【2023年最新】企業・法人向けオンラインストレージの選び方とおすすめ26選

最終更新日 : 2023-01-26 Box

データを一時的に保存したり他のパソコンやモバイル機器と共有する際は、オンラインストレージ(インターネット上のデータ保存サービス)を活用すると便利です。個人向けのオンラインストレージサービスであればGoogleストレージやiCloudなどが有名で、これらを活用すれば着信メール・写真や動画・デバイスの設定情報などを自動的にバックアップすることができます。

ビジネス用のオンラインストレージのサービスも存在し、PCやモバイル機器を使って仕事をする場合に活用すると便利です。この記事ではデータを保存したりデバイス間で共有する際に便利なオンラインストレージのサービス内容・メリットや、選び方のコツとおすすめのサービスをいくつかご紹介します。

オンラインストレージとは?

一般的にPC・タブレット端末・スマートフォン・ゲーム機などは、電源をオフにするとメインメモリのデータが消えてしまいます。電源を切ってもデータが消えないようにするために、コンピュータにはハードディスクやフラッシュメモリのストレージ(外部記憶装置)を備えています。ストレージにファイルを保存した場合は、内蔵しているコンピュータを起動しないとデータの読み書きができません。

オンラインストレージ(クラウドサービス)は内臓ディスクやSDカードなどではなく、インターネット上にファイルを保存するサービスです。オンラインストレージを利用すれば、ファイルを保存した端末とは別のコンピュータからインターネット経由でデータにアクセスすることができます。

企業・法人向けと個人向けオンラインストレージの違い

法人向けと個人向けの主な違いは高度なセキュリティ部分にあります。

基本的に法人だと多くのファイルを扱えることが多いです。数十人単位でデータの共有を行うことが多いため、個人向けよりも高度なセキュリティが求められます。

法人向けオンラインストレージでは個人向けよりもセキュリティを強化しています。

社外のデータ端末からアクセスを不可能にする機能や、利用者毎にアクセス権限を設定できる機能などが利用可能です。

他にも情報漏洩対策としてワンタイムパスワードを含む2段階認証機能などがついているものもあります。

個人向けのオンラインストレージの場合は法人ほど大容量ファイルを扱わないため利用できる容量は少なめです。

その分法人向けよりも安価に利用できるのがメリットです。中には無料で利用できるオンラインストレージも用意されています。

月額費用に関しても個人向けの方が安価に設定されているケースが多いです。サポート体制も法人向けだと専任スタッフがつくなど充実した内容です。

企業・法人向けオンラインストレージを使うメリット

オンライン上にあるストレージサービスはいくつかのメリットがあります。

例えば業務を楽にするファイルの共有機能や安全にファイルを管理できるセキュリティ体制などが整っています。

法人向けオンラインストレージのメリットをいくつか紹介します。

(1)ファイル共有が簡単にできるのが強み

オンラインストレージの良いところはファイルを大人数で共有できる部分です。

1つのファイルをメンバー全員で扱うことができるため、遠隔でプロジェクトを進める時に役立ちます。

ファイルの履歴を保存する機能が付帯するオンラインストレージもあります。

複数の人間でデータを扱う場合ミスが出てしまう機会も増えますが、オンラインストレージならミスをしても元の状態に戻せるので使い勝手が良いです。

他の方がミスをしていないかメンバーでデータ共有をしてチェックすることもできます。大人数に対応するなど法人向けに作られているものも多いため、業務効率を上げたい時に使えます。

(2)ファイルの一元管理で楽になる

オンラインストレージはクラウド上でファイルを一元管理できます。

そのため社内の人間だけで特定のファイルの共有を行うことが可能です。

1つの場所にファイルを一元管理しておけば特定の場所にアクセスすることであらゆるデータを取り出せます。

プロジェクトファイルのような大事なものをスタッフのPCに保存しておく場合、データをそのPCから取り出させないと他の方とやり取りができません。

オンラインストレージならそのような面倒な作業も必要ないので、スムーズに仕事をすることができます。

(3)社内管理の工数削減をすることが可能

社内にサーバを設置するときには、社外からのアクセスができる設備を構築するなどの手間がかかります。

容量不足になるとストレージの追加をするなどの作業も必要です。しかし法人オンラインストレージなら、データセンターにファイルを保管します。

結果的に自社サーバよりも管理工数が少なくなるため、大幅なコスト削減が可能です。

他にもサーバのメンテナンスも必要ないなどメリットも多く、大量のデータを扱う法人に向いています。

(4)災害時などのバックアップ体制

ストレージサービスではデータセンターに預けたファイルが保管されます。

データセンターとは津波や地震といった自然災害にも対応できる強固な作りをした建物のことです。そのためオンラインストレージはBCP対策としても活用できます。

情報社会にとってデータは財産の1つなので注意しておきましょう。失ってしまうと会社は大打撃を受けてしまうため、安全な場所に保管をすることが重要です。

オンラインストレージなら強固な作りのデータセンターに保管できるため自社サーバよりも安全性が高く使い勝手も良いです。

なおオンラインストレージは自動バックアップ機能も付帯するため、常に最新のファイルをクラウド上に保管することができます。

企業・法人向けオンラインストレージを使うデメリット

ストレージサービスを使うにあたってデメリットもいくつかあります。

基本的にそれぞれのサービスによってクオリティなどが違います。情報収集を行い、慎重にサービスを選ばないといけません。

そこで法人向けオンラインストレージを選ぶ時の気をつけることを紹介しましょう。

(1)情報漏えいなどセキュリティリスク

基本的に法人向けオンラインストレージは、対象のサービスにデータの扱いを委ねます。

自社サーバで情報を管理するよりもリスクが高くなってしまうケースもあるため注意が必要です。

自社サーバなら自分たちで自由にカスタムをすることが可能です。しかし法人向けオンラインストレージは対象のサービスが用意したセキュリティサービスを使う事になってしまいます。

しっかりしたセキュリティサービスの業者を選ばないと情報漏えいのリスクがあるので注意が必要です。本当に対象の法人向けオンラインストレージは信用できるのか事前調査をしておくと良いでしょう。

(2)ベンダー依存になる

業者のオンラインストレージサービスを利用する場合は対象のベンダーにすべてを任せる事になってしまいます。

機能などもベンダーが用意したものを利用しないといけません。後から使い勝手が悪いことが発覚しても法人向けオンラインストレージの変更をするのは少し面倒です。

事前にベンダーの用意した法人向けオンラインストレージの機能などを調べておく必要があります。

またサポート体制なども確認しておかないとトラブル時に対応の遅延などの問題が起きてしまうため注意が必要です。各ベンダーを比較して、最適なところを利用するのが良いです。

(3)共有ファイルの誤ったデータの編集や破損

オンラインストレージは対象のデータを複数の人間で共有できます。

関係者が同時に保存作業を行う時、タイミングがぴったりだとお互いのデータが保管されないといった問題が生じます。そうなると正しい作業データが保存できなくなってしまうため、対策を練る必要がある部分に注意しないといけません。

同時編集対応やスタッフへファイル操作の権限を設定するなどの対策が求められます。

法人向けオンラインストレージを運用する前に、どのようなスタッフにアクセス権限を与えるのかなどを細かく決めておくとトラブルなく使いやすいです。

企業・法人向けオンラインストレージを選ぶポイント

オンラインストレージサービスはどれでも良いというわけではありません。しっかりと業者を選定して法人向けに最適なものを選ぶ必要があります。

そこで法人向けオンラインストレージの選び方について、いくつかポイントを解説します。

(1)セキュリティ部分

特に重要なのは法人向けオンラインストレージのセキュリティ部分です。

会社の大事な情報を他社のデータセンターに保管するため、セキュリティ面は自分たちで自由にコントロールをすることができません。

機密データや顧客データなどが漏洩してしまうと会社は大打撃を受けてしまうので注意が必要です。

そこで法人向けのストレージサービスでは、どのような対策を行っているのか確認しておきましょう。例えばハッキングやウイルス攻撃から守れるだけの対策を行っているのかなどを調べるのが良いです。

上位プランほどセキュリティも高度になるため、高いプランを利用することも検討します。

(2)データ容量はどれくらいあるのか確認しよう

本サービスを選ぶ時に大事なのは、どれくらいデータを保存できるかという部分です。

データ容量が多い場合は動画や画像などを豊富に保存することができます。そこで自社ではどのような頻度でストレージを使っているのか、どんなファイルを保存するのかなどを考えましょう。

他にも開発中のプログラムを保管する場合、データ量が多いため大容量プランを選択するのが良いです。

一部業者では無制限プランなども用意されています。こちらは容量に関係がなく自由に使えるため、大きなファイルを中心に扱う企業にとっては使い勝手が良いです。

(3)無料プランの有無を確認しておこう

法人向けに展開しているオンラインストレージを利用するときには、使い勝手が良いのか確認をする必要があります。

クラウドストレージに関係する情報はたくさんあるため、ある程度情報は収集しやすいです。しかし使い勝手に関する情報は自分で利用してみないと調べることはできません。

対象のサービスが自社に適しているのか調べるには、無料プランが用意されている法人向けオンラインストレージを利用しましょう。

無料プランは文字通り一定期間無料でストレージを利用できるため使い心地を調べることができます。

なお複数のサービスの無料プランを利用して使い勝手を比較すると自社に合うものを見つけやすいです。

(4)価格は長期利用をするとき特に大事

法人向けオンラインストレージはサブスクリプションを採用しています。

利用期間中は年間コストが発生するため注意が必要です。ただしコストはプランによって固定されているため、毎回価格が変動することはないです。

本サービスは最初に利用人数や容量を決めることで費用が決定します。そのため毎年どれくらいのコストがかかるのか計算するのがおすすめです。

クラウドサービスによって利用料金は違います。複数のクラウドサービスを比較して自社に適切なコストで利用できるプランを提供しているサービスを探すのがよいでしょう。

(5)サポート面が充実していると安心感がある

会社で法人向けオンラインストレージを利用するにあたって注意しておきたいのがサポート体制です。

対象のサービスではメールや対面、電話といった複数のサポート体制が整っているのか確認しておくと安心です。

企業がクラウドストレージを使う場合、社員の中には利用に不慣れな人もいる可能性があります。そこで法人クラウドストレージ側で操作などのサポートを行ってくれるところを利用するのが良いです。

対象のサービスは母国語を得意としているのかも確認します。海外サービスの場合は日本支社があるところを利用すれば日本人も安心して利用できます。

(6)管理者機能があればあらゆる制限を付与できる

ストレージを使うにあたって注意したいのが管理者機能の充実度です。

自社内の人間や取引先など、多くのユーザーがストレージを利用する場合はルールなどを設ける必要があります。

共有ファイルに対して誰がアクセスをできるのか、対象者にしか見えないファイルなどを設定できる管理者機能があるのか確認しておきましょう。

管理者機能があれば情報の安全性を常に最善に保つことができるので安心してストレージを利用できます。

(7)対応機器が多いと豊富なデバイスが使える

企業がストレージサービスを利用するのなら、マルチデバイス対応のものがおすすめです。

パソコン以外にスマホやタブレットからも利用できるサービスなら、場所を問わず作業を行う事ができます。

社員はカフェや自宅から対象のファイルにアクセスをして仕事をすることが可能です。テレワークなどを行う場合は、かなり使い勝手が良くなるためマルチデバイス対応のストレージを使うのが良いです。

なお法人向けのストレージサービスがどのようなOSに対応しているかも確認してきましょう。

おすすめのオンラインストレージツール

多くの会社が、法人向けのオンラインストレージサービスを提供しています。ここでは、おすすめのオンラインサービス・ツールをいくつかご紹介します。

各社ともサービスの特徴や機能に違いがあるので、自社に合ったものを選ぶことが大切です。

(1)GigaCC ASP

GigaCC ASP サービス概要・料金・導入実績

GigaCC ASPは中小企業から大企業まで利用できる法人向けオンラインストレージサービスです。

セキュリティレベルに合わせた3つのプランが用意されているため、会社の規模に応じて自由に調整をすることができます。

本サービスでは外出先でもセキュアな情報を共有できるモバイル機能が備わっています。

スマホやタブレットからでもファイル共有サービスに安全にアクセスをすることが可能です。なおOSはAndroidだけでなくiOSにも対応しています。

デバイス内へのデータ保存禁止機能もあるためスマホなどに重要なファイルを保管してしまうリスクを回避できます。

(2)Everidays

Everidays

Everidaysは国産の法人向けオンラインストレージサービスを提供しています。

本サービスは企業にとって使いやすいように操作性やセキュリティ機能を高めています。

端末との同期をしないように作られているため、情報の漏洩リスクを防ぐことも可能です。

UIはエクスプローラーの操作性を重視して作られています。普段パソコンを使い慣れている人でも違和感なく操作を行えるなどのメリットもあります。

キーボードによるショートカットやマウス操作も可能なため、今までと違う操作を覚える必要もなく学習コストも削減可能です。

(3)Fleekdrive

Fleekdrive サービス概要・料金・導入実績

Fleekdriveは自社以外に取引先の企業とも情報を共有できる法人向けオンラインストレージです。

なお参加するユーザーは自由に設定を行うことができます。ファイルに関してはデバイスにダウンロードせず、閲覧だけできる機能も付帯します。

誰がいつ使ったのかなどの情報も記録されるため、問題が起きたときにはすぐに対処を行うことが可能です。

本サービスではOneLoginを利用できます。これによりFleekdriveへSAML認証を使いログオン環境を簡単に作ることができるのが強みです。

ユーザーはパスワードを使用しなくてもシングルサインオンできるため快適に業務を行えるといったメリットもあります。

(4)Googleドライブ

Googleドライブ

Googleドライブは大手企業Googleが提供するクラウドストレージです。

他のGoogleが提供しているサービスと連携することができます。例えばGoogleスプレッドシートやドキュメント、スライドなどとも連携が可能です。

すでにGoogleのツールを導入しているのなら、使い勝手が良いストレージサービスです。

複数人でOfficeファイルを共有できる、検索精度が高いなどのメリットもあります。さらにGoogleドライブにはアンケートフォームの作成と集計機能がつきます。

回答に関しても自動的に反映されるため、リアルタイムで集計可能です。

(5)Box Business

Box サービス概要・料金・導入実績

boxBusinessは全世界で66万以上の会社が採用しているストレージサービスです。

今までセキュリティに関係するトラブルなどは一切起きておらず信頼性の高さが伺えます。

本サービスは権限設定が可能です。管理者は利用者に対してどのような権限を与えるのか自由にコントロールを行えるのでセキュリティ面が優れています。

利用者の履歴を追うことも可能なためユーザーがどのような行動をしたのか把握できます。

ログ監視を行うと誰がいつ操作したのかを確認できるので情報漏えい対策が可能です。

他にも機密ファイルはセキュアに保存できるといった機能も付帯します。

(6)Box over VPN

Box/Box over VPN サービス概要・料金・導入実績

BoxoverVPNは容量無制限で利用できるオンラインストレージサービスです。

法人にも対応しているため、膨大なデータを保存する時に活用できます。一般的にメールで取引先に資料を送るときにはデータ量が多いと送信できないケースがあります。

BoxoverVPNを利用してメールリンクだけ送ればデータ量の多いファイルを取引先と共有できます。

本サービスはマルチデバイスにもタイプ可能。自宅やカフェなどを問わず自由に使うことが可能です。

クラウド環境が整っているのなら、どんなデバイスからもファイルの編集や閲覧を行えます。

(7)Bizストレージファイルシェア

Bizストレージ ファイルシェア サービス概要・料金・導入実績

Bizストレージファイルシェアは本サービスのIDを所有していない人ともファイルを共有できる機能が付帯します。

そのため多くの方がBizストレージファイルシェアを利用することができます。ウェブブラウザで合計2BGのファイルをやり取りできるなどの機能も利用可能です。

ファイルの送信制限をかけることも可能、誤送信や情報漏えいも防げます。

運営会社も国内最大級のOCNバックボーンがあるため安心して利用できるクラウド・ストレージです。

1契約あたり最大1万人まで利用できるといった利点もあり、社員数の多い大企業にも対応します。

(8)SmoothFile6

SmoothFile6

SmoothFile6は個人向けが用意されておらず、法人向け特化型のストレージサービスです。

大容量ファイルの転送機能やセキュア機能が優れているため安全性と使い勝手が優れています。ファイルをアップロードしたときには自動的にウイルスチェックを行ってくれます。

操作ログも無制限に保存可能、ファイルの無害化機能なども付帯するので便利です。他ではあまり見かけない専門的な機能が多いです。

プランも最低5GBから最高2TBまでなどプランが豊富なため自社に適した内容の容量を利用できます。

(9)DirectCloud-BOX

法人向けクラウドストレージ DirectCloud-BOX サービス概要・料金・導入実績

DirectCloud-BOXは専用ワークスペースが用意されているオンラインストレージです。

ワークスペース内では取引先とのやり取りを自由に行うことができます。特定のエリアで特定の人とだけ取引ができる機能があるなど、使い勝手が良いです。

複数のファイルサーバをクラウドに集約して業務活性化を行うことも可能です。

基幹システムとの連携機能を使用すれば、情報漏えい対策も行えるなど基本的な機能も備わっています。プランによって利用できる機能が変化するため事前に内容をチェックしておくことが大事です。

ビジネスで使用するならビジネスプランを使うのが良いです。

(10)セキュアSAMBA

セキュアSAMBA

セキュアSAMBAはエクスプローラーに似た操作性を実現したクラウドストレージです。

ファイルはドラッグアンドドロップを行い直接編集を行えます。セキュリティ機能も優れているため法人でも安全に使うことが可能です。

特にビジネスユースに特化した機能が多く、グローバルIPを利用してアクセス制限が可能などの機能が付帯します。

他にもマルチデバイス対応や、監査ログ機能などもつきます。

通信されるデータはすべて暗号化されているため、情報を抜き取られる心配もありません。

本サービスは無料トライアルも用意されているので使い勝手などを確認できます。

(11)OneDrive for Business

OneDriveforBusiness

OneDriveforBusinessはマイクロソフトが提供しているオンラインストレージサービスです。

法人向けサービスのためOffice365との連携も可能です。ビジネスユーザー間で共同作業できるように設計もされています。

一度作成したファイルはOneDriveforBusinessに格納してどこからでもアクセスを行えます。

アクセス制限もできるため、特定の方に編集権限を与えたりすることもできます。

(12)Dropbox Business

Dropbox Business サービス概要・料金・導入実績

DropboxBusinessはストレージサービスドロップボックスの法人向け版です。

法人向けだけに機能が充実しているのが本サービスのメリットです。本サービスは削除したファイルを復元できたり、チームなどで情報の共有ができたりします。

また管理コンソールからはフォルダの管理ができるなどの機能も付帯します。

特にエンタープライズプランはカスタマイズ性が優れており、管理者や組織に合わせて自由調整が可能です。

(13)IMAGEWORKS

IMAGEWORKS

IMAGEWORKSは大容量ファイル送信にも対応するストレージサービスです。CADファイルなども送信することができます。

1つのファイルは最大60GBまで送受信が可能、しかもデータ共有も行えます。フォルダ単位での登録やダウンロードなども可能です。

セキュリティに関して通信暗号化を行っているだけでなく堅牢なシステム内で保存されます。さらに多層化されたデータ保存昨日からIPSによる不正アクセス防御機能も備えています。

(14)SmoothFile

SmoothFile

SmoothFileは総務省の指針に則って作られたクラウド・ストレージサービスです。ASOやSaaSなどの情報開示認定制度を受けており、信頼性は確立されています。

利用ユーザーは無制限のため、多くの社員を持つ企業も利用できます。日本以外に海外に拠点を持つ企業にも対応可能、英語や中国語なども扱えます。

ファイルの暗号化やSSL、ブラックリスト機能なども備わっているので便利です。

(15)クラウドファイルサーバtype3

クラウドファイルサーバtype3

クラウドファイルサーバtype3はVPNにより暗号化されたセキュリティを採用します。

社内のサーバと同様のインターフェースを採用しているなど使い勝手も優れています。セキュリティに関してはAWSデータセンターを使っているため、災害や停電などにも強く安心感が高いです。

データの重複除去機能が付帯するのでファイルを圧縮してデータ量を削減できるなどの機能も付帯します。

(16)eTransporterCollabo

eTransporterCollabo

eTransporterCollaboは直感的なUIを搭載したストレージサービスなので誰でも使いやすいです。

メイン画面はフォルダツリーが表示されており、どこにどんなファイルがあるのかも一目瞭然です。難しいマニュアルなども見ることなく初心者でも快適に操作が可能です。

マルチデバイス対応やフォルダーに参加しているメンバーだけでチャットができる「フォルダーチャット」などもつきます。

無料トライアルも用意されているため機能をお試しすることもできます。

(17)WebFile

WebFile

WebFileは簡単な操作で容量の大きなファイルも送受信ができるファイル共有ツールです。

一般的にファイル共有ツールはアカウントを持っている人だけが利用できます。本サービスはアカウント無しで自由に使うことができるので使い勝手が良いです。

管理者がファイル操作を確認できるため、問題が起きたときには原因を突き止めることが可能です。

過去に収集したファイルの検索機能や、ウイルスチェック機能など基本的なものも付帯しています。

(18)AOSBOXBusiness

AOSBOX Business サービス概要・料金・導入実績

AOSBOXBusinessはアマゾンAWSデータセンターを利用したオンラインストレージです。

300以上の政府機関や1,500以上の教育機関などが利用しているため信頼感があるサービスです。

また256AESでマシンとデータ転送、サーバで3つの暗号化を行っているためセキュリティ面も安心感があります。

本サービスはファイルのプレビュー機能が付帯します。ファイルは復元を行わずウェブブラウザで確認できるため、面倒もなく確認作業も簡単です。

ファイル共有機能を使いダウンロードすることなくデータを閲覧できます。

(19)ownCloud

ownCloud サービス概要・料金・導入実績

ownCloudは月額料金と年額が無料で利用できるオンラインストレージです。

プランが全部で4種類、最大1TBまで利用可能です。法人向けの利用であっても料金は無料となっているのでコスパが非常に良く使い勝手が優れています。

小規模な事業を行っている方はコストを気にすることなくownCloudを利用できるのでお得です。

共有ディスクスペースの作成も可能、リモートワークをするときにもやり取りが便利です。大容量のデータ送信も行えるため、メールでは対応しきれないファイルを扱うときにも使い勝手が良いです。

(20)クリプト便

クリプト便 サービス概要・料金・導入実績

クリプト便はセキュアなファイル転送を行える共有サービスです。

主に法人向けに特化した内容なので安心感も強いです。各種法令上委託に該当することがなく、マイナンバーなどの特定個人情報のアップロードもできます。

本サービスではグループ機能を使うことで、情報漏えいが及ぶ範囲を限定的にできるので安心です。

承認機能を使用すればファイルを送受信する前に内容を確認することが可能でミスや不正を逃しません。

(21)青雲UserSide Cloud Storage

青雲 オンラインストレージサービス サービス概要・料金・導入実績

一般的なオンラインストレージサービスは、データ保存容量とアクセスが可能なユーザー(アカウント)数で料金が決まります。小青雲UserSide Cloud Storageの大きな特徴は、アカウント数が無制限であることです。アカウント数が無制限なので、多くの人がデータ容量の少ないファイルを共有したりバックアップをしたい場合にお得です。

グループ機能・アクセス制限・アクセスログの閲覧などの基本的な機能が備わっているので、社内の職種・地位ごとにアクセス制限を設定することが可能です。アクセス制限機能に加えて、ファイルの自動削除や階層をまたいだファイルの移動やコピー機能も備えています。オプションでVPN機能を付けることも可能なので、海外の事業所との間でデータの共有や送受信を行うことも可能です。

(22)HiQZenサービス

オンラインストレージサービスを利用する際に注意しなければならないのは、誤ってファイルを削除したり上書き保存するなどしてデータが失われてしまうことです。HiQZenサービスは10世代前までデータを復元する機能を備えていて10日間以内であれば削除したファイルを復元することも可能なので、誤操作の際も安心です。

ドラッグ&ドロップで簡単にアップロード・ダウンロードができる機能や、PCとの自動同期(自動バックアップ)にも対応しています。万一の場合に備えたり不慣れな人が操作する場合は、HiQZenサービスの各種便利機能が威力を発揮するでしょう。

HiQZenサービスではモバイル機器(アンドロイド・iOS)にも対応していますし、日本語以外に英語や中国語にも対応しています。

(23)ownCloud

ownCloud サービス概要・料金・導入実績

企業の研究開発部門や大学・研究所などであれば、多くの機密情報を扱う必要があります。ownCloudの大きな特徴はセキュリティを重視していることで、機密情報を多く扱う事業所におすすめのオンラインストレージサービスといえます。

ファイルファイアウォールやIPアドレス設定といった基本的な機能だけでなく、ownCloudであればデバイスタイプや時間などの多くの要素でアクセス制限を細かく設定することが可能です。

ownCloudは操作方法がシンプルであるという特徴もあり、標準的なブラウザから簡単にデータにアクセスすることができます。

インターネットに接続していれば、タブレット端末やスマートフォンなどのモバイル機器でもブラウザを起動するだけで簡単にファイルを閲覧したり送受信をすることが可能です。

(24)たよれーるどこでもキャビネット

たよれーる どこでもキャビネット サービス概要・料金・導入実績

大塚商会は法人向けのビジネスツール(コンピュータ・複合機・通信機器など)を多く扱っている会社ですが、「たよれーるどこでもキャビネット」というオンラインストレージサービスも提供しています。

このサービスの大きな特徴は、ブラウザに加えてWindows版の専用ソフトが用意されていることです。簡単な操作で直感的にファイルの共有・送受信ができるので、コンピュータに不慣れなスタッフでもすぐに使えるでしょう。

PCに加えてモバイル機器(iOS・アンドロイド)にも対応しているので、外出先でのデータの閲覧・共有も便利です。1ファイルの最大容量が2GBなので、動画ファイルなどを扱うことも可能です。

ブラウザ版であれば専用画面を英語表示に切り替えることができるので、外国人を雇用している企業でも便利に利用できます。

(25)セキュアストレージ

セキュアストレージ サービス概要・料金・導入実績

セキュアストレージ(Secure Storage)はサービスの名称が示すように、セキュリティを重視したオンラインストレージサービスです。具体的な機能ですが、通信の暗号化・クライアント証明書・IPアドレスによるアクセス元認証・IPS(不正アクセス排除)・アンチウイルス、などを備えています。

クライアント証明書がインストールされた端末でのみアクセスが可能で、IPアドレスによる接続制限機能も設定可能です。

コンピュータウイルス・マルウェア(スパイソフト)・不正アクセス排除機能を標準で備えているので、外部からのハッキングやクラッキング攻撃からデータを守ることができます。料金はデータ容量によって決められており、アクセス可能なユーザー数は無制限です。

(26)ファイルサーバークラウドVer.3

ファイルサーバークラウドVer.3 サービス概要・料金・導入実績

ファイルサーバークラウドVer.3の特徴は、VPNを使用することで社内ネットワークと同じ環境でデータのアクセス・共有ができることです。

本サービスはWindowsサーバーによって提供されているので、Windows上で簡単にデータの送受信ができます。専用サポートセンターを備えているので、トラブルが発生した場合も迅速に問題を解決することが可能です。

数十TBもの大容量での利用や数千人分のアカウント発行にも対応しているので、大企業にもおすすめです。モバイル端末からのアクセスにも対応しており、外出先からiOSまたはアンドロイドのタブレット端末・スマートフォンでデータにアクセスすることができます。

外部関係者とのファイル共有機能も備えているので、取引先とのデータ送受信も可能です。

企業・法人向けオンラインストレージまとめ

オンラインストレージを利用すれば、社内や社外関係者との間でデータを共有したり安全に保管することが可能です。

近年はオンラインストレージサービスで1GBあたりの料金が安くなっているので、専用の外部記憶装置を購入したりファイルサーバーを立ち上げて管理するよりも少ないコストでデータを管理することができます。

ただし会社ごとにサービスの特徴・機能・コストなどに違いがあるので、事業所の規模や導入する目的に応じて選ぶことが大切です。

アカウント数やデータ保存容量はさまざまで、個人事業主から大企業向けのサービスが用意されています。

中には期間限定で無料お試しサービスが用意されているので、実際に使用してみてから導入するかどうかを決めることができるでしょう。

 

 

さらにオンラインストレージについて詳しく知りたい方はこちらから。

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