新たなリード獲得手法としてのオンライン展示会のやり方とおすすめシステムを解説

最終更新日 : 2021-05-27 Box

近年はオンライン展示会の開催や利用が増えており、これに参加することを検討する企業は増えています。

利用企業が増加したことは最近のことなので、詳しい特徴や利用すべきサービスが分からずに困ってしまう人はとても多いです。

オンライン展示会の経験がない場合は、基本的な特徴を知ることから始めてみると良いでしょう。

基礎知識から利用がおすすめのオンライン展示会サービスまで紹介するので、導入する際の参考にしてみてください。

オンライン展示会とは?

そもそも、オンライン展示会が具体的にどのようなものであるか理解できていない人も多いですが、これはオンライン上で行うことができる展示会です。

従来の展示会は広い会場を確保し、そこに複数の企業が集まって出展するというケースが多かったと言えます。

インターネットを介して自社サービスや商品がアピールできるイベントなので、これまでのように足を運んでくれた人と顔を合わせることなく営業を進めることが可能です。

オフラインでの展示会では直接的なやり取りが欠かせませんが、オンライン展示会は動画やセミナー、資料やチャットを介して営業を進めることになる点が大きな違いだと言えます。

企業のサービス紹介はもちろんのこと、社内イベントや採用活動などで活用することも可能です。

オンライン展示会が増えている背景

オンライン展示会は新型コロナウイルス感染症が流行した2020年から急増し、現在に至るまで多くのサービスが登場しています。

従来の会場に企業と参加者が集まる方法ではコロナウイルスへの感染が懸念される3密になってしまうので、3密を回避することができるオンライン展示会の人気が高まったという背景を知っておくと良いです。

コロナウイルスがおさまるまでは高い需要が続くことが予測されますし、テレワークやリモートワークが普及したことでコロナがおさまった後もオンライン展示会の人気が続く可能性が高いと言えます。

オンライン展示会のメリット

ここからはオンライン展示会のメリットを解説するので、様々な魅力があることを知った上でオンライン展示会を利用することを検討してみることがおすすめだと言えるでしょう。

1.幅広く集客ができる

まずは幅広い集客が期待できるというメリットがあげられます。

オンライン展示会はオフラインでの開催と違って、場所や時間の制限がないです。地方や海外からも簡単に参加することができますし、台風や地震など天候や災害の影響を受けにくいことも魅力的な部分だと言えます。

会社や自宅にインターネット接続環境とデバイスがあれば良いので、色々な属性の参加者を集めやすいです。

様々な人を対象としたイベントを開催したい場合に、便利な方法だと言えます。

2.コストが抑えられる

オフラインで展示会を実施する場合よりもコストが抑えられることもメリットであり、会場のレンタル費用やブースレンタル費用、設営や装飾費用、チラシやパンフレットの印刷代を削減することが可能です。

特に大きな展示会に参加する場合はコストがかかりやすい傾向がありますが、オンラインにすればオフラインほどの費用を必要とせず、場合によっては数十万円から数百万円の節約に繋がるので、イベント開催に必要な費用を削りたい企業に最適だと言えます。

3.データを取得できる

オンライン展示会に出展するのであれば、様々なデータの取得が可能です。参加した企業や商談の数、参加したユーザーの数や属性などを確認することが可能です。

従来の展示会では人の手や目視でデータを取得したり、アンケートをその場で記入してもらったりする必要がありましたが、オンライン展示会の場合は便利なシステムやツールが搭載されています。

プラットフォームの集計機能やアンケート機能、名刺機能などを活用すれば、オフラインの場合ほど手間をかけることなく、営業やマーケティングに役立つ多くのデータを取得することができるはずです。

オンライン展示会のデメリット

便利なオンライン展示会ですが、デメリットもあります。オンライン展示会のデメリットに関しても詳しく紹介するので、注意すべき部分を知った上で利用することがおすすめです。

1.初めての場合手間がかかる

初めての場合、準備に手間がかかってしまうことがデメリットだと言えます。最初に資料や動画などの配信コンテンツを制作する必要があり、制作するためのノウハウがない場合はクオリティが高い資料や動画を用意することができません。

専門知識のある人が会社内にいなければ、開催するまでに膨大な時間がかかる恐れもあります。

2.プッシュ型営業ができない

プッシュ型営業ができないこともデメリットであり、ノベルティの配布や声かけなどを行うことはできません。

基本的にはプル型と呼ばれる待ちの姿勢の営業スタイルとなってしまうので、積極的に参加者に働きかけたい場合には不便さを感じる可能性があります。

お礼メール送信の際に役立つ資料やコンテンツを配布することは可能ですが、試供品を配ることで製品を体感してもらうというような工夫を取り入れることができないので要注意です。

オンライン展示会でできること・機能

オンライン展示会の開催を検討しているのであれば、実施する際にできることや利用できる機能を知っておく必要があります。

詳しい内容や機能を解説するので、参考にしてみてください。

1.動画、ウェビナーなどの映像配信

動画やウェビナーなどの映像を配信することができ、あらかじめ録画しておいた動画をアップロードしたり、アップロードしている動画配信サイトのリンクを展示会ブースに埋め込んだりすることができます。

リアルタイムで情報を発信できる機能が搭載されているケースもあるので、オフラインの展示会に雰囲気を近づけたい場合はリアルタイムで配信を行うことがおすすめです。

2.資料の配布

営業用の資料を配布することも可能であり、デジタルカタログやPDFがダウンロードできるように用意しておくことができます。

製品に興味を持った人がそのままダウンロードしてくれる可能性が高いです。資料請求フォームも用意できます。

3.チャット

チャットやオンラインミーティングリンクを掲載することもでき、参加者とオンラインでやり取りを行うことも可能です。

質疑応答の時間を設けることができますし、商談を実施することも可能なので、商機を逃すことなくアプローチできます。

4.データの取得

オンライン展示会では、多彩なデータを取得することが可能です。利用するシステムやツール上でユーザーがクリックした項目や滞在時間、閲覧数などが確認できるケースが多いと言えます。

アンケートや資料請求などを用意しておけば、詳細な顧客データの取得も可能となるので、顧客獲得のためにも活用することがおすすめです。

オンライン展示会を開催する方法

主に2つの方法でオンライン展示会を開催することができます。

自社で特設サイトを設け、商品や映像を表示することによって開催することも可能です。また、プラットフォームサービスを活用すれば、オンライン展示会の会場やブースを作成することができます。

そのサービス上でイベントを開催することができますし、自社だけでも他社との合同展示会でも利用することが可能です。

プラットフォームサービスを利用する場合は簡単な準備で開催できますし、プラットフォーム上でオンライン展示会を完結させることができるので、初めての場合はこちらの方法がおすすめだと言えます。

オンライン展示会開催の流れ

オンライン展示会を実施するのであれば、流れについて知っておくべきです。

具体的な流れを解説するので、オンライン展示会をスムーズに進めるためにもしっかりと確認しておいてください。

1.全体の構成の作成

まずは全体の構成となるコンセプトの設計を行うことから始める必要があります。

展示会全体のテーマを決定し、製品ごとの出展コンテンツを選定したり、セミナー登壇者やタイムテーブルを決めたりすることになるでしょう。

2.集客

集客もWebで実施することになるケースが多く、プレリリース配信やSNS、メルマガや集客用ページの制作などを行うことができます。

DMのように、従来の展示会の宣伝方法で利用していた方法を活用することも可能です。

3.コンテンツ作成・公開

決まったコンセプトに従って動画や資料などのコンテンツを作成する必要があります。

リハーサルを行ってセミナーや講演の録画を行ったり、制作を外注したりして用意することが可能です。

コンテンツが完成すれば公開することができ、参加者に動画や資料を見てもらうことができます。

4.アフターフォロー

オンライン展示会を実施したのであれば、参加者のデータ分析を行ったり、お礼メールの送信を行ったりすることが大切です。

放置しておいても顧客との良い関係は築けないので、優良顧客やファンの獲得のためにもアフターフォローを実施するべきだと言えます。

おすすめのオンライン展示会プラットフォーム

現在は、様々なオンライン展示プラットフォームを活用してオンライン展示会を実施できる状況です。

おすすめのサービスや特徴を紹介するので、自社に合ったものが選べるようにしておきましょう。

V-MESSE

V-MESSEは展示会の企画を決定すれば、後は必要機能を選ぶだけで簡単に利用できるサービスです。

イベント企画からコンテンツ制作まで総合的な支援を得ることができるので、来場者に配布する資料から映像コンテンツの作成、ウェビナースタジオの手配から撮影対応まで任せることができます。

サイト型ブースを利用できるだけではなく、フル3DCGブースや360°VRブースなどを活用して撮影を行うことも可能です。

リアルタイムでの配信機能や商談機能、チャットやアンケート機能などの基本的な機能があるので便利だと言えます。

ブース構築やコンテンツ制作などの準備から本番まで1か月利用する場合は300万円から利用できるケースが多いですが、利用する機能やオプション、使用期間で料金が異なるので問い合わせが必須です。

エアメッセ

エアメッセは立体画像によるパノラマやVRでの展示会を得意としているサービスであり、リアルな展示会に近いオンライン展示会を実施することができます。

実際に存在しているリアルな展示会ブースやショールームをパノラマ撮影して、このサービス上で表示させることも可能です。

立体画像に特化したサービスであり、これを活用しながら製品やサービスをアピールしたい企業にピッタリだと言えます。料金は初期制作費用とシステム利用料が必要であり、VR展示ブースは6万円前後から作成することが可能です。

月額料金は6千円前後から利用することができますが、それぞれの詳細価格とエントランスページの作成費用は企業ごとに異なるので、問い合わせフォームから詳細な内容を確かめるようにしてください。

DMM [SHOWBOOTH] 

DMM[SHOWBOOTH]には便利な機能がたくさん搭載されており、1対1のビデオ通話やチャットによる商談、セミナーやライブ配信、アンケートなどの機能だけではなく、オフライン展示会に近いコミュニケーションが期待できる交流ラウンジを利用することも可能です。

会場にいる人たちと現実世界で対面しているように話したりメッセージを送ったりすることができ、ユーザーに積極的にアプローチしたい企業に最適だと言えます。

料金に関しては要問い合わせとなっていますが、掲載するコンテンツは自社で企画や制作するタイプのサービスなので、これらの制作を支援してもらうための費用は不要です。

大手企業であるDMMが主体となって開催するので、有名企業が多数参加する注目度の高いオンライン展示会で自社をアピールすることができます。

WEB EXPO Master

WEB EXPO MasterはWebの知識が少ない人でも簡単にオンライン展示会サイトを構築できるサービスであり、自社だけで行う展示会から複数社が出展する大規模なものまで構築することが可能です。

パターン登録されたブーステンプレートがあるので、これを選んで紹介したい製品情報やイメージ、動画やリンクを貼りつければ簡単にブースが完成します。

来場者に対するセミナー配信の実施、ログや分析データの収集などを実施することも可能です。チャットボットと連携させることによって、リアルタイムな参加者への対応も実現できます。

初期費用は5万円、1か月の1ブース利用料は1万円なので、リーズナブルな価格で利用しやすいオンライン展示会サービスの1つです。

そのまま展示会

そのまま展示会は最先端VR技術とハイクオリティな3DCGを活用したバーチャルイベントプラットフォームサービスであり、実際のイベントに近い動画や静止画、資料や商品の展示を行うことができます。

チャットやWeb会議、カレンダー商談予約や名刺交換、メールやアンケートなどの多彩な機能が用意されているため、このサービスのみでオンライン展示会に関する作業や業務をこなすことが可能です。

導入費用は公開されておらず、直接問い合わせを行うことによって料金が提示される方式が採用されています。

リアルな展示会を実施したいと考えている場合や、高品質なオンライン展示会場を用意したいと考えている企業に最適なサービスであることを知っておくと良いです。

Addval/アドバル

Addval/アドバルは、360°パノラマビュワーで自由な空間設計ができるオンライン展示会サービスだと言えます。

臨場感のある空間を構築することができますし、リアルでは実現が難しいユニークなギミックを用意することでユーザーの興味関心を引くことが可能です。

1度作成したものは展示会ブースとして記録を残しておくことができ、リアルな画像を自社Webサイトなどで活用することができます。イベント後にアーカイブやプロモーションとして活用することができるので、非常に便利です。

専用のランディングページ制作の支援を受けることもできるので、作成に不安がある場合でも安心だと言えます。

15万円前後から利用可能とされていますが、利用する機能や支援を得たいサービスによって料金は異なるので、事前の問い合わせが必須です。

NEUTRANS(ニュートランス)

NEUTRANS(ニュートランス)はバーチャル空間で世界中のどこからでも働けるオフィス、リモートにおけるリアルな体験を提供しているサービスだと言えます。

バーチャル展示会場を用意することもでき、実際に会場に集まっているかのように製品やサービスのアピールを行うことが可能です。

3DモデルやVR、パノラマ画像や動画、PDFや多彩なファイルなどを活用することができますし、視聴はマルチデバイスに対応しています。

操作性が高いので、企業も参加する人も直感的な操作で制作したり視聴したりすることが可能です。

料金は要問い合わせとなっているサービスなので、最先端技術を取り入れたリアルに近いオンライン展示会を希望する場合は問い合わせを行ってみると良いでしょう。

zone.

zone.は15年以上リアルイベントをプロデュースしてきた会社が手掛けているオンライン展示会サービスであり、リアルとバーチャルが融合した新しいスタイルのイベントを実現できます。

BtoBの販促支援が得意なオンライン展示会プラットフォームであり、専用アプリをダウンロードすることなく利用できるので、商用利用を実現しやすいです。

オリジナルのビデオミーティングツールも搭載されており、獲得した情報をそのまま引き継いで商談を行うことができるので、ノンストレスかつスムーズな商談が可能となります。

実写撮影VRであれば55万円から、CG VRと体験の場を利用する場合は110万円から、2Dウェビナー方式であれば110万円から利用可能です。

MASE Event Terminal

MASE Event Terminalは登録後のフォローアップもあるので、オンライン展示会の企画や登録、開催までスムーズに進めることができます。

出展者と来場者のマッチング機能があるので、自社の製品やサービスにマッチする来場者に参加してもらうことが可能です。

商談化率や商談成功率アップのための仕組みがあるので、確実な成果を出したい場合にもおすすめだと言えます。

イベントの集客状況や反響、マネタイズなどの可視化を実現することもでき、費用対効果を把握しやすいことも嬉しいポイントです。

利用料金やプランは公式ホームページの問い合わせフォームから連絡することで、自社に合った詳細な内容を教えてもらうことができます。

DX EXhibition

DX Exhibitionはバーチャルな展示会場を簡単に構築できるサービスであり、36パターンの組み合わせから用途に合った会場ブースを選んで利用することが可能です。

運用が楽になるCMSも搭載されていますし、ユーザーの行動履歴を確認するアクセス解析やリード情報の獲得に便利なオンライン名刺交換、Web広告やDMのサポートなども期待することができます。

パートナーと協業することによって、大規模な展示会やライブを行うことも可能です。最短10日で開催することができるため、素早くオンライン展示会を実施したい場合にもおすすめだと言えます。

料金は資料請求もしくは問い合わせで開示されることになっており、規模や形態による目安や自社の場合の料金が知りたい場合は問い合わせを行ってください。

セールスメディア

セールスメディアは、個人商店から小規模事業者まで利用しやすいオンライン展示会サービスです。2D設計のシンプルなブースも3D設計のリアルなブースも構築することができるので、目的や理想に合ったブースを用意することができます。

VRアバターと連携させることによって、アバターと音声による相互コミュニケーションを実現することも可能です。

必要なツールは全て提供してもらえますし、面倒な作業は丸投げすることができるので専門知識がなくても安心して利用できます。

お試しプランの場合は40万円前後、おすすめプランの場合は60万円前後、プレミアムプランの場合は80万円前後で利用可能です。基本的な機能はパッケージに含まれていますが、期間延長などのオプションも用意されているので安心だと言えます。

EventIn

EventInは高い回遊性と深い交流を実現することができるオンライン展示会サービスであり、ユーザーが並行して展示会を視聴したり、Web上で簡単にブースを移動したりすることができる仕組みであることが特徴的です。

回遊性が高いので興味関心の高いユーザーが自社を訪問してくれる可能性が高まり、有望な見込み顧客にはメッセージなどの機能を活用してアプローチすることができます。

商談予約やチャット機能、web会議や名刺交換などを利用することもできるので、オンライン展示会からスムーズに商談へ移行することも可能です。

料金は要問い合わせとなっているので、電話もしくは公式サイト上のWeb問い合わせフォームを活用して確認してください。

EventHubオンライン

EventHubオンラインは幅広い展示会に対応しているサービスであり、様々な規模や業種で利用することができます。

バーチャルブースの利用や動画配信はもちろんだと言えますが、事前登録フォームでチケット販売や参加受付を行ったり、アジェンダでプログラムや講演者の詳細を表示させたりすることが可能です。

チャット交流や商談、アポ予約からユーザーデータの分析まで実施することができます。ソフトやアプリをダウンロードすることなく参加することができるため、せっかく集客したのに利便性の悪さから利用者が少ないという問題が起きにくいです。

費用は問い合わせが必要なので、資料ダウンロードによって相場を確認したり、問い合わせで詳しい内容を尋ねたりすることをおすすめします。

evort

evortは優れた技術とその技術を必要とする企業のビジネスマッチングをサポートしているサービスであり、情報量が多く疑似体験ができる展示ブースを用意してもらうことができるので、技術を求める企業に効果的なアピールが可能です。

潜在層へ訴求できるオウンド展示会から認知拡大を目的とした広告の活用など、リード獲得のために戦略設計を提案してもらうこともできます。

オンライン展示会を始めたい、自社の技術を知ってほしいという場合は、このサービスを利用することが便利です。

料金や詳細な利用内容は出展相談を行う必要があります。相談することで自社に合った内容や料金を提示してもらえるので、気軽に相談することから始めてみると良いです。

meet × meet(ミーツ)

meet×meet(ミーツ)は商談機会創出にこだわったサービスであり、出展する企業が一方的に発信するのではなく、双方向コミュニケーションを実現することができます。

出展ブースの担当者の顔がアイコンで表示されますし、訪問中の人数も表示されるので、実際に展示会場へ足を運んでいるような感覚で参加することができるでしょう。

画面上のアイコンを選択するだけで、簡単にオンライン商談に申し込むことができる仕組みとなっており、商談化しやすいサービスだと言えます。

来場者の行動履歴データの抽出や分析も可能であり、運営に活かすことが可能です。自社開催のオンリープランの場合は基本使用料50万円から利用できます。

ベーシックプランは基本使用料が150万円、ゴールドプランは300万円ですが、月額使用料はどのプランでも10万円です。

CYZY SPACE

CYZY SPACEはアバター接客機能やビデオ通話がついたVR展示場の構築や運営が可能なサービスであり、1万円から利用できるお得なサービスだと言えます。

用意されているテンプレートを活用し、自社オリジナルのブースをつくることが可能です。自社の専用サーバでVR空間サーバを活用した、独自仮想空間の構築を依頼することもできます。

基本プランは初期費用0円で利用することができ、1ルームにつき1万円から利用することが可能です。

独自サーバプランを選択するのであれば、初期費用は55万円、月額10万円から利用できます。

オプションとして、システム連携の開発やAIコンシェルジュの追加設置、3Dコンテンツ作成などを追加することも可能です。

ショウダンデス

ショウダンデスは希望に合わせて4種類からブースを選ぶことができ、3Dウォークや3DWeb、2DWebやWeb型から選ぶことができます。

VRやAR、AIチャットボットやビデオチャット、デジタルカタログなどの様々な機能を活用することができるため、多彩な機能を駆使してリアルイベントに近いオンライン展示会の実施が可能です。

既存の顧客情報と連携させた集客システムなど、オンライン展示会を行う上で便利かつ独自性の高い機能もあるので最新技術を駆使したサービスを利用したい場合にもおすすめだと言えます。

料金は公開されておらず、資料の目安価格を参考にしたり、問い合わせて詳しい金額を尋ねたりすることができるので、まずは相談してみると良いです。

バーチャル展示会360

バーチャル展示会360は、来場者が楽しみながら会場を回遊できる演出やコンテンツが用意されており、興味を持ってくれたユーザーとはチャットやボイスチャットで交流を深めることもできます。

もらった名刺がデータベース化する機能、来場者の行動履歴や意見を収集するための機能も搭載されているので便利です。

作成してもらったデータを自社のホームページで再利用できることも、便利なポイントだと言えます。オンライン展示会のデメリットであるプッシュ型の接客を行えるような機能もあるので、上手く活用すれば積極的にアピールできるでしょう。

主催者の場合は20社規模で150万円から依頼することができ、出展者のブースデザインは15万円から依頼できます。

設計製造・AI・IoT・DX バーチャルオンライン展示会

設計製造・AI・IoT・DXバーチャルオンライン展示会を利用すれば、フリーウォークスタイルのオンライン展示会への出展が可能です。

リアルな展示会場と同様に来場者が歩き回ったときに気になるブースに立ち寄るので、パネルや動画、ブースデザインを工夫することで自社を認知していない新規顧客に来場してもらえます。

チャットやWeb会議システムを用いたコミュニケーション、シームレスポップアップによる動画や資料の表示、リアルタイムトレーサビリティによるデータ収集が可能です。

展示会出展料は77万円であり、料金には出展スペース料や展示ブース設営費、システム利用料などが含まれています。

初回出展は割引が適用されることもあるので、公式ホームページから確認してみることがおすすめです。

日立ドキュメントソリューションズ オンラインイベント・サービス

日立ドキュメントソリューションズオンラインイベント・サービスを利用するのであれば、リアルとオンラインが融合した展示会を開催できます。

オフライン展示会を実施する場合は、オフライン展示会のプロデューサーと連携を取りながらオンライン展示会のための準備を行ってもらうことが可能です。

オンラインのみで展示会を開催することもできますが、その場合も担当者からヒアリングや提案を行ってもらい、納得できる内容であれば準備を進めてもらえます。

オペレーターも配置されているので、初めての場合でも安心してオンライン展示会を行えるはずです。

料金は希望内容や規模などで異なってくるので、問い合わせを行うことで確認する必要があります。

オンライン展示会まとめ

コロナ渦である現在はもちろんのこと、デジタル化が進んでいる昨今の状況を考えても、これからはオンライン展示会が求められるようになるはずです。

多くの企業が利用を開始していますし、ユーザーのインターネットを介して参加できる展示会を選びたいという気持ちも高まっています。

基本的な特徴からおすすめサービスまで詳しく知り、自社に最適なオンライン展示会プラットフォームサービスを利用して、これを実施することがおすすめだと言えるでしょう。

Twitter Facebook Bing