【2022年最新】オンライン商談ツールの選ぶポイントとおすすめのサービス21選【無料も】
近頃はリモートワークやインサイドセールスを導入する企業が増えていますが、こういった状況下でスムーズに商談を行うためにオンライン商談ツールを用いることができます。
まだ導入していない場合や、使用しているツールに納得していない場合はオンライン商談ツールの基礎知識やおすすめサービスについて理解を深めておくことが大切です。
満足度の高いオンライン商談ツールを利用することができるように、紹介した内容を参考にしてみると良いでしょう。
オンライン商談ツールとは?
オンライン商談ツールは、名前から分かるようにオンラインで商談を可能にするツールです。
従来の営業は相手の会社や家を訪問して製品の売り込みを行うことが多かったですが、近頃は流れが変わっています。
オンライン上で全て完結させるケースが増えており、スムーズにオンライン商談を行うためにオンライン商談ツールが開発されました。
オンライン商談ツールは、パソコンやネット環境があればどこからでも利用することができます。利用場所を問わないだけではなく、商談を行うために便利な機能がたくさん搭載されていることも嬉しいポイントです。
プレゼン機能や台本機能が搭載されていることもあれば、相手がスマートフォンでも参加できるようになっているケースもあります。
自社にあったツールを選択すれば、不便さを感じることなくオンライン商談を進めることができるので非常に便利です。
オンライン商談ツールとWeb会議ツールの違い
Web会議ツールも同じような製品だと勘違いしている人が多いですが、オンライン商談ツールは商談に特化しています。
社内ミーティングと取引先や顧客との商談では、実施する内容や求める機能が大きく違っているはずです。
オンライン商談ツールであれば、円滑に営業トークが進められるように自分のパソコンにスクリプトを表示することができたり、商談記録の録音や文字起こしが可能であったりするケースも多いと言えます。
そのため、Web会議ツールで済ませるのではなく、オンライン商談用のものを選ぶことがおすすめです。
オンライン商談ツールの主な機能
オンライン商談ツールにはコミュニケーション機能と商談支援機能、管理機能が設けられていることが多いと言えます。
円滑なコミュニケーションを実現するために、ライブ配信機能が搭載されていたり、資料や画面共有が用意されていたりすることが多いです。
音声によるやり取りができるだけではなく、双方で書き込みが行えるメモやチャットがあるツールも多いと言えます。
商談機能としては事前に準備しておいた台本を自分の画面だけに表示させるトークスクリプト機能、発信者の映像や音声、デスクトップ画面などを記録できる録音・録画機能もあることを知っておくと良いです。
管理機能には、ユーザーごとに利用制限を設けたり、商談の分析を行ったりすることができる機能が用意されているケースが多いと言えます。
他にも基本的な機能として、コードで簡単に招待できる機能、モバイルデバイス対応機能などが用意されていることもあるでしょう。
オンライン商談ツールのメリット
これからオンライン商談ツールを導入することを検討しているのであれば、これを取り入れることのメリットを知っておくべきです。
ここからはメリットについて具体的に解説します。
1.遠方の顧客と商談ができる
遠方の顧客と商談できることは非常に大きなメリットです。
会社と離れた場所に住んでいる人に商品を売りたくても、そこまで足を運べば移動費や宿泊費が発生することになります。
契約が取れなければコストを無駄にしてしまう可能性がありますし、契約が取れたとしてもコストを回収できるほどの契約になるかどうかは分かりません。
オンライン商談ツールを利用すればコストを節約して遠方の顧客と商談ができますし、オンライン対応可能であることを伝えておけば、遠方地の顧客でも気軽に問い合わせしてくれる可能性が高まるというメリットがあります。
2.移動時間の節約
移動時間を節約できることも嬉しいメリットです。会社と同じエリアに居る顧客と会う場合でも、多少は移動時間が発生します。
午前中には会社より北にある地域で顧客と会い、昼には南の地域で顧客に会うけれど、夕方にはまた北の地域で商談予定が入っているというケースもあるはずです。
先方の都合に合わせることが多いため、移動時間を節約しようと思っても難しいケースが多いと言えます。
ツールを活用すれば社内のデスクなどで商談が始められ、移動する必要がないので空いた時間で他の仕事をこなせるようになるはずです。
3.経費削減
経費削減も実現することができます。
実際に会って話し合う場合は、交通費や宿泊費だけではなく、商談スペースの利用料が発生することも多いです。
顧客との距離が遠ければ遠いほど、公共交通機関やタクシーを使って移動する機会が多ければ多いほど経費がかさむことになります。
オンライン商談ツールを採用すれば交通費や宿泊費、スペース利用料を節約できるため、経費カットを期待する企業にもピッタリのツールだと言えるでしょう。
4.商談内容を記録して振り返れる
オンライン商談ツールを活用する場合は、商談内容を記録して振り返ることができます。
録音や録画、文字起こしや双方メモなどの機能が搭載されているので、スムーズに商談を振り返ることが可能です。
同じ顧客と再び商談を行うことがあっても、前回の内容をすぐに振り返れる点も便利だと言えます。商談内容そのものだけではなく、話し合いにかかった時間などを分析できる機能が搭載されていることもあり、結果を見ながら内容や話の進め方をブラッシュアップしていくことが可能です。
商談の質を高めるためにも、オンライン商談ツールは便利だと言えます。
オンライン商談ツールのデメリット
とても便利なオンライン商談ツールですが、デメリットがあることも事実です。最も大きなデメリットは、訪問スタイルの営業が当然だと思っている企業に受け入れられない可能性があることだと言えます。
相手がオンライン商談に抵抗感がある場合は利用することが難しいです。
社内に関しても、足で稼ぐことが美徳だとしている社員がいれば円滑に導入できない可能性があります。
オンライン商談を良しとする顧客であるか見極めたり、社内で営業に対する考え方の擦り合わせを行ったりしておくことが大切です。
オンライン商談ツールの選ぶポイント
オンライン商談ツールはどれを選んでも良いわけではありません。選ぶポイントを紹介するので、解説を参考に自社に合ったものが選べるようにしてください。
1.相手との接続方法・通話方法
相手との接続方法や通話方法は、絶対にチェックしておかなければならないポイントの1つです。
オンライン商談ツールを使用する場合は、相手側でも同じツールを使用する必要があります。利用開始までになるべく顧客に負担をかけないものであることが重要です。
相手側で導入が難しいツールを選んでしまうと、お金をかけてオンライン商談ツールの契約を行ったとしても、実際に商談で利用できない可能性があるので要注意が必要です。
2.料金
料金もサービス選びで重要なポイントです。
アカウント数やルーム数、チャネル数などが基準として料金を決定しているサービスが多いため、実際に運用するときのことを想定してサービスを選ぶ必要があります。
オンライン商談ツールを使用する社員の数や商談数によって費用対効果の高いツールは違うので、自社に合った料金体系を見つけることが大事です。
ただ安いかどうかをチェックするのではなく、利用内容に応じたコストパフォーマンスの高さを確認しておきましょう。
3.機能
オンライン商談ツール選びでは搭載されている機能のチェックも重要です。
実際に使うシーンを想像して、商談になくてはならない機能やあれば便利な機能をまとめておくと良いでしょう。
基本的な機能はどのツールでも大体同じですが、営業台本の表示機能やドキュメントの共同作業機能、ホワイトボード機能やバーチャル背景設定機能などは利用するサービスによっては利用できないこともあります。
自社に合った機能はどういったものか考慮して選ぶようにすれば、必要なものが搭載されていなくて使い勝手が悪いと感じるようなリスクを回避できるはずです。
4.セキュリティ面
顧客や自社の情報、商談内容が外に漏れてしまうようなことがあれば大問題だと言えます。
大きなトラブルを招かないようにするためには、オンライン商談ツールのセキュリティ面をチェックしておくことが大事です。
通信全体が暗号化されているだけでなく、ファイルの暗号化なども必要だと言えます。高いセキュリティ性を有していることを証明する認証を取得しているようなサービスを選ぶと安心です。
クラウドサービスを利用することが多く、自社での対応には限界があるので、提供元のセキュリティ体制が非常に重要だと言えます。
おすすめのオンライン商談ツール
おすすめのオンライン商談ツールを紹介していくので、特徴を確認し、自社に合ったサービスを選ぶ際の参考にしてみてください。
クラウド商談どこでもSHOWBY
【ずっと無料で使える】 どこでもSHOWBY サービス概要・料金・導入実績
クラウド商談どこでもSHOWBYは、商談を円滑に進めるための機能がたくさん備わっているオンライン商談ツールだと言えます。
接続番号の利用で簡単に商談を開始できますし、カンペ機能や名刺交換機能でスムーズに話を進めることも可能です。他のサービスには備わっていない機能も多く、バーチャルエントランスやグループ管理機能、シフト設定や通知設定、ログ機能などを使用することもできます。
必要に応じてエントランスに鍵をかけたり、商談中にBGMを流したり、楽屋でカメラやマイクチェックを行ったりすることも可能です。
多機能なオンライン商談ツールを求めているのであれば、このサービスをチェックしてみることがおすすめだと言えます。
VCRM
VCRMは、ユーザー登録数が無制限のオンライン商談ツールです。
利用したいルームの数によって料金が変化します。顧客に公式ホームページから入力できる番号もしくはURLを伝えるだけで簡単に商談が始められるので、相手に面倒な準備をしてもらう必要もありません。
資料を事前にアップロードできる機能や自分にだけ見えるカンニングペーパー、双方から書き込める共有メモなどが用意されています。
データを録画することができるので、終了後に反省会を行ったり、新人に先輩の商談の様子を見せるために活用したりすることが可能です。
カメラ背景をぼかすこともできるので、バーチャル背景に違和感を覚えてしまう人でも使いやすいという利点もあります。
bellFace
bellFaceは電話を使ったオンライン商談に特化したツールです。電話からスタートするので、初対面でメールアドレスを知らない場合、顧客がパソコンの使用を得意としていない場合でもスムーズに商談に移ることができます。
サイトで番号を入力するだけなので、非常に簡単です。
Web版にも対応しているので、そのときはURLを発行することで簡単にアクセスしてもらうことが可能です。
商談相手が自由自在に資料を操作できるシンクロプレゼンテーション機能やデジタル名刺交換機能、CRM連携機能なども搭載されています。
カメラはビューティーモードにも対応しているので、お互いの見た目の印象を明るくして円満な関係を築きやすくすることも可能です。
Calling
Callingは1IDごとに料金が決められているオンライン商談ツールであり、機能制限や通話制限がありません。
URLをワンクリックするだけですぐに顧客と繋がることができますし、専用アプリをインストールしてもらえば相手がスマートフォンやタブレットを利用している場合でも問題ないです。
画面共有や資料共有のような基本的な機能以外に、商談での使いやすさが重視されているホワイトボード機能やメモ機能を利用することもできます。
アンケートを実施することもできるため、顧客に商談の感想を聞きたい場合にも便利です。
オンライン商談に便利なツールですが、Web会議やミーティングなどにも活用できるので、オンライン商談とWeb会議の両方をこなせるツールがほしい場合におすすめだと言えます。
ビデオトーク
ビデオトークは電話番号だけで繋がれるオンライン商談ツールです。
顧客の携帯電話番号にURLが記載されたSMSを送信すれば、すぐにビデオ電話をスタートさせることができます。
スマートフォンを活用してオンライン商談を行うことができますが、パソコンで利用するサービスと同じように、画面共有や録画・録音、チャットや複数通話などの多彩な機能を使用することが可能です。
顧客側でアウトカメラを使用してもらうことで、顧客が見せたいものを見ることができます。
引っ越し会社であれば顧客に荷物量や家具を見せてもらうことができますし、買取サービス会社であれば顧客に査定品を見せてもらえるでしょう。
顧客側の映像情報がほしい場合に非常に便利なサービスです。
SOBA meeting(ソーバ・ミーティング)
SOBA mieruka Cloud サービス概要・料金・導入実績
SOBA meeting(ソーバ・ミーティング)は有料プランも用意されていますが、無料プランを利用することもできます。
無料の場合は広告表示が行われることに注意しておく必要がありますが、小さな会社やオンライン商談を行う機会が少ない会社では無料プランから試してみることもおすすめです。
参加人数の制限がないので、商談途中で顧客の上司にも話を聞いてもらいたくなった場合、自社の専門スタッフに説明を求めたくなった場合に、途中から参加してもらうこともできます。
多彩なファイル形式に対応している共有機能やホワイトボードも用意されているので、資料を見たりお互いの意見を書き込んだりしながら商談を進めることが可能です。
インストールの必要がないので、素早く利用を開始できる点も嬉しいポイントだと言えます。
RemoMee
RemoMeeは、1対1の商談に特化しているオンライン商談ツールだと言えます。
音声は電話を使うことになるので、高い品質と接続の安定性を得られることが特徴的です。カンペ機能や説明メモもあるので、伝え忘れや説明不足のような問題が起きづらいと言えます。
事前に営業者全員で共有できるメモを用意しておけば、社員全体にノウハウを共有できるようになり、誰でも質の高い商談を行えるようになるはずです。
録画機能もあるので大切な商談の記録をしっかりと残すことができますし、録画された映像を見ながら商談についての反省会を行うこともできます。
30日間のトライアルが用意されているので、まずは無料で使い勝手を試すことも可能です。
Baroom For Business
Baroom For Business サービス概要・料金・導入実績
Baroom For Businessは、対面で話しているかのような商談を実現しやすいオンライン商談ツールとして有名だと言えます。
顧客がアクセスしたらエントランスへお迎えし、ルームへ誘導後に商談がスタートされますが、簡単に商談スタートまで進めることが可能です。
商談中には顧客情報や商談メモを表示することができますし、相手に画面を共有したり、やり取りを録画したりすることも可能なので便利だと言えます。
あらかじめプレゼン資料を登録しておくことができるので、顧客と話している最中に素早く資料を呼び出して情報を共有することが可能です。
商談が開始してからアップロードなどの操作を行う必要がないため、スムーズな進行を実現することができます。
Chat Meet
Chat Meetは、AIのサポートを受けながら商談を進めることができるオンライン商談ツールです。
いきなりスタッフとの商談を行うことに抵抗感がある顧客も多いですが、このサービスを採用すればまずはAIチャットボットに接客を任せることができます。
AIチャットボットの接客で商品に興味を持った顧客がいれば、初めて有人チャットへ切り替えられ、購入の意思がある場合はオンライン商談へと切り替えることが可能です。
顧客の心理的ハードルを下げることができるので、ただ商談できるツールではなく、リードの発掘まで実現できるツールを求めている場合におすすめだと言えます。
AIチャットボットを活用するので、営業マンの負担を減らすことにも繋がるでしょう。
B-Room
B-Roomはインストール不要で利用できるオンライン商談ツールです。
高品質な画像と音声にこだわっているので、途中で映像や音声が乱れて商談が途切れるというトラブルが起こりづらいと言えます。
1対1だけではなく最大4拠点からの同時接続が可能なので、自社の技術担当を呼びたい場合にも、顧客が上層部を呼びたい場合にも対応することが可能です。
音声が自動でテキスト化されるので、議事録を自社で作成する必要がありません。自動リマインドメール送信機能や、削減できたコストの自動計算機能が搭載されていることもおすすめのポイントです。
チャット窓口や電話相談、リモートサポートを利用することができるので、オンライン商談ツールの導入時や運用時に手厚いサポートを期待する場合にも安心だと言えます。
RemoteOperator Sales
RemoteOperator Salesは電話とパソコンがあればすぐに利用開始できるサービスであり、テレワークを採用している企業でも導入しやすいオンライン商談ツールだと言えます。
マルチデバイス対応なので、顧客が保有しているデバイスが限定されている場合でも安心です。
電話を利用するので、オンラインシステムで通話を行うよりも音声や画面共有が途切れにくいというメリットがあります。
暗号化などによって高いセキュリティ性が確保されているので、クラウド上でも安全に利用することが可能です。
契約する場合はサポートのための専用サイトや専用電話を利用することができるので、初めての導入で手厚い支援を求めている場合にも便利だと言えます。
meet in
meet inはURLを作成するだけで簡単に商談が始められるオンライン商談ツールです。
資料や画面共有、チャットや名刺表示などの機能があるだけではなく、複数人同時接続機能や契約書捺印機能まで搭載されていることが特徴的だと言えます。
他のオンライン商談ツールでは珍しい機能も用意されているので、より快適なオンライン商談を求める場合におすすめです。
新機能が随時アップデートされているため、新たな機能の提供やシステム改善をしっかりと行っているサービスを選びたい場合にもピッタリだと言えます。
丁寧な対応のサポートデスクを利用することができるため、オンライン商談が初めての場合でも不安を感じることなく運用することが可能です。
V-CUBEミーティング
V-CUBEミーティングは、画質と音質が良いことでスムーズな商談を実現しやすいオンライン商談ツールだと言えます。
必要最低限のボタン配置にこだわったシンプルなインターフェースなので、ツールの活用を苦手とする営業マンが在籍している企業でも安心して導入することが可能です。
多言語対応や英語サポートも充実しているので、外国人顧客と商談を行いたい場合にもおすすめだと言えます。
リアルタイムで翻訳されるため、営業マンが英語を苦手としている場合でも安心ですし、外国語でのやり取りを理由とした勘違いが起こるリスクも減るはずです。
画面デザインやレイアウトの変更や自社アプリとの連携も可能なので、柔軟にカスタマイズすることができます。
はなスポット
はなスポットは、オンライン商談特有の問題を解決することができるオンライン商談ツールの1つです。
専用アプリが不要ですし、マルチデバイスとマルチブラウザに対応しているので、スムーズに導入することができます。
名刺交換や全体共有メモ、プレゼンモードやトークスクリプト、社内メモや音声自動議事録などの多彩なシステムが搭載されているので、実際に対面しているかのような円滑な商談を実現することが可能です。
画質は4段階で調節することができるため、通信容量の制限がある場所から利用する場合でも無理なく利用できます。
導入時には設定や操作のサポートを手厚く行ってもらうことができますし、利用を開始してからも専用チャットなどで相談を行えるので安心です。
LINC Biz
LINC Bizもオンライン商談を行うためにとても便利なツールです。
資料や画面の共有、ホワイトボードへの書き込みといったオンライン商談に便利な機能は1通りきちんと揃っていますし、リマインダー機能も用意されているので商談を忘れてしまうような心配もありません。
小規模であれば月額料金無料で利用するので、小さな会社でなるべくお金をかけずにオンライン商談ツールを取り入れたい場合にもピッタリです。
中規模から大規模の企業でも、自社の規模に合った最適なプランを選択して利用することができます。
複数拠点からアクセスすることができるため、別の建物で働く製品開発者にも参加してほしいというケースが多い場合も便利だと言えます。
Surfly(サーフリー)
Surfly(サーフリー)は、ダウンロードやインストール不要で利用が開始できるオンライン商談ツールです。
操作パネルがシンプルなつくりなので、マニュアルを読まなくても直感的に操作することができます。パソコンを活用せずに営業を行ってきた社員が多い企業でも、スムーズに取りやすいサービスの1つです。
共有したい画面だけを顧客に見せることができるので、見られたくない通知やブックマークが見えてしまうというトラブルも起きません。
画面共有時にはただ共有するだけでなく、一時停止機能があるので画面操作を見られずに済むという特徴もあります。
他にも参加者全員の書き込み機能や複数人でセッションできる機能が搭載されているため、使い勝手が良いものを求める場合におすすめです。
V-SESSION(ブイセッション)
V-SESSION(ブイセッション)は、Webブラウザだけで手軽に商談が始められるオンライン商談ツールです。
チャットやチャットログ出力、画面共有やスケジュール管理、ノートや録画機能など様々な機能が用意されていますが、プランによって利用できる範囲が違います。
少ない機能をリーズナブルな価格で利用できるものから、多彩な機能をしっかりと利用できるプランまで用意されているので、自社に合った特徴のあるプランを選んで利用することが可能です。
フリープランは非常にシンプルな内容ですが、こちらであれば無料で利用することができるので、まずはお試しでフリープランを使うこともできます。
無料やリーズナブルな価格で利用できますが、高いセキュリティ性が確保されているので問題なく利用できるはずです。
Whereby
Wherebyは、ゲストの登録やソフトのダウンロードを必要としない誰でも簡単に利用できるオンライン商談ツールです。
背景カスタマイズや自社ロゴの追加が可能なので、オンライン商談スペースをブランディングしたい場合にもおすすめだと言えます。
画面共有や録音機能が搭載されていたり、マルチデバイスに対応していたりするので円滑に商談を進めるために便利です。
顧客側にマイクがないなどの事情がある場合でも、チャット機能があるので問題なく意思疎通を図ることができます。
クレジットカードなどの登録をしないでも無料お試しプランを利用することができるので、気になる場合は無料で操作性を確認した上で契約するかどうか決定することができるでしょう。
オンライン商談にも使えるその他のツール
もともとオンライン商談ツールとして開発されたものではありませんが、この用途で使えるツールもあることを知っておくと良いです。
オンライン商談にも使えるツールを紹介していきます。
Zoom
Zoomはビデオ会議で有名なツールですが、オンライン商談で用いることも可能です。
誰でも簡単に利用を開始することができますし、商談中にレコーディング機能や文字起こし機能、チャット機能やファイル転送機能などを利用することもできます。
ホワイトボードで共同書き込みを行うこともできるので、お互いの意見を残しておきたい場合にも便利です。
無料で利用を開始することができますが、セキュリティ性が高いので商談目的でも安心して利用できます。
Google Meet
Google Meetも有名なビデオ会議ツールですが、オンライン商談ツールとして利用することも可能です。
安全かつ簡単に開催することができますし、商談中には画面共有や録画、レイアウト切り替えなどの商談に必要な機能を使うことができます。
映像と音声の品質の良さも特徴的であり、AIが自動で調整を行ってくれるので、暗い場所や雑音が入る場所で商談を行う場合でも、明るさ調整やノイズカットを行ってもらえるので便利です。
顧客と営業マンの双方にとってストレスのない商談が実現できます。
Skype
Skypeは無料で利用できるビデオ通話システムとして有名ですが、オンライン商談で利用することも可能です。
通話をロックすることもできるので、機密性の高い情報について話すときに誰か他の人が通話に参加してしまう心配もないと言えます。
ファイルや画面の共有機能、チャット機能なども搭載されているので、基本的なオンライン商談の機能を求めている場合でも問題ありません。
シンプルなつくりなので、複雑なツールを使いこなせる自信がない人でも問題なく利用できます。
オンライン商談のコツ
オンライン商談ツールを導入するときには、これを成功させるコツを知っておくべきです。
まずはオンライン商談を行いやすい環境形成が必須であり、オフィスに専用のブースやスペースを設けることがおすすめだと言えます。
自分の座席では集中できない、雑音や余計な映像が入る可能性もあるので、場所づくりから始めることが大切です。
運用を開始したときには、顧客にリマインドメールを送ることでスムーズに商談を開始できるようにしておく、高品質なカメラやマイク、スピーカーを用意しておくことで満足度の高いオンライン商談になるように準備しておくと良いでしょう。
他にも、対面とのギャップを埋めるために、事前に社員同士でツールを使用し、聞きやすい話し方や見やすい画面共有が実現できるように練習しておくと良いです。
せっかく導入しても上手く使いこなせなければ意味がないので、こういった点を意識しておくことが大切だと言えます。
オンライン商談ツールまとめ
自社にオンライン商談ツールを導入するのであれば、これまでとは違った商談の形を実現することが可能です。
導入することでコスト節約や営業マンの負担の軽減、遠隔地の顧客の獲得などのメリットを感じられる可能性が高いと言えます。
今後導入することや新しいサービスに切り替えることを検討しているのであれば、紹介した内容を参考にしてみてください。
基本的な情報やおすすめサービスを参考にすることで、自社にフィットするオンライン商談ツールを導入できるようにしておきましょう。