参議院議員選挙に関するアンケート|若い世代の投票率は低め・・・
結果概要
- 2016年7月10日の参議院選挙、投票する予定なのは約74%
- 世代別で見ると、世代に合わせて投票率が低くなる
- 18歳・19歳は14人中8人が「投票には行かない」と回答
設問
- 6月22日に公示される参議院議員選挙は、7月10日投開票となります。あなたは、投票に行く予定ですか?
- その理由について教えてください。
基本データ
調査方法:インターネット調査
調査期間:2016年6月22日~30日
設問数:2問
サンプル数 1000 (20代以下・30代・40代・50代・60代以上各200人 ※18歳・19歳14人)
性別人口構成比
性別 | 男性 | 女性 | 合計 |
---|---|---|---|
度数 | 623 | 377 | 1000 |
結果抜粋
1.注目度は高い?参議院選挙に投票する予定なのは約74%
投開票まで残り1週間を切った、2016年7月10日の参議院議員選挙についてのアンケートを実施しました。
20代以下、30代、40代、50代、60代以上の各世代200人ずつに回答していただいています。
なお、「20代以下」のうち、今回から投票ができる年齢となった18・19歳は14名でした。
Q1:6月22日に公示された参議院議員選挙は、7月10日投開票となります。あなたは、投票に行く予定ですか?
(公示時点でスタートしたアンケートのため、不在者・期日前投票に関しても「する予定」と表現しています)
当日投票に行く予定と回答した方が54.7%、不在者・期日前投票をする予定と回答した方が19.1%、投票には行かない予定と回答した方が26.2%となりました。
合わせると投票率は73.8%という計算になります。
2014年の衆議院議員選挙の投票率が52.66%と戦後最低を更新した次の国政選挙で、このアンケート通りに行けば大きく数字を戻す可能性もありそうです。
今回の選挙はそれだけ注目度が高いものだということでしょうか。
2.政治はやはり高齢者を中心に回るのか?若い世代の投票率が低い
1000人の合計で見ると73%と高めとなった投票率ですが、世代別に集計するとどうなるでしょうか。
各世代200人ずつのデータを見てみましょう。
見事なほどにキレイな階段状となりました。
不在者・期日前投票も合わせた数字で、20代以下52.0%、30代60.5%、40代78.5%、50代82.5%、60代以上92.5%という結果です。
20代以下の2人にひとりは投票に行くつもりがないことがわかりました。
理由を見てみると、
- めんどくさい
- どうでもよい
- 誰に入れても同じ
- 何も期待していない
などといったネガティブなものが目立ちます。
※その他の意見、他の世代の意見などはアンケート結果をダウンロードするとご覧いただけます。
2.政治はやはり高齢者を中心に回るのか?若い世代の投票率が低い
今回の参議院議員選挙で政策以外で注目されているのは、投票できる年齢が引き下げられてから初めての国政選挙であるという点。
1000人のアンケート回答者の中に、現在18歳・19歳である方が14人いましたので、この方たちの回答だけを抜き出してみます。
母数が14人なのであくまで参考程度の結果ではありますが、投票には行かない予定と回答した方が14人中8人と半数を超える結果となりました。
当日投票に行く、期日前投票に行く、はそれぞれ3人ずつでした。
20代以下の合計よりもかなり低い投票率となっています。
「若い人が多く投票すれば、政治が若い人のほうを向く」と言われていますが、果たしてどうなるのでしょうか。
投開票日まであと数日。
どのくらいの方が投票し、どの党がどのような結果を出すのか、注目しましょう。
この記事でご紹介できていない、投票に行く理由・行かない理由なども含めた「参議院選挙に関するアンケート」の調査結果は下の「詳しい資料を無料ダウンロードする」ボタンからダウンロード可能です。