SaaSを一元管理できるオススメのSaaS管理システム7選

最終更新日 : 2022-08-26 Box

SaaSを利用する企業が増え、合わせてSaaS管理システムを取り入れる企業は非常に多くなっています。

これから導入することを検討しているのであれば、SaaS管理システムの基本的な特徴を理解しておくべきです。またサービスごとの特徴を知っておくことも大切だと言えます。

十分な理解がなければ自社に最適のものを取り入れることができず、後悔することになってもおかしくありません。

ここでは、SaaS管理システムの基本的な知識からおすすめのサービスまで紹介するので、導入の際に参考にしてください。

SaaSとは?

SaaSは「Software as a Service」の略称であり、インターネットを経由し、提供者のクラウドサーバーにあるソフトウェアを利用できるサービスです。

従来のサービスと違って、クライアント側で必要な機能や分量を選択して利用することができます。

利用する人数や内容によって柔軟に対応できるため、従来よりも自社にフィットした形でサービスが利用できるようになります。

SaaSに対応しているサービスは増えており、オフィスソフトやウェブメール、オンラインストレージやグループウェア、ECカートなど様々なサービスがこの形態で利用することができます。

クラウドサーバーのソフトウェアを利用するのでソフトウェアの開発を行う必要はなく、簡単に導入することが可能です。

SaaS管理ツールが必要な理由

SaaS管理システムはSaaSを利用する上で、コストや権限を管理するために用いられます。

便利なSaaSシステムですが、利用状況の見直しを入念に行っておかなければ、アカウントの管理が煩雑なので損をする使い方になっている可能性が高いです。

SaaS管理システムを用いることによって、自社に導入しているSaaSのコストや使用率をレポートとして確認することができ、不要な支出が発生している場合はすぐに特定することができます。

社員からの評価や使用率をアラートとして受け取る機能もあるため、使用率や評価が悪いものは素早く乗り換えを検討することが可能です。

重複を通知する機能もあり、類似機能を持つSaaSの導入を防ぐことで社内のソフトウェアやコストに関する無駄をなくしていくことができます。

おすすめのSaaS管理システム

現在ではたくさんのSaaS管理システムがありますが、ここでは特におすすめなサービスを紹介するので、導入の際に参考にしてみてください。

(社内のSaaSクラウドを誰でも簡単に一元化) マネーフォワードIT管理クラウド

マネーフォワードIT管理クラウドは家計簿アプリ「マネーフォワードME」のアカウントアグリゲーション技術を活用したSaaS管理システムです。

連携可能SaaS数は180以上で数多くの著名なSaaSに対応、さらにAPIが無いSaaSでも自動連携することが可能となっています。

利用しているSaaSの毎月の支払額も可視化するコストマネジメント機能や、退職者の処理を簡易化する従業員オフボーディングフローなど社内で増え続けるSaaS管理の不安を解消してくれます。

NiceCloud

NiceCloud サービス概要・料金・導入実績

NiceCloudはグループウェアやチャットツール、ビデオ会議システムや勤怠システムと連携することができ、ダッシュボード上に情報を統合できます。

統合管理と自動化のおかげで、ミスなくSaaS管理システムを利用していくことが可能です。

SaaS管理システムはSaaSにかかるコストを削減するために用いられることも多いですが、NiceCloudでは利用料最適化のためにアカウントのアクティブ情報から分析が行われ、その企業に最適な料金となるように解約などを勧めてくれます。

一般的に使用されているソフトウェアの管理ができることは当たり前ですが、自社だけの特別なシステムやサービスがある場合もアカウントを管理することができるので非常に便利です。

Bundle

Bundle サービス概要・料金・導入実績

Bundleは、情報システム部門の作業を自動化することを目的として開発されたSaaS管理システムです。

連携可能なシステムは資料請求することで知ることができます。SaaSにおけるアカウントの棚卸し作業だけではなく、開設作業まで自動化することが可能です。

新入社員が入るたびに大量のアカウントを手動で発行する必要がありません。ユーザーは自動で分かりやすく管理されるため、誰がどのサービスを利用しているか瞬時に確認することが可能です。

素早いチェックが実現できるため、組織改編時に利用するアカウントを簡単に見直すことができます。

利用中のSaaSに把握していないユーザーが登録されたときに検知する野良アカウント検出システムもあるため、スムーズかつ確実な管理が実現できるでしょう。

YESOD(イエソド)

YESOD(イエソド)はチャットツールや経理システムなどの多彩なシステムと連携することで、利用中のSaaSアカウント全てを自動で棚卸しできるSaaS管理システムだと言えます。

SaaSと紐づけておくことでアカウント情報が自動的に取得されるので、担当者が分析や管理を行わなくてもSaaSの利用が最適化されるので便利です。

現在の組織図だけではなく過去の履歴も残るので、これまでの利用状況を素早く確認することができます。

全関係者のSaaSのアカウントを分かりやすく管理することができるため、業務委託などの特別な雇用形態の社員がいる場合でもスムーズに導入することが可能です。

担当者だけでなく従業員によるセルフ登録も可能なので、紙やメールによるやり取りや担当者の負担をなくせることも特徴的だと言えます。

LOCKED

LOCKEDはあらゆるアプリやソフトウェアに対応しており、チャットツールや会計クラウド、オンラインストレージや表計算ソフトなどと連携させることができます。

連携されたものの中から、解約すべきソフトウェアやIDを瞬時に判断することができるSaaS管理システムなのでとても便利です。

ユーザーのアクセスログから必要なソフトウェアであるかどうかの判断が行われるだけでなく、端末ごとのアクションが詳細に分かり、深夜のアクセスも検知されるので働き方改革に役立てることもできます。

アクセス管理設定が難しいシステムもありますが、このSaaS管理は用意されている選択肢から対象やトリガー、アクションを選ぶだけなので簡単に利用できるでしょう。

BetterCloud

BetterCloudは、どのようなアプリケーションでも連携できることを特徴としているSaaS管理です。

海外企業が提供するサービスなので、日本独自のソフトウェアを利用している場合は、対応しているかどうか事前に確認しておくことが望ましいと言えます。

外国で開発されたソフトウェアを多数利用している場合にも便利なSaaS管理システムです。

連携したアプリケーションと登録されているアカウントが隅々まで調査され、その企業にとっての最適なSaaSの使い方になるように提案が行われます。

SaaS管理システムまとめ

SaaS管理システムはSaaSを利用している企業にとって重要なシステムです。

このシステムを導入しておくことで、煩雑だったアカウントを簡単に管理できるようになりますし、無駄なサービスの利用を見直してコスト削減に繋げることもできます。

ただし、どのSaaS管理システムを導入しても良いというわけではありません。自社に合っていないものを導入しても、効率的に管理することはできないです。

紹介した情報を参考にして、自社にピッタリのSaaS管理システムを選べるようにしておくと良いでしょう。

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