メールマガジンに関するアンケート|オトナ世代はパソコンでじっくり読みたい
結果概要
- 20代~40代はケータイ向けのメルマガを好み、50代以上はパソコン向けを好む傾向にある
- メールマガジンに求める情報も世代によって若干異なる
設問
- メールアドレスについて、当てはまるものを選んでください[複数回答可]
- 現在使用している携帯電話を選んでください
- 携帯電話のメールアドレスに、企業からのメールマガジンは何種類くらい登録していますか?
- そのうち、届くたびにほぼ欠かさず読んでいるというメールマガジンは何種類くらいありますか?
- どんなコンテンツがあれば、携帯電話でメールマガジンを読んでみようと思いますか?
- プロバイダやフリーのメールアドレスに、企業からのメールマガジンはおよそ何種類くらい登録していますか?
- そのうち、届くたびにほぼ欠かさず読んでいるというメールマガジンは何種類くらいありますか?
- どんなコンテンツがあれば、パソコンでメールマガジンを読んでみようと思いますか?[複数回答可]
- よく読むメールマガジンの中で、好感を持っていたり、読むのを楽しみにしていたりするメールマガジンがあれば、どんな企業のどんなメールマガジンか教えてください。
基本データ
調査方法:インターネット調査
調査期間:2016年6月18日~30日
設問数:9問
サンプル数 1000 (20代以下・30代・40代・50代・60代以上各200人)
性別人口構成比
性別 | 男性 | 女性 | 合計 |
---|---|---|---|
度数 | 637 | 363 | 1000 |
結果抜粋
1.メールマガジンはケータイで読む?パソコンで読む?
20代以下、30代、40代、50代、60代以上の各世代200人ずつ計1000人に対して、企業からのメールマガジンについてアンケートを実施しました。
携帯電話・スマートフォン(以下ケータイ)のメールアドレスと、プロバイダやYahoo!、Gmailなどフリーのメールアドレス(パソコンで閲覧することが多いもの)でどういった違いがあるのかを見てみます。
Q4・7:ほぼ欠かさず読んでいるというメールマガジンは何種類くらいありますか?
設問上は、「登録しているメールマガジンの数」「欠かさず読んでいるメールマガジンの数」を聞きましたが、ここではそれを世代別に整理して、「ケータイ・パソコンで欠かさず読んでいるメールマガジンがある人の割合」を計算しました。
ケータイとパソコンで比較すると、20代以外はパソコンのほうが読んでいる割合が高くなりました。
特に50代・60代は2倍以上、3倍近い差が開いています。
2.企業からのメールマガジンに何を求めているのか?
ケータイ向けのメールマガジン、パソコン向けのメールマガジン、それぞれについて、どういったコンテンツがあるメールマガジンならば読みたくなるかを聞いてみました。
選択肢は、
- リンクをクリックすることでポイントがもらえる
- ショッピングサイトや実店舗で使えるクーポンがもらえる
- ショッピングサイトや実店舗のセール情報がわかる
- LINEスタンプやアプリ(※パソコン向けは『壁紙や限定動画』)などデジタルコンテンツがもらえる
- 懸賞に応募できる
- 企業からの情報に加え、その時点の最新ニュースなどもわかる
- 芸能人・著名人などのコラム
- 豆知識や生活に役立つテクニック
- どんな内容でも読みたくない
と設定、複数の選択も可能です。
Q5:どんなコンテンツがあれば、携帯電話でメールマガジンを読んでみようと思いますか?
(携帯電話のメールアドレスを持っている方 531人が対象)
まずはケータイ向けです。
各世代で最も割合の高かったものを見てみましょう。
20代以下:LINEスタンプやアプリなどデジタルコンテンツがもらえる 36.0%
30代:芸能人・著名人などのコラム 29.4%
40代:芸能人・著名人などのコラム 29.4%
50代:ショッピングサイトや実店舗で使えるクーポンがもらえる 22.0%
60代以上:どんな内容でも読みたくない 31.3%
続けてパソコン向けについても見てみましょう。
Q8:どんなコンテンツがあれば、パソコンでメールマガジンを読んでみようと思いますか?
(携帯電話のメールアドレスを持っている方 813人が対象)
20代以下:ショッピングサイトや実店舗のセール情報がわかる 22.5%
30代:壁紙や限定動画などデジタルコンテンツがもらえる 31.6%
40代:芸能人・著名人などのコラム 34.8%
50代:懸賞に応募できる 25.2%
60代以上:企業からの情報に加え、その時点の最新ニュースなどもわかる 44.1%
少し細かくなりますが、すべての項目の結果は以下の図のとおりです。
この結果からわかる点はいくつかありますが、60代の「どんな内容でも読みたくない」の割合の高さにまずは驚かされます。
この選択肢、パソコン向けのほうでは12.6%とケータイ向けの3分の1になります。
60代以上の方は「ケータイでメールマガジンなんて読みたくない!」と強く思われているようです。
その60代以上の方々がパソコン向けメールマガジンに対して望んでいるのは企業からの情報と最新ニュースが読めるメールマガジン。
新聞のようにさまざまな情報が読めるものを好んでいるようです。
50代の方々は、ケータイではクーポン、パソコンでは懸賞という結果になりました。
メールマガジンからはお得な情報がもたらされることを期待しているようですね。
40代の方はケータイ・パソコン共に「芸能人・著名人のコラム」が多くなりました。
じっくりと楽しめる読み物をメールマガジンに期待しているようです。
30代もケータイ向けメールマガジンでは「芸能人・著名人のコラム」でしたが、パソコン版では「壁紙や限定動画などデジタルコンテンツ」が最多でした。
メールマガジンに登録していることで楽しみを得られることを期待しているということでしょう。
そして20代以下は、やはりというべきか、ケータイ向けに期待することはデジタルコンテンツでした。
限定のスタンプやアプリなどがもらえるという点はメールマガジン登録に大きく影響するようです。
20代のパソコン向けについては、セール情報が最も多くクーポンで21.9%と僅差で続きます。
20代は買い物に役立つ情報をパソコン向けメールマガジンから得て、ケータイ向けメールマガジンからはコンテンツをもらう、という使い分けをしているようです。
この記事でご紹介できていない質問も含めた「メールマガジンに関するアンケート」の調査結果は下の「詳しい資料を無料ダウンロードする」ボタンからダウンロード可能です。