おすすめのオンラインストレージ30選!比較ポイントと選び方を解説!

最終更新日 : 2020-12-17 Box

インターネット上にデータが保管できるオンラインストレージサービスは、テレワークや在宅ワークに必須のアイテムです。

他のスタッフとファイルを共有することで業務効率を向上させたり、大切なデータを安全にバックアップすることができるからです。

オンラインストレージは個人的に写真や動画を撮影して誰かと共有する場合にも、便利に活用できます。

いずれにしても、自分に合ったオンラインストレージを選ぶためには用途やコストパフォーマンスを考えて比較・検討をする必要があります。

ここでは、オンラインストレージの種類や上手な活用方法、比較をする際のチェックポイントをご紹介します。

オンラインストレージとは

オンラインストレージとは使用する端末に内蔵または接続している記憶装置(例えばPCのHD・スマートフォンの内臓ストレージ・USBメモリやSDカードなどの外部メモリ)ではなく、インターネット上のサーバーにファイルを保存することができるサービスです。

ファイルを保存する時はインターネットを通してアップロードを行い、データを読み込む時にはダウンロードをします。オンラインのサーバーにファイルを保存すれば端末のディスク容量が節約できますし、異なるデバイス間でファイルの送受信が可能になります。

顧客企業から預かったファイルを保管する仕組みをクラウドストレージと呼び、外注方式でデータの保存・転送が依頼できるサービスです。

最近は自前のファイルサーバーを設置せずにクラウド型のサービスを利用する会社が増えているので、オンラインストレージのことをクラウドストレージと呼ぶこともあるようです。

法人向け・個人向けオンラインストレージの違い

オンラインストレージ(クラウドストレージ)の用途として個人向けと法人向けの2種類に分けることができ、データ保存容量・セキュリティ機能・料金などの違いがあります。

個人向けのサービスは1契約で1つのアカウントしか発行できず、保存容量や使用できる機能が少ないという特徴があります。

これに対して法人向けのサービスはデータの保存容量が大きく、セキュリティやデータ共有機能が充実していて、1つの契約で多くのアカウントを発行することが可能です。

ビジネスにおけるオンラインストレージ導入の必要性

ビジネスにおいてペーパーレス化が進んでおり、簡単な文書作成やミーティングの資料・報告書・経理・顧客管理・取引先との間の文書交換・役所関係の届出、などのためにデジタルデータが用いられています。

文書・資料やその他のデータはPCのファイルとして保管され、必要に応じて編集作業や送受信などが行われます。

業種に関係なくビジネスの世界では多くのデジタルデータを作成して安全に保管することが求められています。

ファイルをPCに保存すると社内で情報を共有する際に支障をきたすことがあり、紛失やデータ流出のリスクもあります。

オンラインストレージを導入すれば、社内でデータを共有したり万一の場合に備えて安全にバックアップの保存ができるというメリットがあります。

メールで送受信できないような大容量のファイルをやり取りしたり、他の社員とデータを共有すれば在宅ワーク・リモートワークの業務効率の向上につながります。

作業効率の向上やデータ紛失のリスクを回避するためには、オンラインストレージを導入することは必須といえます。

オンラインストレージの活用方法

オンラインストレージサービスでは、データの暗号化・大容量のファイルの送受信・学区アップ・共有、などの便利な機能が提供されています。

ここでは、ビジネスの分野におけるオンラインストレージの活用方法をいくつかご紹介します。

(1)社内・社外のファイル共有

オンラインストレージを利用すれば業務に関係するデータを一元的に管理することができ、関係者で共有することができます。

アクセス権限を設定すれば、社内・社外用のそれぞれでファイルを共用することが可能になります。

(2)資料・大容量の動画の保存

オンラインストレージを活用すれば、セミナーや会議の動画を撮影してデジタルデータの形で保管・共用することが可能になります。

PCのディスクに保存できないような大容量の資料も、オンライン上で安全かつ便利に保管・管理ができます。

(3)ウェビナー・セミナーの資料配布

オンラインストレージのファイル転送機能を活用すれば、ダウンロード用のURLを作成してメールで送信するだけで簡単にファイルを配布することができます。

メールに添付できないような大きなサイズの画像や動画データも配布できるので、オンラインストレージはウェビナー・セミナーの資料配布にも必須のツールです。

(4)データのバックアップ

オンラインストレージのデータセンターは地震などの災害対策が施されていますし、複数の拠点にバックアップが保存されています。

このため、オンライン上にデータを転送・保存することでバックアップ目的でも使用ができます。

オンラインストレージ導入のメリット

ビジネス向けのオンラインストレージのサービスは、効率的な業務遂行に役立つ便利な機能を備えています。

ここでは、業務用のオンラインストレージを導入することで得られる管理者・ユーザー双方のメリットをいくつかご紹介します。

■使用側のメリット

(1)ファイルの共有・共同作業が簡単にできる

デジタルデータを作成・編集・送受信をするユーザーであれば、オンラインストレージを活用することで簡単に他のスタッフとの間でデータの共有ができるというメリットがあります。

メールで送受信をしなくても各スタッフのPCから同じファイルにアクセスして閲覧や編集作業をすることで、簡単に共同作業をするのに便利です。

リモートワークや在宅ワークでオフィスにいない社員もオンライン上で同じファイルを共有することができるので、業務の効率化につながります。

(2)複数の端末からどこでもアクセスできる

オフィスにあるPCにデータを保管すると、別のPCやモバイル端末などでファイルにアクセスして閲覧・編集をしたい場合は、USBメモリやメールなどを利用してデータを別の端末に転送する必要があります。

オンラインストレージ上にデータを保管しておけば、使用する端末や場所を変えても同一のアカウントでログインするだけで簡単にファイルにアクセスすることが可能になります。

編集作業をする場合は、オンライン上のサーバーに最新版のファイルをアップロードしておけばOKです。

■管理側のメリット

(1)データを一元管理できる

オンラインストレージを活用すれば、業務に関係する書類や資料などのデータを全てオンライン上に1つにまとめて一元管理をすることが可能です。

データを一元管理すれば上司(管理者)が業務に関係する資料を検索・閲覧したり、重要なファイルを安全に保管・管理することができます。

ファイルを1箇所にまとめることで、社員が使用している各PCに業務に関係するファイルが散逸するのを防ぐことができ、社員間でデータの受け渡しをする手間が省けます。

(2)コストを抑えて利用できる

社内にファイルサーバーやデータを保管するためのPCと大容量のハードディスクを設置する場合は、機器を購入したり管理・メンテナンスをするためのコストがかかってしまいます。

クラウドストレージのサービスを導入する場合は初期費用はかかりませんし、負担するコストは月々の利用料金だけです。法人向けのオンラインストレージでは使用量に応じて料金プランを選ぶことができるので、コストを抑えてデータの保管・共有・転送サービスが利用できます。

(3)バックアップの自動化

個別のPCにデータを保存する場合は、PCの故障や紛失などのトラブルに備えて定期的にデータのバックアップ作業を実施する必要があります。

オンラインストレージを使用すること自体がバックアップをすることになり、大切なデータを安全に管理することができます。

一部のクラウドストレージのサービスは同期機能が提供されているので、この機能を活用すれば社員用のPCで取り扱われているファイルのバックアップ作業の自動化ができて便利です。

(4)災害などトラブル時の回避

オンラインストレージのサーバーはオフィスから遠く離れた場所に設置されていて、地震やその他の自然災害に備えた対策が施されています。

大規模な自然災害が発生して社屋が被害を受けた際も、サーバーに保管されたデータは安全に守られます。データが無事に保存されていれば、災害が発生して会社が被害に遭った場合でも早期に復旧させて通常の業務に戻ることができるでしょう。

ちなみに自前のファイルサーバーを用意して災害対策をする場合は、多額のコストがかかってしまいます。

オンラインストレージ導入のデメリット

オンラインストレージには多くのメリットがありますが、いくつかのデメリットも存在します。

クラウドサービスを利用するデメリットとして、サービスの内容や機能が自由にカスタマイズできない・システム障害時の対応や災害対策などが全てベンダー任せになってしまう・ファイルの送受信や保管の際の情報漏えいのリスク、などが挙げられます。

オンラインストレージには便利な機能が備わっていますが、あらかじめパッケージング化されたサービスを利用することになるので、自由にカスタマイズをすることができません。

クラウドサービスではデータ管理を外注するので自社でサーバーの管理や災害対策をしなくても済むという利点があるものの、トラブルが発生時の対応が運営会社任せとなってしまいます。

オンラインストレージに機密データを保存すると、送受信時や保管中に第3者に傍受されて情報漏えいのリスクがあります。

もしもクラウドサービスの過失で個人情報やマイナンバーなどの機密情報が流出した場合、依頼した側も一定の責任を負うことになります。

オンラインストレージを選ぶ時のポイント

法人向けのオンラインストレージのサービス内容や費用は会社やプランごとに違いがあるので、自社のニーズに合ったプランを選ぶことが大切です。

ここでは、法人向けのオンラインストレージのサービスを比較して選ぶ際のポイントを解説します。

(1)保存できるデータ容量

オンラインストレージの主なサービスはファイルを安全に保管することで、プランごとに保存容量や1ファイルあたりの最大サイズの上限が定められています。

便利に利用するためには十分なデータ容量を確保する必要がありますが、容量が大きくなるとそれだけコストがかかってしまいます。

オンラインストレージを比較・選定する際は、使用する予定のデータ容量や取り扱うファイルサイズを考慮することが大切です。

大容量のデータを保存したい場合は、単位データあたりの料金を比較するようにしましょう。データ容量ごとに複数のプランが用意されている場合は、利用開始後に必要に応じてプラン変更をして最適な容量を選ぶ方法もあります。

(2)セキュリティ面

オンラインストレージを利用する場合は、取り扱うデータの種類や機密性に応じてセキュリティレベルを比較・検討する必要があります。

高い機密性が求められないファイルを保管する場合は、最小限のセキュリティでデータあたりのコストが低いサービスやプランを選択することができます。

顧客リストなどのように高い機密性が求められるデータを保管したい場合は、セキュリティレベルが高いオンラインストレージを選択する必要があります。

セキュリティレベルが高いと利便性が低くなったりコストがかかるので、取り扱うデータの種類に応じてプランを選ぶことが大切です。

セキュリティ関連の機能を比較する際のポイントは、送受信時や保管の際の暗号化処理・VPN(仮想プライベートネットワーク)の有無・認証方法やユーザー権限の設定・ファイルサーバー(データセンターの設置場所)、などです。

(3)費用

オンラインストレージの利用料は月単位または年単位で発生し、サービスを利用する間は費用を負担し続ける必要があり、毎月の固定費を負担することになります。

オンラインストレージを比較する際は、継続的に利用料を支払い続けられるか

どうかもきちんとか確認するようにしましょう。

オンラインストレージの利用料金は、サービス内容(機能など)やデータ容量・ユーザー(アカウント)数・会社の規模などに応じて決められます。

不要な機能が含まれていたり容量が大きすぎると余分の費用が発生するので、自社で必要とするスペックに合ったプランを選ぶことが大切です。

(4)無料プランの有無

法人向けのオンラインストレージの中には、データ保存容量や機能が限定された無料プランが用意されている場合があります。

無料プランはお試し用という性格がありますが、個人事業主や規模の小さな会社で容量が少なくても問題がない場合は無料プランからスタートする方法があります。

無料プランはサポートやサービス内容が限定されているものの、コストがかかりません。初めてオンラインストレージを利用する際は最初に無料プランを利用して、必要であれば有料プランに切り替えるといった使い方もおすすめです。

(5)対応デバイス

法人向けのオンラインストレージはセキュリティ機能を重視しているので、アクセスが可能なデバイス(端末)やOSの種類が限られているケースが少なくありません。

中には最新のOSにしか対応していなかったり、モバイル機器からアクセスができないサービスもあります。

オンラインストレージを比較・検討する際は、自社で使用しているデバイス(OSのバージョンやモバイル端末)に対応しているかどうかをきちんとチェックするようにしましょう。

(6)必要な機能があるか

オンラインストレージを利用する目的や使う機能は会社ごとに違いがあるので、業務遂行のために必要とする機能を備えたサービス・プランを選ぶことが大切です。

サービスの中に使わない機能が多く含まれていると無駄なコストを負担することになるので、不必要な機能が含まれていないかどうかもきちんと確認する必要があります。

特に機密性の高いデータを扱う場合は、セキュリティ機能の有無を重点的に比較・チェックするようにしましょう。

(7)利用時の操作性

オンラインストレージの使い方は会社ごとにさまざまですが、どのような用途で使用する場合でも業務効率が向上するようなサービスを選ぶことが大切です。

多くの便利な機能が付いていても、操作性が悪いと作業効率が低下してしまう恐れがあります。画面構成・取り扱うデータの種類・業務内容などによって操作性の良し悪しや作業効率に違いが出ることがあります。

オンラインストレージを比較する際は、無料のお試しプランを活用するなどして実際に使ってみた上で判断することをおすすめします。

(8)サポート体制

クラウドストレージは他社が提供するサービスを利用することになるので、操作方法が分からなかったりシステム障害などのトラブルが発生した際にサポートデスクに問い合わせをする必要があります。

サービスごとにサポート体制に違いがあり、365日24時間体制で対応してもらえるようなプランもありますし、平日の営業時間中しか対応してもらえない会社もあります。

海外の会社が運営しているサービスを利用する際は、日本語でのサポートが受けられるかどうかをきちんとチェックすることも大切です。

おすすめのオンラインストレージ比較30選

法人向けのオンラインストレージのサービスはたくさんあり、データの保存容量・セキュリティ機能・料金などの点で違いがあります。

ここでは、ビジネスにおすすめの法人向けオンラインストレージのサービスの特徴を比較・紹介します。

Google Drive

Google DriveはGoogle社が運営するオンラインストレージサービスで、個人用としてだけではなくてビジネスでも便利に利用できる機能が備わっているという特徴があります。

Googleアカウントを登録すれば無料で15GBまで利用でき、有料プランに加入することで容量を増やすことが可能です。

Google Driveはデータを保存するだけでなく、無料プランでも共有・転送や編集機能が付いてます。PDF変換や文字認識機能も搭載しているので、オンライン上で簡単に文書の作成やPDF変換などの作業ができます。

セキュリティが強固で操作方法が簡単なので、オンラインストレージを初めて利用する方にもおすすめのサービスといえます。

Dropbox Business

Dropbox Businessは個人事業主や中小企業向けに月額1,250円のコンパクトなプランが用意されているので、低コストでオンラインストレージを導入したい経営者におすすめです。

大企業でも部署内でファイル共有をしたい場合に、Dropbox Businessを活用することができます。

手頃な料金で利用できますが、ファイル復元・権限の詳細設定・共有フォルダ、といった便利な機能が含まれています。

SlackやZoomなどのコミュニケーションツールと連携させることも可能で、在宅ワークをする際にも便利です。

Dropbox Businessは費用対効果が高くてコストパフォーマンスに優れており、少ない費用で業務効率を向上させることができます。

OneDrive for Business

OneDrive for Businessはマイクロソフト社が提供する法人向けのオンラインストレージサービスで、出張中や在宅ワークなどでオフィス以外の場所で仕事をする際に便利な機能が充実しています。

このサービスの最大の特徴はMicrosoft365と連携させることができることで、サインインするだけでオンライン上でOfficeツールを利用して作業ができます。

データ保存容量は1アカウントにつき1TBまでで、場所や端末を選ばずにいつでも大容量のファイルを扱うことが可能です。

操作方法は個人向けのサービスと似ているので、Windowsユーザーで個人向けのOneDriveを使用している方であれば、すぐに使いこなすことができます。

box

boxは米国の会社が提供するビジネス向けのオンラインストレージサービスで、世界的に人気が高いという特徴があります。

人気の理由は、比較的低価格で容量無制限プランが利用できることと、セキュリティが高いことの2つです。ビジネス向けのプランだと、月額1,800円(1アカウント)のBusinessプランでもストレージのデータ容量無制限(1ファイルあたりの最大サイズは5GB)で利用できます。

規模の小さな事業所でサイズの大きなデータを保管したり転送したい場合は、boxのビジネスプランがおすすめです。

boxはセキュリティレベルが高いことでも定評があり、これまで全世界で66万社以上で採用されてきたにもかかわらず、重大なセキュリティ事故は発生していません。

Box over VPN

Box over VPNは、日本の大手通信会社であるNTTコミュニケーションズによって提供されている企業向けのクラウドストレージサービスです。

データセンターは日本国内に設置されており、ヘルプデスクは24時間365日体制で各種相談やトラブルなどの受け付けを行っています。このサービスではVPN(仮想プライベートネットワーク)によりデーターの送受信が行われるので、ファイル転送時の情報漏えいのリスクが非常に低いといえます。

ストレージ容量には制限が設けられておらず、容量を気にせずにデータの保管や転送サービスが利用できます。

Box over VPNはセキュリティと信頼性が高いことで知られており、国内外で95,000社以上の企業にクラウドサービスを提供してきた実績があります。

Fleekdrive

Fleekdriveは、他のユーザーとファイルを共有する機能が充実した企業向けのオンラインストレージサービスです。

社内と社外のそれぞれに分けて文書や資料などを共有することが可能なので、取引先に資料を提供する場合も安全かつ簡単にファイルが転送できるでしょう。

クラウド上の共有スペースは社内と社外に分離されており、社内向けのスペースには便利なワークフロー機能が設けられています。

これにより、社員が作成したアップロードした文書を自動的に管理者(上司)の承認を得るという一連の流れが自動化されます。

Fleekdriveは便利なPDF変換機能も搭載しているので、ワープロソフトで作成したファイルから自動的にPDF文書が作成されます。

GigaCC ASP

GigaCC ASPは、日本ワムネット株式会社によって提供されている法人向けのオンラインストレージサービスです。

データの保存・共有・転送といった基本的な機能に加えて、他のサービスと比較して高い自由度でワークフローを設定することができるという特徴があります。

社員が作成した文書や資料を管理者が確認して承認をするという一連の流れを、社内の体制に応じて自由に組み替えることが可能です。

GigaCC ASPには「テレワーク支援機能」も搭載しており、在宅ワークの際も他のスタッフや会社のオフィスとの間で文書や資料を共有したり、共同作業をするための環境を作ることができます。

モバイル機器(iOS)にも対応しているので、移動中や出張先でもデータを共有して業務を遂行することができるでしょう。

セキュアSAMBA

セキュアSAMBAは従業員が100名以下の中小規模の事業所での導入実績が高いクラウドストレージサービスです。

無料のお試しプラン「フリープラン」が用意されていて、最高3ユーザーでデータ容量5GB以内であれば有料版と同じ機能が利用できます。

セキュアSAMBAの特徴は、PCに接続された外部ドライブを利用するのと同じような感覚で簡単にデータの送受信ができることです。

他のクラウドサービスと比較すると操作方法が簡単で、使い慣れた環境でオンライン上にデータを保存したり他のスタッフと共有できます。

高いセキュリティ機能も充実していて、3段階ものアクセス権限設定やIPアドレス制限などにより大切なデータを守ることができるでしょう。

自動バックアップ機能を備えているので、誤操作でファイルを削除しても復元できます。

DirectCloud-BOX

DirectCloud-BOXは、社内・社外の関係者との間で大容量のファイルを転送したり共有する際に便利な機能を備えた法人向けのクラウドストレージサービスです。

取引先などの社外関係者にファイルを転送する際はリンク(ダウンロード用URL)に加えて、サーバー上でファイルを共有する機能も備えています。

部署やチーム内で共同作業を行う場合は、クラウド上に共有ワークスペースを設けることが可能です。

DirectCloud-BOXを導入すると、発行可能なアカウント数(ユーザー数)が無制限であるという特徴があります。従業員数が多い事業所でDirectCloud-BOXを活用すれば、他のクラウドサービスを利用する場合と比較して少ないコストで利用できるでしょう。

Bizストレージファイルシェア

BizストレージファイルシェアはNTTコミュニケーションズにより運営される企業向けのファイル転送・オンラインストレージサービスで、大きなサイズのファイルを転送したり、従業員の人数が多い事業所で活用することができるという特徴があります。

Webブラウザ上で1GBを超えるサイズのファイルを扱うことができるので、取引先にデータを送信する際に便利です。社内向けのワークスペースには、作成した文書や資料を自動的に上長に送信してチェックを受けたり承認を得るといった一連の流れを自動化する機能を搭載しています。

発行可能なアカウントは最大1万ユーザーと数が多いので、大企業でも導入することができます。

国内の大手通信会社が運営しているため、他のクラウドサービスと比較してセキュリティや安定性の点で大変優れています。

ixMark

ixMark(イクスマーク)は低コストで便利な機能を多く搭載している法人向けのクラウドストレージで、ライトプラン(1~20アカウント)・ベーシックプラン(21~40アカウント)・プロプラン(41~60アカウント)の3つのプランが用意されています。

1ユーザーあたりの月額料金は990円~で、他の大企業向けのオンラインストレージと比較すると少ないコストで利用ができるという特徴があります。

ixMarkは月額料金が低めに設定されているものの、共有・ファイル転送・セキュリティなどの機能が充実しており、コストパフォーマンスを重視する中小企業のおすすめです。

操作画面がシンプルなので、いつものようにパソコンでファイルを扱うのと同じ感覚でクラウド上にデータを送受信することができて便利です。

PrimeDrive

PrimeDriveは大手通信会社のソフトバンクが運営する企業向けのクラウドストレージサービスで、シンプルな画面構成で操作がしやすいという特徴があります。

大容量ファイルの保存・転送・共有や上長承認などの基本的な機能を備えていて、高い機密性を保ちつつ社内・社外で円滑に情報を共有することができます。

PrimeDriveはセキュリティ機能が充実していて、各アカウントごとにIPアドレス制限を個別に設定したり、スマートフォン・タブレット端末もユーザーごとにアクセスが可能なデバイスを登録することが可能です。

Windowsエクスプローラ上でもファイルの送受信や管理ができるので、PC内で操作をするのと同じ感覚で簡単にデータを取り扱うことができます。

Fileforce

Fileforceはファイルフォース株式会社によってサービスが提供されている法人向けのクラウドストレージサービスで、他社のサービスと比較して安全性や機密性が高いことが一番の魅力です。

データセンターのファイルサーバーは堅牢性が高く、業界最高水準の耐久性であるイレブンナイン(99.999999999%)を誇ります。

顧客企業がアップしたファイルは複数の拠点で分散管理が行われ、万一の場合でもデータは安全に守られます。ファイルサーバーは自動バックアップ機能を備えているので、ユーザーの不注意でファイルを誤消去したりランサムウェアの被害に遭った場合でもデータの復元が可能です。

クラウド上にアップロードされるデータは全てウイルスチェックが行われ、暗号化処理が施された上で保管されます。

firestorage

firestorageは個人向け・法人向けのオンラインストレージで、両方とも無料版が用意されているので実際にサービスを試してから導入するかどうかを決めることができます。

このサービスの最大の特徴はデータ保存容量が無制限であることで、大容量のファイルを共有したり転送するのに便利です。

データ容量に加えて機能面も充実しており、登録したメールアドレス宛てに通知を送信したり、アップロードした複数のファイルでも1つのURLを使用してダウンロードをする、といったことも可能です。

firestorageはWebブラウザ上でも操作ができますが、便利な専用ソフトが用意されています。

専用ソフトを活用すればアイコンをクリックするだけで自動ログインをしたり、時間のかかるダウンロード作業を夜間に実行させることが可能です。

たよれーるどこでもキャビネット

「たよれーるどこでもキャビネット」は、オフィス用品通販サイト「たのめーる」で有名な大塚商会が運営する企業向けのクラウドストレージサービスです。

このサービスではファイルの一元管理・共有・送受信といった基本的な機能に加えて、モバイル端末でFAX画像が閲覧できる便利な機能を備えています。

「たよれーるどこでもキャビネット」のデータセンターは日本国内に設置されていて、外部に委託せずに大塚商会が責任を持って管理・運営を行っています。

サービス利用開始までの手順がシンプルで、Webサイトを通して無料体験の申し込みをすると、2~3日後にIDとパスワードが発行されて利用が開始できます。

IDが発行されてから14日間は無料体験ができるので、実際にサービスを利用した上で判断ができるでしょう。

Smooth Fileクラウド

「Smooth Fileクラウド」は名古屋にある株式会社μリンクという会社が運営する法人向けのオンラインストレージサービスで、大きなサイズのファイルを社内や社外の関係者に送受信したいユーザーにおすすめです。

導入後はユーザー数が無制限なので、企業向けの他のクラウドストレージと比較してコストパフォーマンスが非常に高いというメリットがあります。

ユーザー単位で利用制限やアクセス制限などの設定ができるので、機密情報の漏えいや社員の不正行為を未然に防ぐことができます。

「外部受信機能」利用すれば、簡単な操作で取引先などの社外関係者にデータを送信できて便利です。モバイル機器用のアプリが用意されているので、タブレット端末やスマートフォンでアクセスすることも可能です。

青雲オンラインストレージサービス

「青雲オンラインストレージサービス」はアカウント数無制限の法人向けクラウドストレージサービスで、他社のサービスと比較するとデータ容量あたりの料金が安いという特徴があります。

保存容量は500GB~10TBまでで、利用料金はアカウント数ではなくてデータ容量ごとに決まります。

送受信されるデータは全て暗号化されているので、第3者に傍受される心配がありません。管理者向けの機能も充実していて、簡単な操作でユーザー・グループやデータスペースの管理作業ができます。

取引先などの外部の関係者にファイルを転送する機能も用意されているので、機密性の高いデータを安全に送信する際も便利です。

オプションサービスで、VPNやアクティブディレクトリー連携機能が用意されています。

SugarSync

大切なデータをオンライン上に保存して万一の場合に備えたい場合は、SugarSyncの法人向けクラウドサービスがおすすめです。

このサービスの特徴はフォルダ単位で自動同期をさせることができることで、普段通りにPCを操作して作業をするだけで自動的にバックアップ作業が行われます。

オンライン上に保存されたファイルは、パソコン(Windows・Mac)やモバイル端末(iOS・Android)を利用していつでもどこでもアクセスが可能です。

SugarSyncには専用のソフト・アプリが無料で提供されているので、簡単な操作でデータのアップロードやダウンロードができます。

個人向けと法人向けの2種類のサービスが用意されていますが、いずれも30日間無料トライアルプログラムが用意されています。

KDDIファイルストレージ

「KDDIファイルストレージ」は国内通信大手のKDDIが運営する法人向けのクラウドストレージ―サービスで、他のオンラインストレージと比較して信頼性が高くて低料金で運用ができるという特徴があります。

このサービスの基本コンセプトは「簡単「安全」「低価格」で、インターネットに接続された端末があればいつでもどこでもデータにアクセスしたり各種の機能が利用できます。

ユーザーアカウントの数で利用料金が設定され、1アカウントあたりの月額利用料は300円です。

1アカウントで最高10GBのデータ空間が使用でき、比較的規模の小さな事業所でも手軽にサービスが利用できます。

セキュリティ機能も充実していて、IPアドレス制限・ウイルスチェック・スワードポリシー設定、などの各機能が標準プランに含まれます。

ファイルサーバークラウドVer.3

「ファイルサーバークラウドVer.3」は株式会社クラウドテクノロジーズが運用する企業向けのオンラインストレージで、Windowsサーバーを使用しているという特徴があります。

データセンターではWindowsサーバーが使用されていることから、Windowsエクスプローラーを利用して普段のPC作業と同じように簡単にデータのアップロードやダウンロード操作ができます。

オンライン上のサーバーにファイルを保管するだけではなくてネットワーク管理も含めてワンストップ提供が行われ、監視や運用作業をまとめて委託できるというメリットがあります。

数十TB・数千ユーザーにも対応しているので、中小零細企業から大企業まで幅広く利用できます。

ownCloud

ファイルサーバーの管理・運用を外部の会社に委託せずに自社でオンラインストレージを設けたい場合は、ownCloudのプラットフォームを活用する方法がおすすめです。

ownCloudは自前でファイルサーバーを用意してプログラムををインストールする必要がありますが、運用開始後はクラウドサービスと同じように簡単な操作で便利な機能が利用できます。

Zoomなどの他のソフトウェアと連携させて使用することも可能なので、離れた場所にいるスタッフ同士がインターネット回線を通してミーティングをしたり、資料を配布することが可能です。

ownCloudは有料版と無料版が用意されており、無料版でもビジネスで必要になる基本的な機能を備えています。

TeraCLOUD

大切なデータを安全にバックアップしたい場合は、静岡に本社を置くジャストプレイヤー株式会社が運営するTeraCLOUDがおすすめです。

TeraCLOUDのサービスの特徴では、データセンターが日本国内に設置されていること、大容量ファイルでも高速転送が可能・10GBから10TBの高い拡張性・ストレージ容量の範囲内ならファイルサイズは無制限、などが挙げられます。

10GBまで利用可能な無料アカウントが用意されているので、有料プランに加入する前に実際に利用してみることができます。

保存されたファイルは自動的にバックアップが保存されるので、もしも誤操作でデータを消去してしまった場合も2週間以内であれば復元が可能です。

SmartConnect Smart Storage

SmartConnect Smart StorageはNTTスマートコネクトが運営する法人向けのクラウドストレージサービスで、データ保存容量や機能が異なる5つのプラン(ライト・ハイスピード・スタンダード・プライベート・セキュアオブジェクト)から選べます。

特に機能が限定されたライトプランは他のクラウドストレージサービスと比較して料金がかなり低く抑えられており、データあたりの単価が安いというメリットがあります。

SmartConnect Smart StorageはNTTグループの会社が提供していることから、信頼性が高いことが大きな魅力です。

低コストで大切なデータを国内のサーバーで安全に保管したい場合は、SmartConnect Smart Storageがおすすめです。

IMAGE WORKS

IMAGE WORKSは日本の富士フィルム株式会社が運営する企業向けのクラウドストレージサービスで、大きなサイズのデータ保存や共有といった基本的な機能に加えて、完成したデータの一元管理・配信・ファイルの管理と廃棄に至るまで奥の機能を備えているという特徴があります。

そのためファイル共有機能を利用してクラウド上で複数の社員が共同で作業をしたり、必要なデータを検索するのに便利です。

月額料金はミニマムプランだと15,000円と低めに設定されているので、従業員数の少ない中小企業でも気軽に導入できます。

IMAGE WORKSには無料体験版が用意されているので、実際に試してみた後で導入の是非を決めることをおすすめします。

販促倉庫

「販促倉庫」は共有やセキュリティといった基本的機能が充実した企業向けのクラウドストレージサービスで、オンライン上の仮想ドライブを利用して安全にデータを共有して業務の効率化をはかることができます。

取引先などにファイルを転送する機能を備えているので、機密性の高いデータを企業間で安全に送受信することが可能です。

販促倉庫はウイルスチェック機能が標準で付いているので、共有されたデータを介したウイルス感染を防ぐことができます。

24時間365日監視が行われているので、システム障害や何らかのトラブルが発生した際も迅速に対応してもらえます。販促倉庫にはログインアカウント単位で細かく権限設定をする機能が付いているので、部署や階級ごとにアクセスできる範囲を制限することができます。

セキュアストレージ

セキュアストレージは東京に本社を置く株式会社クロノスが運営する法人向けのクラウドストレージサービスで、名前の通りセキュリティ面で充実した機能が特徴です。

このサービスでは強固なセキュリティ対策が講じられていますが、高い利便性と低コストを両立されています。

セキュリティ対策のために、暗号化通信・クライアント証明書認証・ウイルスチェック・アクセス権限の設定・ログ管理機能、などが標準で搭載されています。

これらに加えて、オプションでIPアドレス制限や独自ドメイン(SSL)機能などを追加することもできます。セキュアストレージはマルチデバイス対応で、PCの他にもスマートフォンやタブレット端末でもアクセスが可能です。

HiQZenサービス

「HiQZenサービス」は東京に本社を置く株式会社ソリトンシステムズが運営する法人向けのクラウドストレージサービスで、強固なセキュリティ・スマートデバイス対応・充実した管理機能などの特徴があります。

HiQZenサービスには、小規模の事業所向けに低価格のスモールプラン(10ユーザー・10GB)も用意されています。セキュリティ機能には、端末認証・IPアドレス制限・暗号化・ウイルスチェック・操作ログ・ファイルの時限(指定された期日に消去される)機能、などを備えています。

PC以外にiOS(iPhoneやiPad)・Androidでもアクセスが可能で、出張中や移動中でもデータの共有・ファイル転送・バックアップなどの各機能が利用できます。

Qualitysoft SecureStorage

Qualitysoft SecureStorageは和歌山県に本社を置くクオリティソフト株式会社が運営する企業向けのオンラインストレージで、安全・安心・安価なサービスが特徴です。

月額利用料金はデータ保存容量に応じて設定され、ユーザーアカウント数に制限はありません。自由にアカウントを発行することが可能なので、一時的に派遣や契約スタッフを雇用すしてアカウント数が増えた場合でも追加料金がかかりません。

Qualitysoft SecureStorageで利用できる機能には、マルチデバイス(Windows・Mac・Android・iOS)・ファイル世代管理・デバイス認証・アクセス権限の設定・ファイルの送受信・ゲスト招待、などが用意されています。

4Sync

4Sync(フォーシンク)は4Sync Inc.が運営するオンラインストレージサービスで、個人向けとビジネス向けのいずれでも便利に利用できる充実した機能を備えています。

データ容量は1TBまで利用でき、最大で20GBもの大きなサイズのファイルをオンライン上に保存することが可能です。

PCはWebブラウザから、モバイル端末は専用アプリを利用して簡単にアクセスすることができます。同期した状態を保つことができるので、異なるデバイス間でリアルタイムにデータの共有・転送が可能です。

ファイル共有・バージョン管理・検索・コメント機能・外部ゲストの招待、などの便利な機能が利用できるので、個人事業主や規模の小さな企業などにおすすめのサービスです。

MEGA

大容量のファイルを高速かつリーズナブルに保管したり転送したい場合は、米国の会社が運営するオンラインストレージサービスのMEGA(メガ)がおすすめです。

MEGAの一番の特徴は大容量プランが充実していることで、個人向けであれば15GB(無料プラン)・400GB・2TB・8TB・16TBの5種類のプランが用意されています。

ビジネスプランは15TBまで利用可能で、転送可能な1ファイルの最大サイズには制限が設けられていません。

ビジネスプランにはユーザー管理・ビデオ会議・自動バックアップ・自動消去などの便利な機能が付いています。個人事業主の方や規模の小さな事業所であれば、個人向けのプランを活用することも可能です。

その他のオンラインストレージ7選

外部の会社が提供する企業向けのクラウドストレージサービスが多く用いられていますが、自社で専用のオンラインストレージを構築したり特定の用途に特化してクラウドサービスを活用する方法もあります。

ここでは、おすすめのその他のオンラインストレージサービスを7種類ご紹介します。

Scality RING

Scality RINGは大容量の記憶装置を備えた高価なファイルサーバーを使用せずに、廉価で購入できる汎用機を接続することでオンライン上に大容量のストレージを構築するプログラムです。

データの保存に使用するのはLinuxマシン(CentOS・RHEL・Ubuntu・Debian)で、これらのOSを搭載したPCを接続してファイルサーバーとして機能させます。

汎用機を使用することでコストを抑えることができ、数多くのマシンを使用することにより冗長性を持たせることが可能です。

いずれかのマシンが停止しても他のマシンが自動的に肩代わりをすることでサービスの提供が継続できるので、低コストで無停止運用が可能になります。

Cloudian HyperStore

Cloudian HyperStoreは自前で大容量のファイルサーバーを構築するためのプラットフォームが取り扱われており、最大で1.5ペタバイト分の記憶装置を搭載することが可能です。

冗長性を備えているのでデータは安全に保護され、個人情報などの機密情報の管理を外部のクラウドサービスに委託せずに自社のサーバー内で保管したいユーザーにおすすめです。

Cloudian HyperStoreのプラットフォームを使用して構築したファイルサーバーは直接インターネットに接続することはできませんが、ルーターを経由すればオンライン上で運用することが可能です。

Cloudian HyperStoreでは、45日間の無料トライアルプログラムが設けられています。

JECTOR

JECTORは静止画や映像の制作作業に携わるクリエーターにおすすめのクラウドストレージサービスで、データの保存や共有といった基本的な機能に加えて、映像や画像の編集ツールが充実しているという特徴があります。

料金プランは容量またはアカウントに応じたプランが用意されているので、会社の規模や使用するデータサイズに応じて最適なプランを選ぶことができます。

JECTORでは画像や動画データのプレビュー機能を備えていて、17種類のファイルに対応しています。

モバイル端末(iOS・Android)でもアクセスが可能で、ログイン時の2段階認証・IPアドレス制限・少佐品ログ管理・タイムアウト、などのセキュリティ機能を備えます。

Amazon Drive

Amazon Driveは大手通販サイトのAmazonが運営するクラウドストレージサービスで、通販サイト用のアカウントがあれば誰でも5GBまで無料でオンライン上にデータを保管することが可能です。

Amazon Driveには有料プランもあり、有料版は100GB~30TBまで用意されています。

PC版はWebブラウザを経由して利用しますが、モバイル端末でアクセスする場合は専用アプリを利用します。

これは個人向けのサービスなのでファイルを共有してチームで作業したり大容量のデータを転送することには不向きですが、バックアップだけが目的であればビジネス用でも利用できます。

簡単に操作ができて1TBを超える大容量プランが用意されているので、データ保存用に活用することをおすすめします。

tenpu

低コストかつ簡単な操作で大容量のファイルを送受信したい方は、tenpuがおすすめです。

tenpuのオンラインストレージサービスは個人向けと法人向けの2種類が用意されていて、ビジネスプランでは最大で20GBもの大容量のデータを送信することができます。

tenpuのサービス内容は非常にシンプルで、データをアップロードしてダウンロードするだけです。操作方法はとても簡単で、登録すれば誰でもすぐに利用できます。

利用料金はアカウント数に応じて3種類が用意されていて、年間あたりの費用は80,000円(2~15人)・150,000円(16~50人)・300,000(51~100人)です。オンライン上にファイルを保存したり転送するだけであれば、シンプルなサービスのtenpuがおすすめです。

COREDRIVE

一部のクラウドストレージサービスでは、Webブラウザ上でJPEGやMP4などのいくつかの主要なファイルをその場で確認できます。それでも対応していないファイル形式も多く、このような場合はダウンロードした後に専用のソフトを起動して開いて中身を確認する必要があります。

COREDRIVEはオンライン上に保管されているファイルの中身を一目で確認できるプレビュー機能を搭載していて、260種類ものデータに対応しています。プレビュー機能は各種画像編集ソフトや医療系のソフトウェアで取り扱われているファイルのほとんどが対応しており、ログインするだけでファイルの中身が一目で確認できます。

動画や音声ファイルはダウンロードをしなくてもすぐにその場で再生をすることができるので、ファイルを探す手間が省けます。

iCloud Drive

iCloud DriveはApple社が提供する個人向けのオンラインストレージサービスで、MacやiOSを使用するモバイル機器のバックアップに便利な機能が用意されています。

これは個人向けのサービスなので機能が限定されますが、バックアップだけが目的であればビジネス用途にも活用できます。

iCloud Driveには月額1,300円の2TBプランが用意されているので、少ない費用でデータを保存したい企業にもおすすめといえます。

オンライストレージ比較まとめ

オンラインストレージは機能やサービス内容がさまざまで、使用するデータ容量・アカウント数・利用目的などに応じて各社のサービスを比較する必要があります。

サービスを選ぶ際は1ユーザーまたは単位データあたりの料金に注目しがちですが、機能・操作性・安全性についても比較するようにしましょう。

データのバックアップをする目的であれば、個人向けの有料プランを活用する方法もあります。

通信速度や操作性については実際に使ってみないとわからないので、選定作業の際に無料のお試しプランを活用してみることも大切です。
 

Twitter Facebook Bing