マインドマップとは?書き方や効果、おすすめのマインドマップ作成ツールをご紹介!

最終更新日 : 2022-08-29 Box

アイデアを出さなければいけないような場面で、なかなか的確なものが出てこないというような状況はよくあります。

そのような時に「マインドマップ]を活用するのが便利です。

今回はこのマインドマップについて、いったいどのようなものなのか、効果、そしてどのように活用すれば良いのかということについてご説明していきます。

マインドマップとは?

著述家のトニーブザンというイギリス人が開発した、思考整理の仕方がマインドマップです。

一枚の紙の上に、様々な考えや連想を書き込んでいき思考を可視化しで行く方法。

頭の中の考えや思考を実際に手で書くことによって、深くしっかりと考えていくことができる方法として多くのビジネス支援で活用されています。

世界中でかなり一般的なものとなっているおり、日本でも最近はマインドマップに関する書籍が多く出版されて人気が高いです。

マインドマップの効果とは

私たちの頭の中は、通常様々な連想を止めることなく続けています。

考えていない時間というのは、基本的になく、次から次に芋づる式に思考は巡っていますが、しかしながら、それらの思考の順番や特に整理されておらずまた一度何かを思ってもそれを頭の中にとどめておくということは、難しい仕組みです。

そのような連想を紙の上に書きとめていくことによって、自然と整理されまた瞬間的に思ったことを忘れてしまわないといった効果があります。

脳の中の意味記憶の構造に合った形で頭を使用していくため記憶能力や理解能力を、飛躍的に向上させます。また頭に思い浮かんだことが整理されることによって、新しい発想も浮かびやすくなりアイディアが効率的にたくさん生み出せるという効果もあります。

マインドマップの描き方(1)中心にくるテーマを考える

マインドマップを書くときはまず真ん中に考えのテーマとなることを書くのが基本です。

用紙の中心に議題となるメインテーマを書き、それに関わっているプロジェクト名は問題点それから目標や改善すべきことそれから学びたいことを用紙の中心に配置します。

それからそのメインテーマに関連するテーマを木の枝が分岐するように線でつなげて追加していきます。

例えば「Webサイト作成」というメインテーマならば、その「目的」や「コンテンツ」「デザイン」がサブテーマとして思い浮かぶかと思います。

それらを枝分かれさせて書いていきます。

マインドマップの描き方(2)パソコンの媒体を使う

マインドマップを作成する一つの方法は、パソコンを使うこと。

パソコンならば後からの修正や追記も簡単で、またしっかりと見やすく整理されるという利点があります。

他の人に見せるような時にも、パソコンを使って作成されたマインドマップの方が伝わりやすいという利点があると言えるでしょう。

またプレゼンやレポート伝えたい相手がいる時の資料作成の際に、文章だけよりもマインドマップを利用すると視覚的に分かりやすく伝えることができます。

そのような時にパソコンを使って作成したもののほうがより見やすくなります。

さらに複製も可能であり、メールで送信することもできますし、印刷もすぐに出来るという点でもメリットがあると言えるでしょう。

マインドマップの描き方(3)素早く書ける手書き

ただし必ずしもパソコンを、利用する必要もありません。パソコンの場合は外出先で利用することが難しかったりしますし、紙で手書きで書くのも一つの方法です。

手書きは書き慣れているだけに、ささっとアイデアを整理できますし、また操作方法も特にないので、より自由度が高くマインドマップを作成できるというメリットがあります。

マインドマップの活用方法(1)課題を解決したい時

マインドマップは、課題の解決に最適な方法です。

まず解決したい課題を中心に書き、そこから思い浮かぶ解決方法や問題点を周辺に書き込んでいきます。

コーチングを行っている人と話をしながらマインドマップにしていくというのも、おすすめです。

次第に問題点も浮き彫りになり、やるべきことが見えてくるはずです。

マインドマップの活用方法(2)タスク管理で細分化したい時

一つのプロジェクトを行う場合に一度に全てをやろうとすることは、現実的でないことが多いもの。

そのような時にマインドマップを使い関連するタスクを細かく分けて、可視化していくということがマインドマップの効果的な使い方です。

一つ一つを細分化して考えていくことで、もれなくダブりなくやるべきタスクが見えてきます。

マインドマップの活用方法(3)アイディアを出したい時

アイデアを出す時には、しっかりと思いついた小さなアイディアを整理していくことが有効です。

アイディアは、数多くの小さなアイデアの集合体です。

まさしくマインドマップを使って、連想が浮かぶままに頭の中を視覚化していくことで最初は思いつきもしなかった発想が浮かぶことでしょう。

マインドマップの活用方法(4)思考を整理したい時

例えば「集客」について考えるときに、同時にいくつの言葉が思い浮かぶもの。

「Web集客」であれば「ユーザビリティの改善」や「広告」や「SEO」、などそれぞれ別個に取り組まなければいけない課題が生まれてきます。

そのようなことを同時に考えることはできないので、マインドマップを使えば一つ一つに集中して深く考えることができ、思考が綺麗に整理されます。

おすすめのマインドマップ作成ツール

おすすめのマインドマップ作成ツール(1)XMind 

XMind

XMind

一部有料機能はありますが、基本的にオープンソースプロジェクトであるXMindは誰でも自由にプロジェクトを追加したり、データを保存したり自分のマインドマップを作ったりすることができます。

オフィスソフトやPDFにも対応して、即座に出力でき、ミーティングやレポートの準備もスムーズに行えます。また専用のクラウドもあるので、同期が簡単なことも特徴です。

おすすめのマインドマップ作成ツール(2)MindMeister

MindMeister

MindMeister

マインドマップを作成できるツールの中でもかなり有名なサービスで、無料登録をするだけで即座にマインドマップを作成していくことができます。

Googleドライブと共有することもできますし、Wikiマップを作ってインターネット上の誰もが参加するといった形で使うことも可能です。

ユーザー数は無制限であり、ユーザー間でマインドマップをリアルタイムで共有しながら利用することができます。

まとめ

今回はマインドマップについての概要とその効果、作り方、活用方法についてご紹介して参りました。

ブレインストーミングと並んでアイディアを出す定番ツールとなりつつある、マインドマップ。

タスクの細分化、スケジュール管理などにも自由に応用可能なので、是非ご紹介したツールを一通り使えるようにしておくといざという時に助かるはずです。

 

その他の便利なフレームワークはこちらで解説しています。

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