お祭りに関するアンケート|夏祭りや盆踊り、参加するのは少数派
結果概要
- 夏祭りや盆踊りなど、地元の夏のイベントについての調査
- 「参加する」よりも「参加しない」が大きく上回り、開催自体を知らない人も「参加する」並みにいる
- こうしたイベントに関する情報は、町内会や自治会などに加入していないと入りにくいことがわかる
設問
- 現在、結婚していますか?当てはまるものを選んでください。
- 現在のお仕事について当てはまるものを選んでください。
- あなたと同居している人数を以下から選んでください。(あなたを含めない人数)
- あなたは世帯主ですか?
- いまお住まいの町・地区にはどのくらいの期間住んでいますか?
- お住まいの町・地区の夏祭りや盆踊りなど、今年の夏のイベントには参加した?(またはこれから参加する予定ですか?)
- あなたの世帯は町内会・自治会などに加入していますか?
基本データ
調査方法:インターネット調査
調査期間:2016年8月3日~8月5日
設問数:7問
サンプル数 1000
性別人口構成比
性別 | 男性 | 女性 | 合計 |
---|---|---|---|
度数 | 648 | 352 | 1000 |
結果抜粋
1.夏祭りや盆踊り、地域のイベントに参加するのは3割に満たず
お神輿や山車が町内を巡り、神社や広場・通りには露店が並び、大きな櫓の周りで踊る盆踊り。
夏の風物詩ともいえるこうした地域のお祭りについて、各世代200人ずつ計1,000人にアンケートを実施しました。
Q6:お住まいの町・地区の夏祭りや盆踊りなど、今年の夏のイベントには参加した?(またはこれから参加する予定ですか?)
「参加した(またはこれから参加する予定)」と回答したのはおよそ4人に1人の26.1%。
「参加していない(または参加する予定がない)」と回答したのが43.0%と、参加する人のほうが少数派となる結果でした。
また、そうしたお祭りについて「開催されているか知らない」という方も25.1%と、参加する人とほぼ同数いることがわかりました。
2.知らなくて参加しない若年層、知っていて参加しない高齢層
続いては、世代別の集計結果を見てみましょう。
参加する割合はどの年代もほぼ同じで、やや60代以上が高い結果となりました。
世代で大きく差が出たのは「参加していない」と「開催されているか知らない」のところです。
20~40代にかけては、「開催されているか知らない」が3割程度となっています。
特に20代以下に関しては、「開催されているか知らない」と回答した割合が最も高く、いわゆる“地元のお祭り”には縁遠くなりつつあることがわかります。
一方、50代・60代以上の高齢層の「開催されているか知らない」の割合はかなり低くなっており、そのぶん、「参加していない」の割合が高くなっています。
お祭りが開かれることを認識した上で、「行かない」という選択をしているのがこの層には多いことがわかります。
3.地域のお祭りについての情報源は町内会・自治会
次は、地域の町内会や自治会に加入しているかどうかで集計してみました。
今回のアンケートでは約半数の方が町内会や自治会に加入していましたが、こうした方々のイベントの認知度は約80%でした。
「加入していない」と回答した方々の認知度は約60%、「加入しているかわからない」と回答した方々の認知度は約50%でした。
夏祭りのような地域のイベントの情報は、町内会や自治会などを経由して入ってくることが多いようです。
4.同居人数の多い家庭のほうがお祭りに参加しやすい?
最後に、一緒に暮らしている同居人数ごとに集計してみました。
グラフが細かくなるので、「参加した/参加する予定」のみのグラフとなります。
こうして見ると、「同居人数の多い家庭のほうが、お祭りに参加しやすい」ということが言えそうです。
ここでご紹介していないデータも含めた、「夏祭りに関するアンケート」の調査結果は下の「詳しい資料を無料ダウンロードする」ボタンからダウンロード可能です。