電力自由化に関するアンケート~決め手はキャンペーンより「料金」そのもの!~
結果概要
- 「電力自由化」の認知度はおよそ8割
- 電力自由化を知っている人のうち、実際に変更を申し込んだのは1割
- 変更の決め手は、キャンペーンやセット料金などではなく、「料金」そのものの安さが最も多い
設問
- 現在のあなたの生活に最も近いものを選んでください。(婚姻状況・同居家族)
- あなたのお住まいの家計について最も近いものを選んでください。 (自分が把握しているかどうか)
- 2016年4月から電力自由化が始まったことを知っていますか?
- 電力自由化に伴い、電力会社の変更を行いましたか?
- 変更を行わなかった理由について、最も近いものを選んでください。
- 電力会社を変更するにあたり、決め手となったことを選んでください。
- どういったところが決め手となったか、具体的に教えてください。
- 「その他」と回答した方に伺います。どのような点が決め手になったのか、また何故決め手になったのか、教えてください。
- 2017年4月にガスも自由化されることについて、当てはまるものを選んでください。
基本データ
調査方法:インターネット調査
調査期間:2016年4月17日~18日
設問数:9問
サンプル数 1000(20代以下、30代、40代、50代、60代以上各200人)
性別人口構成比
性別 | 男性 | 女性 | 合計 |
---|---|---|---|
度数 | 634 | 366 | 1000 |
結果抜粋
1.実際に電力会社の変更を申し込んだのは1割
Q4.電力自由化に伴い、電力会社の変更を行いましたか?
(「電力自由化」を知っている795人が対象)
2016年4月から始まった「電力自由化」。
電力自由化が始まったことご存知の方のうち、実際に電力会社の変更を行った(申し込んだ)方は9.8%、およそ1割となりました。
Q6.電力会社を変更するにあたり、決め手となったことを選んでください。
(実際に電力会社の変更を行った(申し込んだ)方78人が対象)
その78人を対象に、電力会社変更の“決め手”をなったことを伺ったところ、「各社の料金プラン」が最も多い回答となりました。
ケータイ料金などとの「セット料金」の仕組みや、ポイントの「還元率」が高くなるプランなども多く出揃っている状況ですが、
現状としては、そういったものよりも、単純に「電気料金が安くなる」というものが好まれているようです。
なお、具体的には、このような声がありました(自由回答から一部抜粋)。
<各社の「料金プラン(電気代)」>
- 年間電気料の試算が一番安くなりそうだったから
- 年間で10000円ほど安くなるから
- 安くなる、再生エネルギーに力をいれている
- 原発を発電源にしていなくて、かつ身近な存在の企業
<ケータイ料金などが安くなる「セット料金」>
- ケータイ料金も割引になる
- 自分の生活スタイルを検討して割安な会社を選んだ
<ポイントが多くもらえるなどの「還元率」>
- ポイントをまとめたい。
<「いま申しこめば◯ヶ月割引」のような「キャンペーン」>
- かなりいい。
- 安くなるから
ちなみに、変更を行わなかった717名にその理由について聞いた結果がこちらです。
Q5.電力会社の変更を行わなかった理由について、最も近いものを選んでください。
(実際に電力会社の変更を行った(申し込んだ)方717人が対象)
検討した上で、「現状のプラン(会社)が良い」と判断をしたのは僅か15%で、残りは決めかねたか、そもそも詳細な検討をしていないことがわかりました。
多くの方にとって、「お得になるかもしれない」よりも「変更するのは大変」という気持ちのほうが優っているようです。
回答者の家族構成などこの記事でご紹介できていない部分も含めた「電力自由化に関するアンケート」の調査結果は下の「詳しい資料を無料ダウンロードする」ボタンからダウンロード可能です。