【おすすめ10選】テレワークなどセキュリティに欠かせないリモートアクセスの選ぶポイントとおすすめサービスを解説!

最終更新日 : 2020-10-27 Box

テレワークで注目されているリモートアクセス

新型コロナウイルス感染症が日本中に広まり、自宅で仕事をするテレワークが推奨されるようになりました。

大勢の人が集まるオフィスや通勤電車などでは、新型コロナウイルスに感染するリスクが高いからです。

そういったリスクを下げるため、オフィスに行かずに自宅で仕事をする人が増えています。元々都心部などでは、通勤時間帯に電車が満員になって非常に混雑するといった問題もありました。

テレワークを導入する企業が増えれば、通勤電車の混雑緩和も実現できるかもしれません。また、テレワークは地震や台風などの災害時にも役立つと企業からも注目されています。

そしてテレワークと共に導入されるようになったのが、リモートアクセスです。リモートアクセスとはどのようなものなのかを詳しく紹介していきます。

リモートアクセスとは?

リモートアクセスとは、インターネット回線や電話回線を通して離れた場所から会社のパソコンやネットワークに接続することをいいます。自宅でテレワークを行う際に便利に活用できますし、出張先や外出先などでも利用できるのが特徴です。

離れた場所にいても、オフィスにいる時と同じようにファイルを閲覧したり修正したりすることができます。

客先に訪問する前に、出先で資料を修正したり最新のデータをチェックしたりすることも可能です。

オフィスにあるパソコンの電源を入れておけば、離れた場所にあるパソコンから接続できるようになっています。リモートアクセスの品質や速度は、使用する回線の状態によって決まります。

リモートアクセスを行う方法とは?

リモートアクセスを行うには、まずリモートアクセス環境を構築しなければなりません。その方法には、RAS(Remote Access Service)とVPN(Virtual Private Network)の2種類があります。

RASは自宅など離れた場所にあるパソコンからインターネット回線を経由しRASにアクセスして、社内のパソコンやネットワークに接続する方法です。

インターネット回線は色々な人が利用するので、通信データを見られてしまったり不正アクセスの被害にあうリスクもあります。

そのため強力なセキュリティ対策が欠かせません。VPNは社内ネットワークに接続するための専用の通信環境のことをいいます。

外部からのアクセスを防ぐのに効果的で、認証を行わないとVPNを使用できないようにすることもできます。

リモートアクセスのメリット

リモートアクセスのメリットは、何といっても会社内にいなくても業務を進めることができることです。

帰宅した後にやり残した仕事を思い出した場合でも、わざわざ会社に戻る必要がありません。移動中の電車の中で作業をすることもできますし、隙間時間にカフェなどで仕事を行うこともできます。

それからUSB等でデータを持ち出す必要がないので、紛失するといったリスクも低く抑えられます。

また、妊娠していて電車での通勤が辛いという人や介護など家庭の事情で出勤するのが難しい場合でも、自宅で仕事ができるということもあります。

それから出社する必要がないので、電車やバスなど公共交通機関を利用しなくて済みます。その分の通勤費も省けコストの削減につながります。

リモートアクセスサービスを選ぶポイント

リモートアクセスサービスを提供している会社は色々ありますが、選ぶ際にはセキュリティ対策や利用環境、料金などを比較して選ぶ必要があります。

セキュリティ対策は非常に重要で、2段階認証やワンタイムパスワードといったシステムが備わっているのか等もポイントになります。

利用環境で注目するのは対応しているOSです。対応しているOSが限られていると、自分のパソコンは対象外ということがあり得ます。

料金は使い方に応じて最適なところを選ぶ必要があります。従量課金型はサービスを利用した分だけ料金が発生しますし、定額型はいくら使っても支払う金額は毎月一定になります。

どちらがいいかは使用状況によって異なるので、事前にきちんとシミュレーションを行うことが大切です。

おすすめのリモートアクセスサービス10選

リモートアクセスサービスは色々ありますが、その中でもおすすめのリモートサービスを紹介します。

セキュリティ対策に優れ、料金も明瞭で利用環境も整っているサービスばかりです。

magicconnec

magicconnec(マジックコネクト)は、使いやすさと高セキュリティを実現したクラウド型のリモートアクセスサービスです。

10,000社以上が導入している実績があり、万全のセキュリティが構築されています。例えば、ユーザー名やパスワードにはハードウェア固有情報・電子証明書を組合わせた多要素認証を行い、会社のパソコンへの不正接続を防止します。

社内のパソコンやサーバーにある情報ファイルは一切持ち出せないファイル転送禁止機能があるので、情報漏洩を防げます。ウイルスの侵入も防げますし、使いやすさも追求してあります。

TeamViewer

TeamViewerは、複数のプラットフォームやデバイス間でリモート接続を行うことができます。ノートパソコンやスマートフォン、タブレット端末からデバイスにアクセスできるようになっています。

TeamViewerをシステムサービスとしてインストールすると、いつでもサーバーにアクセスできる仕組みです。VPN程費用をかけることなく、高いセキュリティを実現することができます。

IIJ GIOリモートアクセスサービス

IIJ GIOリモートアクセスサービスは、自宅や外出先等からインターネット経由で社内ネットワークやIIJサービスにアクセスすることができる高品質なクラウド型リモートアクセスサービスです。

テレワークに必要な機能が充実しており、なりすましや不正アクセスを防ぐ強固なセキュリティ機能もあります。

ワンタイムパスワード(マトリックス認証)を始めとし、接続時間帯・接続元IPアドレス・サービス単位等きめ細やかにアクセス制御を行います。

それにより安全なリモートアクセスが可能になります。

Enterpras Std

Enterpras Stdは、簡単な設定画面で高度な認証システムの構築が可能なリモートアクセスサービスです。

様々なネットワーク機器の認証を統合的に扱うことができます。また、使いやすい日本語の管理ツールもあります。ユーザー毎や所属するグループ毎に異なる返信アトリビュートを設定できるようになっています。

グループ管理機能はEnterpras Stdの特徴の1つで、組織の管理コストを下げることにも繋がります。認証機器もグループ化することができます。

それからサーバー設定もGIUで行うことができるので、RADIUSサーバーの設定経験がない人でも簡単に導入することが可能です。

その他にもプライベートCA機能やセッション管理機能、パスワードの詳細設定などを行うこともできます。パスワードに有効期限を設けたり、パスワードを連続して失敗したらアカウントがロックされる等です。

Splashtop for CACHATTOクラウドパック

Splashtop for CACHATTOクラウドパックは、リモートデスクトップ機能をクラウド形態で提供するサービスです。

短期間でテレワーク環境を構築することができます。セットアップは簡単で、アクセス端末と社内の接続端末に専用アプリをインストールするだけで行えます。

スマートフォンで二次元コードを読み込めば、安全で便利にテレワークが始められます。パソコンにログイン情報を入力する手間は必要ありません。

また、高速の画面転送が可能なので、ストレスを感じることなく効率的に作業を行うことができます。端末にデータを残さない仕様になっているので、データを他に持ち出すことはできません。

私物の端末でも安心して利用することができます。

DoMobile ASPサービス

DoMobile ASPサービスは、多数の販売実績を持つリモートアクセスサービスです。2,500社以上の企業が導入しており、企業の働き方改革にも役立っています。

非常にリーズナブルな月額料金で始められるのが魅力で、パソコンだけではなくスマートフォンやタブレット端末といったスマートデバイスから接続することもできます。

育児期間や介護期間のテレワークツールとしても活用されていますし、システムのリモート保守ツールとしても活用されています。

夜間の作業や遠隔地対応の作業負荷を軽減することができます。

SWANStor

SWANStor(スワンストア)は、販売を開始してから15年という実績を持つリモートアクセスサービスです。ユーザーから高評価を得ており、導入している企業は700社を超えています。

簡単に導入することができ、ネットワークの設定変更を行う必要はありません。難しいネットワークの知識を持たなくても利用することができます。

また、ユーザーの認証情報やログ情報、アクセス制御情報等重要なデータはファイアウォールに守られた社内に保管されているので安心です。インターネット上の共有中継サーバーには、重要なデータは存在しません。

それに加えて24時間365日体制で、監視を含めた運用が行われています。

moconavi

moconaviは、モバイル向けのテレワークプラットフォームです。これまでに700社以上のテレワークを支援してきた実績を持っており、ユーザー数は26万人にものぼります。

あらゆる業務ツールと連携する安全なテレワーク環境を提供しています。端末にデータを保存しない仕組みを採用しているので、紛失や盗難による情報漏洩のリスクが解消されました。

リモートでデータ削除や端末管理を行う必要がありません。また、様々な他社サービスと連携しており、いつも使うデバイスでいつも使うサービスをmoconavi上で利用することができます。

外出先でもまるでオフィスにいるような環境で快適に仕事を進めることができます。

VALTEC SWAN

VALTEC SWANは、簡単に設置することができ高セキュリティも実現しているリモートアクセスサービスです。

テレワークに利用するのに最適で、在宅勤務時やサテライトオフィス勤務時に自分のパソコンから社内で使用しているパソコンに安全にアクセスすることができます。

経理システムや会計システム、クラウドサービス等にもアクセスできるようになっています。ノートパソコン等の個人の端末には、保存を禁止することができます。印刷や画面コピー等も禁止できるので、個人の端末にはデータが一切残りません。

それにより情報漏洩を防止することができます。VALTEC SWANには、グループ単位やユーザー単位でアクセス可能なアプリケーションや社内リソースを制御できるアクセス管理機能も付いています。

設定された回数、ログインに失敗すると一時的にロックして利用を禁止できるパスワードロック機能もあります。

デジタルスフィアA‐R‐S

デジタルスフィアA‐R‐Sは、充実した機能を備えたリモートアクセスサービスです。日本語に対応しており、PC制御機能・セッションタイムアウト機能・パスワードロック機能・ログ管理機能など様々な機能が搭載されています。

導入するのが簡単で、在宅で仕事を行う環境が整います。

リモートアクセスまとめ

リモートアクセスはテレワークの普及に伴って注目されており、今後も導入する企業が増えることが予想されます。

様々な会社がリモートアクセスサービスを提供していますが、その中でもおおすすめなのは高セキュリティを実現していて使い勝手も良いリモートアクセスサービスです。

使用している端末にデータが残らないなど、情報漏洩のリスクが解消されています。

また、パソコンだけではなく、スマートフォンやタブレット端末等からもアクセスできるものが多いです。

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