インフルエンサーと、それを活用するインフルマーケティングとは?

最終更新日 : 2020-01-28 Box

近年、様々な企業がインフルエンサーを起用してマーケティング施策を行っていますが、そもそもインフルエンサーとはどのような人のことを指すのでしょうか。ここでは、インフルエンサーの定義や種類とともに、活躍の舞台となっている代表的なSNSについて紹介していきます。

インフルエンサーとは?

インフルエンサーとは、勢力や影響を意味する「influence」を語源としており、広義な意味としては社会に対して大きな影響力を持つ人のことを指します。しかし、マーケティング分野においては、消費者の購買行動に影響を与える人たちのことを指すのが一般的です。

従来は、テレビや雑誌などに多く出演する芸能人やスポーツ選手といった有名人が代表的な存在でしたが、近年はインターネット上で消費者の購買意思決定に影響を与える人たちのことを指すことが多くなっています。

芸能人やスポーツ選手、ファッションモデルなどの有名人だけでなく、一般人であっても各SNSやブログ、動画配信サイトなどで多くのフォロワーを獲得している人たちがインフルエンサーと呼ばれています。

インフルエンサーの種類

一口にインフルエンサーと言っても、世間一般に広く認知されている有名人もいれば、より一般人に近い存在の人もいます。一般的に、インフルエンサーは獲得しているフォロワー数によって何種類かに分類されることが多く、その種類によって特徴が異なります。

マーケティング施策にインフルエンサーを起用する場合、人物選定が成功の可否を左右する大きな要素となりますが、まずは獲得フォロワー数によって、消費者に対する影響力がどのように変化するのかを正しく理解しておくことが大切です。

(1)マイクロインフルエンサー

マイクロインフルエンサーとは、世間一般に広く認知されているとは言えないものの、特定のコミュニティで強い影響力を持つ人のことを指します。具体的には、獲得フォロワー数が1~10万人程度の人たちを指すことが多いです。

マイクロインフルエンサーは、フォロワー数が100万人を超えるような人たちよりも情報の拡散力は低いものの、フォロワーと密接に繋がっていることが多いため、フォロワー1人1人に与える影響力が強いのが特徴です。また、マーケティングに起用するハードルが比較的低いのも特徴のひとつとなります。

(2)ナノインフルエンサー

ナノインフルエンサーとは、獲得フォロワー数が少なく、より一般人に近い存在の人たちのことを指します。その定義は曖昧ですが、獲得フォロワー数が1万人以下の人たちのことを指すことが多いです。

フォロワーとの距離が非常に近く、インフルエンサーの中でもフォロワーのアクティブ率が高いという特徴があります。影響力を発揮するコミュニティは限定されますが、各フォロワーに対する影響力は非常に強く、起用する費用も低めという理由から、近年注目を集めている存在です。

(3)メガマイクロインフルエンサー

メガマクロインフルエンサーとは、数十~数百万人という圧倒的なフォロワー数を誇る人たちのことで、芸能人などの有名人も含まれます。特定のコミュニティに限らず幅広い層から支持されていることが多く、獲得フォロワー数が膨大であるため、当然ながら多くの人に情報を拡散させることが可能です。

一方で、フォロワー1人1人との距離が遠くなってしまうことが多く、ナノ・マイクロインフルエンサーと比べるとフォロワーのアクティブ率は低くなる傾向があります。

インフルエンサーマーケティング

近年、自社の商品やサービスをインフルエンサーに紹介してもらうインフルエンサーマーケティングという手法が注目を集めています。

このマーケティング手法を導入する主なメリットは、一般的な広告よりも消費者に受け入れてもらいやすいことです。一般的なインフルエンサーマーケティングでは、自社の商品やサービスをインフルエンサーに利用してもらい、そのレビューを発信してもらうという手法がとられます。

口コミの側面が強いため、一方的に商品やサービスを宣伝する広告よりも消費者に受け入れてもらいやすいという特徴があります。

インフルエンサーマーケティングを成功させるポイントとしては、施策の目的を明確に適した人物を起用することです。

例えば、自社の商品やサービスを広く認知させたいのであれば、数多くのフォロワー数を抱えており拡散力の高い人が適しているでしょうし、特定の商品やサービスの販促を行う場合は、フォロワー数は少なくてもフォロワーのアクティブ率が高い人の方が効果的と言えるでしょう。

インフルエンサーが活躍するソーシャルメディア

近年注目を集めるインフルエンサーたちは、主にソーシャルメディアの一種であるSNSを活動の舞台にしています。ここからは、マーケティングに活用されることも多いSNSであるツイッター・インスタグラム・Youtubeの特徴について紹介していきます。

(1)ツイッター

最大140文字で気軽に投稿できるツイッターは、10~20代の比較的若い世代に人気のSNSです。Twitterの最大の特徴は拡散力の強さで、リツイート機能により短時間でツイート内容が拡散されることも少なくありません。

また、情報のリアルタイム性や検索性にも優れているため、情報収集目的で利用するユーザーも数多く存在します。さらに、投稿にリンクURLを貼り付けることが可能なので、消費者を自社サイトへ誘導しやすいという特徴があります。

(2)インスタグラム

写真や動画をメインに投稿するインスタグラムは、近年ユーザー数を急増させているSNSで、国内ユーザー数は2019年6月の時点で3300万人となっています。グルメやファッション、インテリアなどの写真映りが良いコンテンツとの相性が良いのが特徴で、様々なインフルエンサーとのタイアップが行われています。

ただし、インスタグラムの基本機能では投稿を拡散させることができないため、多くのユーザーに投稿を見てもらうにはハッシュタグのキーワード選定が重要となります。

(3)Youtube

動画コンテンツを投稿するYoutubeは、2018年12月の時点で日本国内に6200万人のユーザーが存在しています。単にユーザー数が多いだけでなく、10代から60代まで幅広い年齢層が利用しているのが特徴です。

多くの企業がYoutuberと呼ばれるインフルエンサーを起用していますが、Youtubeをマーケティングに活用する最大のメリットは、何と言っても動画を活用できることです。文字や写真よりも多くの情報を伝えることができるため、ユーザーの共感が得られやすいというメリットがあります。

まとめ

消費者の購買行動に大きな影響を与えるインフルエンサーは、近年大きな注目を集めていますが、その意味をご理解いただけたでしょうか。

現在、様々なSNSで活躍するインフルエンサーをマーケティングに起用する企業が増えていますが、この流れは今後ますます加速していくでしょう。しかし、単にフォロワー数の多い人物を起用すれば良いというわけではなく、施策の目的を明確にした上で効果的と思われる人物を選定することが重要です。

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