、クリックなどの単純作業で作業の管理や共有、資料のチェックなどを実施することができます。
ビジネスで活用されることが多いたくさんのアプリケーションと組み合わせられることも魅力的なポイントであり、これまで利用していたサービスや必要に応じて新しいサービスを追加することも可能です。
リーズナブルな料金設定になっていますが、使い勝手が良い上に必要なアプリケーションを取り入れながら、自社にとって最適な使い方を実現することができるサービスだと言えます。
Jira Software
Jira Softwareは計画や追跡などの基本的な機能が備わっている上に、便利なレポートシステムも搭載されていることが特徴的です。
リアルタイムで視覚的なレポートデータを受け取ることができ、チームパフォーマンスを分析して改善していくことができます。
SAML SSOや2段階認証、ユーザープロビジョニングの自動化などが採用されており、管理しやすさとセキュリティ性の高さの両方を実現することが可能です。
マルチデバイス対応、ビジネスアプリとの連携性も良いので、全体的な使い勝手が良いツールだと言えます。
有料契約の無料トライアルも用意されているので、まずは内容や操作性などを確認することができ、サービスに納得できた状態で契約することが可能です。
Pace(ペース)
Pace(ペース)は、日報を活用した工数管理ツールであることが特徴的だと言えます。
毎日入力される日報情報を元にして、案件ごとの利益がリアルタイムで視覚化されるので、会社の状態を一目で把握することが可能です。
採算状況の瞬時な把握、作業の効率化、赤字案件への対策などが全て実施できるので、多彩な悩みを解決することができるでしょう。
複数の事業を展開している場合は、事業別に集計することができ、利益率の高い事業を特定することもできます。
作業分析機能や集計機能、利益シミュレーション機能などの便利機能が用意されているので、このプロジェクト管理ツール1つだけで様々なことを実施することができて便利だと言えるでしょう。
Microsoft Project
Microsoft ProjectはMicrosoftが提供しているプロジェクト管理ツールだと言えます。
ファイル共有や会議、チャットなどに便利なMicrosoft Teamsとの相性が良く、これらを組み合わせることによって大幅な業務効率向上が期待できるはずです。
日本だけではなく海外でも積極的に利用されているサービスなので、チームメンバーが海外にいるような場合でも問題なく利用することができます。
シンプルな内容なので操作しやすく、ワークフローも自動で作成することができるので便利です。
アナリティクス機能も優れており、戦略的な目標の決定や分析にも役立てることができます。
クラウド型とオンプレミス型の両方が用意されているので、希望のタイプで利用することが可能です。
Brabio!
Brabio!はシンプルで簡単に利用することができるプロジェクト管理ツールだと言えます。
便利な機能を簡単にするための工夫が施されており、プロジェクト横断ビュー、ExcelやCSVの入出力、進捗状況の入力管理、プロジェクトサマリーなどを気軽に利用することが可能です。
視覚的に情報を得やすいサービスであり、チームメンバーの忙しさが棒グラフで表示され、一目で手が空いている人を探すこともできます。
企業間で利用することもでき、外注先の担当者や取引先とも共有することができて便利です。
他にも大容量のファイル共有が可能な点、Googleが基盤のセキュリティで安心感がある点、クラウドで利用できるためサーバーが不要である点などが魅力的なポイントだと言えます。
monday.com
monday.comは、あらゆる情報を1つのスペースで管理することができるプロジェクト管理ツールであり、用意されているテンプレートを利用すれば数分で利用設定を完了させることが可能です。
導入が簡単であるだけでなく、優れた自動化システムも搭載されているため、反復作業はシステムに任せてヒューマンエラーを防ぐこともできます。
サポート体制も優れており、365日いつでもサポートが受けられるので安心です。14日間の無料トライアルが用意されているため、本契約を結ぶ前に実際に使って自社に向いているかどうか判断することができます。
世界の様々な利用しているので、支社が海外にもあるようなグローバルな企業におすすめのサービスです。
Clarizen
Clarizenは、いつでもどこでも進捗状況をクリアにできることを目的としているプロジェクト管理ツールであり、メンバー全員が同じプラットフォームを利用することができます。
分かりやすい進捗状況の表示により、チーム全員が状況を即座に判断できるようになっていることが特徴的です。
業務効率を向上させるための工夫やプロジェクトを改善するための工夫が取り入れられているので、スムーズに業務がこなせるだけでなく、顧客の満足度に繋げることもできます。
独自のワークフローの追加やカスタマイズを実施することもできるので、自社やチームに最適なワークフローを活用することが可能です。
30日間という長期トライアル期間が設けられている点も嬉しいポイントだと言えます。
Smartsheet
Smartsheetは透明性の高いリアルタイムレポーティングが特徴的なプロジェクト管理ツールです。
信頼できる情報を素早く獲得することができるので、チームで大切な情報を瞬時に共有することができます。
社員だけで利用するのではなく、社外の人を共同作業者として招き入れ、一緒に閲覧や編集を行うことも可能です。
主要なビジネスアプリとの連携性が良く、多くの企業で利用されているアプリを組み合わせて使うことができます。
セキュリティの高さにも定評があり、実際に利用した世界各国の様々な企業が堅牢なセキュリティ性のあるサービスだと判断していることを知っておきましょう。
お試し無料プランも用意されているので、便利さを確認してから利用するかどうか決定できます。
Jector
Jectorは見える、育つ、守られるの3つのコンセプトを大切にしているプロジェクト管理ツールです。
場所や時間を問わずに全てのデータやアイデアを確認できること、コメント機能などを活用して共有アイデアをブラッシュアップできること、堅牢なセキュリティで機密性が高い情報でもしっかり守られることが特徴的だと言えます。
特にクリエイターに特化したサービスとなっており、実際にアニメ制作会社や放送会社、動画配信サービスや新聞社など、映像制作や情報発信を行っている企業が多く活用しているサービスです。
クリエイター向けのプロジェクト管理ツールを希望するのであれば、Jectorを選ぶことで高いパフォーマンスを期待することができるようになります。
Time Krei
Time Kreiはタスクに紐づけた実績管理が特徴的であり、知りたいと感じる人が多い部分をしっかりと視覚化しているプロジェクト管理ツールです。
プロジェクト内容や業務内容、進捗状況などのあらゆる情報が分かりやすく可視化されているので、作業効率の向上が期待できます。
社員の業務進捗状況を把握したい、それぞれのタスクごとの進捗状況を明らかにしたい、各業務のコストを知りたいという悩みを抱えている場合に便利だと言えます。
個人のスケジュール表では実施できなかった多角的な把握が可能となり、日時ごとに社員が何をしているか瞬時に把握できるでしょう。
予定の管理だけではなく実績の登録もできるので、ギャップを認識して業務を改善させることができます。
クラウドログ
クラウドログはクラウド型の工数管理及びプロジェクト管理ツールです。
工数からプロジェクトの損益が自動的に可視化されるので、少ない操作で必要な情報が得られます。
カレンダーでドラッグとドロップ操作をするだけで、直感的に工数が入力できますし、プロジェクトや業務についてのレポートも自動で作成されるので便利です。
導入時にはデータを移行する必要が生じるケースが多いですが、Excelから簡単に移行できるシステムが搭載されていますし、データ連携でクラウドログの内容を会計システムにも反映させることができます。
14日間は無料でお試しできる上に、無料有人チャットサポートも用意されているため、使い勝手をじっくりと吟味してからサービスを利用するかどうか決めることができるでしょう。
Stock
Stockはチームの情報を便利な形で簡単に残すことができます。チャットだと情報が流れてしまいますし、ファイル管理ではアクセス性の悪さやデバイスによる不便さを感じる可能性が高いです。
Stockはシンプルで情報が流れない仕組みが採用されており、必要な情報を手早く手に入れたり共有したりすることができます。
誤削除防止サービスやメール自動転送機能もありますし、ビジネスチャットツールで流れてしまうメッセージをこちらに保存するという機能もあるので便利です。
サポート体制も安心感があり、利用上の疑問や質問は遅くても1日以内に回答してもらうことができるので、素早い対応が期待できるサービスだと言えます。手軽に社内やチームの情報を管理したい場合にピッタリです。
ツールを活用するポイント
プロジェクト管理ツールはとても便利ですが、最大限に活用するためには2つのポイントを押さえておく必要があります。
まずはツールに必要な情報を正確に入力することが大事です。既に他のシステムを利用している場合は他のシステムと連携させる可能性が高いですが、その際に二重入力のようなトラブルが起こる可能性があります。
気がつかないまま放置していると、正確に管理することができない、間違った情報を取り扱ってしまうトラブルが起こるので危険です。
ツール設定と使い方も重要であり、事前にそのツールの設定や利用方法についての理解を深めておく必要があります。
操作性が良いものはスムーズに使い始めることができますが、最初に詳細な使い方を理解しておくことで、より円滑に利用することができるでしょう。
プロジェクト管理ツールを導入する際には社内全体で研修をするなど、設定と使い方を全員が把握しておくことが大事です。
プロジェクト管理・工数管理ツールまとめ
プロジェクト管理の課題やプロジェクト管理・工数管理ツールのメリット、選ぶ時のポイント、ツール10製品をご紹介しました。
プロジェクト管理・工数管理ツールの導入や運用では、働き方改革を踏まえた業務効率化や作業負担の軽減を目的として導入したのに、実際に導入してみると逆に作業負担が増えた、またはコストがかかったなど、プロジェクトチームの士気を下げてしまうというデメリットに悩む場合があります。
大切なことは経営者・管理者に有用なだけでなく、タスクやスケジュール、進捗状況を入力する使用者やメンバーにとっても使いやすいツールを選ぶことです。
可能な限り扱いやすいツールを選ぶこと、実際に業務に携わるメンバーにヒアリングをして、相談しながら導入を進めること、トライアル版を活用してコストを最小限にすることも忘れないようにしてください。