villioが運営する1on1を通した人材育成SaaS「Talent Amp」正式版がリリース。累計1億円の資金調達も実施。従業員のウェルビーイングを後押し。

最終更新日 : 2023-03-22 Box

1on1を通した人材育成SaaS「Talent Amp(タレントアンプ)」を運営する株式会社villio(ビリオ、本社:東京都大田区、代表取締役:紙谷和彦)は、サービスを全面リニューアルし、正式にサービスをリリースしました。さらに、Partners Fund・ANRI・塩田元規氏・ライフイズテック代表 水野雄介氏・3Sunny共同創業者 榎本順彦氏などの個人投資家などを引受先とした、累計1億円の資金調達を実施しています。

villioは「意志ある個人をエンパワーメントすることで、世の中に新しい価値を作る」をミッションに掲げ、1on1を通した人材育成SaaS「Talent Amp(タレントアンプ)」を提供しています。今回調達した資金は主に、サービス改善、マーケティング、人材採用に充てる予定です。

1on1での対話によるコミュニケーションの質向上だけでなくキャリア形成や成長支援まで行うことで、従業員のウェルビーイングを後押ししていきます。
また、正式リリースを記念して、期間限定で3ヶ月利用料無料キャンペーンを実施します。

  • サービス提供背景

■働き方の多様化による「タレントエクスペリエンス」の重要性が高まっている

(1)企業は従業員が自律的に行動するために、内発的動機を引き出したり、成長実感を得る機会をつくることが求められています。しかし、マネジメントレイヤーのマネジメントスキル不足によってエンゲージメントの低下や優秀な人材の離職増加が発生しているケースもあります。

(2)昨今リモートワークやフレックスタイム制をはじめとした働き方の多様化により、従来の対面前提のマネジメントスタイルでは適応でなくなっている傾向があります。

上記の状況を踏まえて、企業が従業員の自発性を高め、最高のパフォーマンスを引き出す「タレントエクスペリエンス」という考え方の重要性が高まっています。

米イリノイ大学心理学部名誉教授であるエド・ディーナー氏らの論文(※1)によると、主観的幸福度の高い従業員の生産性は平均で31%、売上は37%、創造性は3倍高いという傾向が出ています。

■「1on1」導入企業が増加しているが、属人的な運用になっている
・「タレントエクスペリエンス」の中でも「1on1」は日常的なコミュニケーション機会として、導入する企業が増えています。実際に約67%の企業が「1on1」を実施しています。(※2)
・導入企業のうち40%は直近1年以内に「1on1」を導入している(※2)ため、運用方法が確立していないという課題を抱えています。

・「1on1」はマネージャーのスキルに依存する傾向が強く、一定のクオリティーを企業全体で担保することが難しいです。そのため、1on1を導入しても従業員エンゲージメント改善や離職率低下に結びつきにくいという課題を抱える企業が多くあります。



■人的資本開示の義務化によって、これまで以上に人材育成を強化する企業が増えている
上場企業において、2023年度の会計から、企業の人的資本に関する情報を「有価証券報告書」に記載し、ステークホルダーに公開することが義務化されます。この人的資本の開示の義務化により「人材育成」や「社内環境の設備」を強化する企業が増えています。

(※1):PwCによる「イノベーティブ人材獲得の要となるウェルビーイングの視点」参照(https://www.pwc.com/jp/ja/knowledge/column/well-being-marketing/well-being-insights10.html
(※2):リクルートマネジメントソリューションズによる「1on1ミーティング」についての調査結果の発表(https://hiroshi-sasada.com/blog/1on1_meeting/
 

  • 「Talent Amp」について

■概要
「Talent Amp」はチーム全体の内省や対話をサポートすることでメンバーの能力発揮を後押しし、パフォーマンスを向上させる「1on1を通した人材育成SaaS」です。
「1on1の対話の質を向上させるWebサービス」と「認定資格を持ったコーチによるコーチング」というリアルとWebのハイブリット型で、チーム全体の内省や対話の質を向上させ、従業員の成長支援を行っています。
・URL:https://talentamp.jp/

■特長
(1)現場負担を少なく、1on1の対話の質を高める仕組み
1on1の前に話すべき内容やメンバーの情報を吸い上げ、適切なテーマ選定やコミュニケーションができるような仕組みを提供しています。これらの機能はSlackなどのコミュニケーションツールと連携しており、現場の従業員の負担なく利用することが可能です。

(2)ブラックボックス化しがちな1on1の可視化
1対1がゆえに改善サイクルの回しにくい1on1に対して、1on1で話した内容や満足度を定量的に可視化することで、1on1の改善サイクルを回すことができるようになります。

(3)マネジメントに特化したコーチングも提供
可視化した1on1やマネジメントに必要な情報をもとに、マネージャーのマネジメントスキルを向上させるためのコーチングを提供し、マネージャーの内省・行動変容を促します。

■利用イメージ
・従来のマネージャー研修のように学んで終わりではなく、実際にマネージャーがより良い1on1やフィードバックを行うことができるようサポートしたり、可視化したデータから課題を抽出し、マネージャーに対して育成をするための機会を提供したりなど、継続的な人材育成サイクルを回すことができます。
・管理職になるなどのキャリアの転機を迎えるタイミングで、適切な学習を実施したり、自分の特性を明確にして向いている仕事を把握したり、自律的なキャリア形成に役立ちます。
 

  • 正式リリースに伴う「3ヶ月利用料無料キャンペーン」について

■概要
「Talent Amp」の正式リリースに伴い、新規ご契約いただいた方を対象に「3ヶ月間利用料無料」でご利用いただけるキャンペーンを実施します。1on1やマネジメント層の強化をお考えの企業様は、下記サービスサイトのURLからお気軽にお問い合わせください。
URL:https://talentamp.jp/

■期間
2023年3月22日(水)〜2023年4月14日(金)

■適用条件
2023年3月22日(水)〜2023年4月14日(金)の期間内にご利用開始の場合
Talent Ampの利用が初めての企業様
 

  • 投資家からのコメント

■Partners Fund 代表パートナー 山田 優大氏

作りたい世界観と実現へ向けたパッション、議論のキャッチボールの心地よさ、そして何より紙谷さん/小西さんのお人柄に惹かれ、今回ご投資させていただきました。企業が「ヒト(人的資本)」と真摯に向き合わなければならない時代において、企業の将来を担うリーダー層の育成は組織の継続的な成長にとって急務な課題になっています。時代の変化と企業のニーズを汲み取り、日本のHR Techの中心企業として先頭を走る企業となれるよう微力ながら力になれたらと思っております。

■ANRI ジェネラル・パートナー 河野 純一郎氏

今回、villio社の追加投資に応じれたこと、大変嬉しく思います。我々が直面している恒常的な人材不足は、今後一層深刻化していくことが予想されます。そのような状況下、企業においては、優秀な人材を惹きつけ続けることと同時に、獲得人材の戦力化、パフォーマンス向上がますます重要になっていきます。また、リモートワークの常態化は、社内コミュニケーションの量的質的な減少を招き、社員のモチベーション管理含めマネジメントにおいて新たな課題を突き付けております。当社が提供する「Talent Amp」は、1on1支援ツールと外部コーチングというwebとリアルのハイブリッド型の解法により、チーム全体の内省や対話の質を向上させることで、クライアント企業のEmployee Successを支援。ひいては、日本の産業競争力の強化に資することなると確信しております。

■塩田 元規氏

紙谷君の人柄、好きです!よく一緒にテニスしてたんですが、テニスの時の紙谷君のプレイが粘り強く、最後まで走り続けてくれるんで、きっと会社もビジョンに向けて粘り強く走ってくれるでしょう!villioが目指す「一人一人が才能発揮してイキイキと働く世界」を、紙谷君と会社のメンバー自身が体現しながら、実現してくれることを応援します!頑張れ!

■ライフイズテック株式会社 代表取締役 水野 雄介氏

villioの株主としてジョインさせていただきました!代表の紙谷さんはライフイズテックのインターン生として働いてくれており、当時から関わりがありました。その時からずっと人材育成に対する圧倒的な情熱とビジョンを持ち続けています。これからTalent Ampを通じて働く全ての人のウェルビーイングを高めていって欲しいと思います。応援しています!

■株式会社3Sunny 共同創業者 COO 榎本 順彦氏

奇遇にも紙谷さんと同様に、私も前職のリクルート社でHR領域に携わっていました。当時から「個々人にとって最適なキャリア設計を企業としてサポートするためにはどうすればいいのだろうか」ということを日々考えており、最適解を見出すことはできず今に至ります。 紙谷さんからビジョンやプロダクトのお話を聞いたときに「villioはこの巨大なペインを解決することができるチームだ」と確信し、ご一緒させてもらうことになりました。ロマンと算盤を兼ね備えた経営陣をはじめ、私達の最初の投資家であるANRIなど素晴らしいチームでこのテーマに挑戦できること、とてもワクワクしてます!
 

  • villio代表コメント

■代表プロフィール
株式会社villio 代表取締役CEO 紙谷和彦

新卒でリクルートホールディングスに入社。HR SaaS新規事業のプロダクトマネジメント・UI/UX設計を担当。その後ライフイズテック株式会社のアメリカ法人立ち上げを行った後、コーチングの本場アメリカでコーチングに出会い帰国後認定プロコーチとして上場企業の経営層・管理職にコーチングを提供。その中でピープルマネジメントに課題を感じ、1on1を通した人材育成SaaS「Talent Amp」を提供する株式会社villioを2020年4月に創業。

■コメント
今回も素晴らしい投資家の方々に投資いただくことになり、嬉しく思っています。2023年より人的資本の情報開示の義務化も始まり、今後経営における「ヒト」の重要性はますます大きくなっていくと考えられます。特に従業員のパフォーマンス向上のためには、従業員のキャリア形成支援やエンゲージメントを高めることが重要な鍵となっており、villioはこれまでのマネジメントの属人性をなくしテクノロジーと人の力で全ての人が自身のポテンシャルを最大発揮できるような社会を作って参ります。
 

  • 株式会社villioについて

■会社概要
「意志ある個人をエンパワーメントすることで、世の中に新しい価値を創る」をミッションに掲げ2020年4月に設立されたスタートアップです。現在はテクノロジーを活用して全ての人のキャリアに伴走する「キャリアのインフラ」を目指し、個々人の特性・価値観に合ったキャリアパスの設計から成長機会の提供までを一気通貫で行い、従業員の自律的な成長を支援する人材育成SaaS「Talent Amp」を提供しています。

・代表者:代表取締役CEO 紙谷和彦
・本社所在:東京都渋谷区渋谷2丁目6−6
・設立日:2020年4月
・事業内容:パフォーマンスを向上させる1on1を通した人材育成SaaS「TalentAmp」の開発・運営
・会社HP:https://villio.jp/

■採用情報
villioでは正社員から副業まで全方位で採用を強化しています。ぜひお気軽にご連絡ください。

・オープンポジション
https://youtrust.jp/recruitment_posts/bcb8dca0ffe2ed5bc89f130aa4934bec
・エンジニア
https://youtrust.jp/recruitment_posts/573681aaca534f7886f1d945f5cbd043

転載元:PR TIMES

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