【2023年版】無料・有料翻訳サイトおすすめ20選をご紹介!
英語力に自信が持てない、このような人におすすめなのが翻訳サイトです。
ただ、一口に翻訳サイトといっても色々なサイトがありますし、選び方次第では訳文の質にも影響を与えるのでしっかりした選び方を覚えておくことが大切です。
こちらのサイトでは、翻訳サイトやツールに焦点を合わせ対応言語や対応分野、セキュリティなど様々な観点からおすすめな翻訳サイトを紹介します。
翻訳サイト・ツールとは・仕組み
翻訳サイトは、入力した日本語や英語のテキストを指定した言語に自動翻訳を行う機能を備えたウェブサイトの総称です。
翻訳サイトの仕組みは、インターネットのサーバーに機械翻訳ができるエンジンを設置してここにアクセスを行うことで入力したテキストを指定言語、例えば英語に指定すると日本語を英語に訳してくれる便利な機能といえましょう。
ただ、サイト内の入力フィールドにテキストを入力する方法だけでなくウェブページ全体を読み込み英文のサイトを丸ごと日本語にすることができる機能を持つもの、アップロードを行った文章を読み込むなど色々な種類があります。
さらに、無料で利用可能な翻訳サイトだけでなく有料タイプもあるのでニーズに合うものを選択できるメリットもあるのではないでしょうか。
無料翻訳サイトと有料翻訳サイトの違い
翻訳サイトには、無料で利用できるところと有料で使うタイプの翻訳サイトが存在していますが、これらの違いや特徴などを解説します。
1.対応言語や対応分野の数などによる違い
無料と有料の翻訳サイトの違いには、対応言語数や対応分野の数があります。
対応言語数は、国々の訳文を可能にする言語の数で無料の翻訳サイトよりも有料の翻訳サイトの方が多くなっていて、特にアジア周辺のマイナーな言語なども含まれているケースが多くなっています。
英語や中国語、フランス語やドイツ語などのようなメジャーな言語は無料の翻訳サイトでも利用することはできるので、マイナーともいえる珍しい言語を取扱うときには有料のサイトを使う必要があります。
対応分野の数も特殊な翻訳では有料のサイトを使う形になりますが、法律や医療など専門性が求められる分野などは有料の翻訳サイトを使うことで精度など品質を求めるときに有効です。
2.セキュリティ面においての違い
文章の中には、秘匿情報が含まれるケースが多いといえます。
特に、ビジネスで取扱う文章には秘匿ともいえる機密事項が含まれているケースが多いので、安易に無料の翻訳サイトを使うと情報の漏洩などのリスクもゼロとはいい切れません。
翻訳エンジンが、秘密保持契約を交わしているものであればセキュリティ面においての安心がありますが、無料の翻訳サイトの翻訳エンジンは秘密保持契約の関係を結んでいないケースが多いので機械翻訳サービスを提供している会社に使用されるリスクが存在します。
ちなみに、過去の事例の中には無料の翻訳サイトを利用したデータが外部に流出して、そのデータ内には省庁や銀行などのメールが含まれていた、このような事件が発生したこともあるので機密情報が含まれるものなどは注意を要します。
おすすめの無料翻訳サイト・ツール10選
無料で使える翻訳サイトは対応言語数や対応分野の数および質などが有料の翻訳サイトよりも劣るけれども、無料で使えるメリットは大きいといえます。
ここでは、おすすめの無料翻訳サイトやツールをいくつかご紹介しておきましょう。
1.DeepL翻訳
DeepL翻訳はドイツ連邦共和国ケルン市に本社を置いているDeepL GmbHが運営を行っている翻訳サイト・ツールです。
100万人を超えるユーザーがアプリを使って仕事を効率化している、無料のアプリダウンロードでツールを使うこともできます。
アプリの利用は有料ですが、DeepLは無料版を提供していて、最大5,000文字の翻訳、最大10個の用語ペア、1か月間最大3ファイルまで可能などの特徴を持つおすすめの翻訳サイトの一つです。
2.Google翻訳
Google翻訳は利用ユーザー数が最も多いとされるおすすめの翻訳サイトで、音声での翻訳もできる機能を装備しています。
一般的なおすすめの翻訳サイトは、テキスト入力やファイルの読み込み、ウェブサイト全体の翻訳などのスタイルですがこの翻訳サイトでは、これらの機能に加えて音声や写真、手書きなどによる機能もあります。
例えば、写真をアップロードしたとき画像に記載してある文字を翻訳する、このような機能を兼ね備えているのもおすすめの理由の一つです。
3.みらい翻訳(無料お試し版)
みらい翻訳(無料お試し版)は株式会社みらい翻訳が運営を行っているおすすめの翻訳サイトの一つ、言語を自動検出する機能はもちろん用語登録などの機能も兼ね備えています。
テキスト入力による翻訳は最大2,000文字まで、原文言語と訳文言語を入れ替えて再度訳文を作るときにはボタンの操作だけでできる、ワンクリックで言語の入れ替えが可能になるので結果の確認をしたいときにも便利です。
ファイル翻訳や法務・財務関連の文書を実用レベルで訳文を作ることができること、国際規格のISO27001や27017を取得していてデータは翻訳終了後に自動削除されるなどセキュリティ面でも安心感があります。
4.Bing翻訳
Bing翻訳はマイクロソフト社が運営を行っている翻訳サイトです。
機能の中には広く使われるフレーズをカテゴリ内から選択して日本語の英文や英語の日本文などを見ることもできます。
また、スピーカーマークをクリックするとテキストを読み上げる機能やマイクを使ってテキスト翻訳ができるなどの特徴を持ちます。
対応可能言語数も100言語以上など無料で利用できる翻訳サイトの中でも対応言語数が多いのもおすすめの理由です。
5.Weblio翻訳
Weblio翻訳は類語や対義語辞典、日中中日辞典、古語辞典や日韓韓日辞典、英和・和英辞典など様々な辞書を利用することができるウェブサイト内にあるツールです。
テキストだけでなくウェブページ全体の翻訳にも活用ができるようになっています。
ウェブページ翻訳を利用するときには、URLを貼り付けるだけで済むので利用したいときにいつでも使える利便性を持ちます。
文体を「です・ます体」と「だ・である体」から選択することができたり、スペルチェック機能で入力した英文のスペルを確認することができる機能を持ちます。
対応言語は日本語と英語、中国語と韓国語の4言語です。
6.エキサイト翻訳
エキサイト翻訳は理学系・農林水産系・工学系・社会学系・人文学系・芸術系・スポーツ系・生活系、8つの分野を選択することができる機能があり、各分野を選択することでより正確な翻訳を実現してくれます。
主要言語は日本語・英語・中国語・韓国語・フランス語・ドイツ語になりますが、これ以外の言語もその他の言語から選択することで27か国語の中から選んで訳文を作ることが可能です。
さらに、利用するシーンが多いと考えられる住所だけの翻訳サービス(ベータ版)などもありますし、英会話比較などの機能もあるので幅広いシーンで活用可能なおすすめできる翻訳サイトといえましょう。
7.Ginger Page
Ginger Pageは、英文によるビジネスメールやSNSなどのような、日々の英語に欠かせない翻訳および英文校正の機能が備わったツールです。
類語検索や復習機能などもワンクリック操作で行うことができるので、英語の学習に使いたい人にもおすすめです。
アンドロイドOS版では、予測変換機能やキーボード搭載でiOS版ではキーボード搭載など利用する端末機で機能の違いはありますが、文法やスペルチェッカーなどの機能が付いているので正しい翻訳をしたい英語の学習をしたい人にもおすすめです。
8.LINEの通訳機能
LINEを活用している人は多いかと思われますが、LINEの通話機能を使うとトーク上で自動的に翻訳します。
最初に、LINEの上側にある検索窓で、通訳したい言語のLINE公式アカウントを選んでから追加します。
通訳アカウントは英語や韓国語中国語や中国語(繁)の4種類で、訳文を作りたい言葉を入力して送信するだけで自動的に翻訳を行って返信が届く機能です。
友達との会話やグループなどに直接LINE公式アカウントを招待することで送信されたメッセージは双方の言語を自動翻訳するなど単なるコミュニケーションツールだけでなく翻訳ツールとして利用することもできる魅力があるのではないでしょうか。
9.Baiduオンライン翻訳
Baiduオンライン翻訳は日本人が外国語の訳文を作るとき、グーグルを利用する人は多いけれども中国語の翻訳をする場合にはグーグルよりもおすすめです。
中国の中では初の多言語翻訳サービスで、中国最大手の検索エンジンでもあるBaiduが提供しているサービスです。
中国の会社が運営を行っているので、優れた中国語の翻訳能力がありますし、中国語と英語はもちろん中国語と日本語の翻訳も優れた精度の高レベルでの訳文を作ることが可能です。
音声再生の発音についても人間に近いきれいな発音を再生するので通訳機や発声練習のツールなどで使う方法もおすすめです。
10.Free Translation Online
Free Translation Onlineは、入力したテキストを指定の言語の訳文を作る、指定可能な言語数は42言語で組み合わせが多いので他の翻訳サイトでは存在しなかった組み合わせが見つかる可能性も少なくありません。
さらに、マイクロソフトやグーグル、Babylonの3つの翻訳サイトの同時翻訳ができるので、それぞれ比較することができるメリットを持ちます。
ただ、この翻訳サイトは英語から日本語への対応はないので外国語同士の訳文を使う人におすすめです。
おすすめの有料翻訳サイト・ツール10選
無料の翻訳サイトだけでなく、おすすめの有料の翻訳サイトやツールなどにも多数ありますが、その中でも特におすすめしたい10選をご紹介することにしましょう。
1.DeepL Pro
DeepLには無料版と有料版のDeepL Proの2つがありますが、有料版はセキュリティ面が担保されていることや翻訳可能な文字数が無制限などの違いがあります。
さらに、開発者向けのDeepL APIが提供されていますがAPIにも無料版と有料版の2つがあって違いは翻訳可能なテキスト量です。
3種類のプランが用意されていて、1ユーザー当たり月額750円~5,000円で利用できます。
2.みらい翻訳
みらい翻訳は深層学習によるニュートラル機械翻訳エンジンを搭載していること、これによりTOEICスコア960点レベルの高品質な訳文を提供するなどの特徴を持ちます。
14日間のトライアル期間が用意されているので、試しに使って見て良かったら導入するなどの利用方法もありおすすめです。
制限で利用可能な定額プラン(利用人数10名まで月額税抜価格80,000円)と使用量に応じて利用料金が決まる従量型プラン(税抜価格月額10,000円)の2つが用意されています。
3.T-400
T-400は、外国語業務の効率化に最適なサービス、2,000を超える分野から構成される専門分野データベースやユーザーごとの自社専用データベースを兼ね備えたAI自動ツールです。
専門分野データベースには、医薬品・化学、機械・IT・法務・金融など、それぞれの専門用語を多数蓄積しているので分野に合わせた適訳を提供してくれます。
料金は10人で利用する標準的な使い方では1ユーザー当たり月額3,300円です。
4.COTOHA Translator
COTOHA Translatorは、辞書登録機能により適訳を提供すする、膨大な情報も丸ごと訳文を作ることができるしセキュリティ面においても万全です。
COTOHAでは全てのデータを暗号化しているのでセキュリティ面においての安心感もありますし、通常7時間を要する訳文も僅か2分で完了するなど業務の効率化に強い味方になってくれるのではないでしょうか。
1か月間の無料トライアル期間が設けてあり、以降初期費用なしで月額料金で利用することができます。
プランにはIPアドレス認証ありと認証なしの2種類が用意されていて、セキュリティを重視される場合はIPアドレス認証ありプランがおすすめ、料金は月額88,000円(税込)です。
5.Zinrai Translation Service
Zinrai Translation Serviceは最新のニューラル機械翻訳エンジンを搭載していて、より自然な文章を作ることができます。
日本語と英語間ではTOEICスコア960点レベルの日本人ビジネスパーソンと同等、日本語と英語間では日本語能力試験のN1合格者レベルの訳文を提供します。
テキスト以外にも、PDFやオフィス系ソフトウェアなどにも対応していますしビジネス向けのスカイプのチャット翻訳なども利用することができます。
利用者数フリーのサブスクリプションで、4種類のプランが用意されている、月額55,000円~660,000円です。
6.ヤラクゼン。
ヤラクゼンはエクセルやワードなどオフィス系ソフトウェアやPDFなどのファイル翻訳などニーズに合わせた形で利用することができます。
アカウント毎に翻訳データを個別管理しているのでセキュリティ面においてもデータが外部に流出するリスクがないので安心です。
料金プランは、月額24,000円~150,000円(税抜)まで利用ユーザー数に応じて金額が変わります。
7.みんなの自動翻訳@KI
みんなの自動翻訳@KIは国立研究開発法人情報通信研究機構が開発した自動翻訳サイトで、面倒なインストールが要らないメリットを持ちます。
翻訳をサポートする便利なツールが満載、Web APIとして公開しているので開発にも最適なツールといえます。
料金は月額40,000円からの設定で2週間の無料トライアルが用意してあります。
8.見える通訳
見える通訳はタブレットやスマートフォンなどを活用したリアルタイム映像通訳サービス、いつでもどこでもワンタッチで通訳オペレーターと接続して顧客との接客サポートをしてくれます。
日本語および外国語を話せる専門の通訳スタッフと互いの顔を見ながら会話ができるのも魅力の一つです。
料金はライトプランが月額15,000円(税抜価格)で医療通訳プランは月額35,000円(税抜価格)です。
9.WOVN.io
WOVN.ioは大規模なECサイトをはじめ、強固なセキュリティが欠かせないイントラサイト、高い翻訳精度が求められるブランディングサイトなど様々なウェブサイトに導入することができる強みがあります。
様々な機械翻訳エンジンを搭載しているので、プロ翻訳や用語集などを使いニーズに合う訳文の品質を選択できる、対象言語数は最大43言語で76の地域言語に対応しています。
なお、料金は顧客の要望などヒアリングした上で最適なプランおよび料金を提案するスタイルです。
10.Minutz(ミニッツ)
Minutzは、音声認識により文字起こしを行って、同時に自動翻訳を可能にする音声ファイルのアップロードやその場で音声の録音も可能です。
主に、ウェブ会議の音声をAIが文字起こしを行って、機械翻訳エンジンによる自動翻訳といった仕組みを持ちます。
対応言語数は100言語以上、MP3などの音声ファイルをアップロードして、文字起こしと自動的に訳文を生成するツールも搭載してあります。
料金は、資料請求を行うことで価格表を入手することができるようになっているようです。
翻訳サイト・ツールのまとめ。
一口に翻訳サイトといっても、実に色々なウェブサイトやツールがあることが分かったのではないでしょうか。
多言語のサイトもあれば、少ない言語数のサイトもありますし、単に入力したテキストの訳文だけでなくURLを入力することで対象となるホームページの翻訳を行うことができるもの、文書ファイルをアップロードしたり画像をアップロードするなどで対象となるコンテンツの訳文を作ることができるものなど、これらはいずれも業務の効率化に強い味方になってくれるものばかりです。
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