エゴサーチなどTwitterをより便利にする18の検索コマンドを解説!
近年、有名人のみならず、一般人でもTwitterでエゴサーチを行う方が増えています。
一方で、Twitterでのエゴサーチに興味があるものの、どのように行えばよいのか分からないという方も少なくないでしょう。
ここでは、Twitterでエゴサーチを行う際に便利な検索コマンドについて解説していきます。
エゴサーチとは
そもそもエゴサーチとは、自分自身や自分に関連する物事がインターネット上でどのように評価されているのかを検索する行為のことを指します。
エゴサーチと聞くと、有名人が行うものというイメージを持っている方も多いかと思いますが、近年は一般人でもエゴサーチを行う方が増えています。
例えば、会社経営者であれば会社名・店名・サービス名などを検索することで自社の評価を知ることができますし、Webサイトの運営者であればサイト名や記事名を検索することで公開したコンテンツの反響を把握することが可能です。
Twitterの検索コマンドとは?
Twitterでエゴサーチを行う場合、検索ボックスに調べたい内容のキーワードを入力して検索するのが基本ですが、単に自身の名前などを入力するよりも、検索コマンドを活用した方がエゴサーチの精度は高まります。
検索コマンドとは、絞り込み検索を可能にするコマンドのことを指します。
Twitterには様々な検索コマンドが用意されており、検索コマンドを駆使することで特定のユーザーのツイートや特定の期間のツイートなどを絞り込むことが可能です。
自分が求める情報にスムーズにアクセスできるようになるため、Twitterでエゴサーチを行う際は検索コマンドを活用することをおすすめします。
基本的な検索
ここからは実際にエゴサーチする際に使えるTwitterの検索コマンドを解説していきますが、まずは基本的な検索コマンドについて確認していきましょう。
1.AND検索
AND検索は、複数のワードを含むツイートを検索するための検索コマンドです。
Twitter上で「東京」と「カフェ」というワードを含むツイートを検索したい場合は、「東京」と「カフェ」の間にスペースを入れて検索することで、両方のワードが含まれるツイートのみが表示されます。
2.OR検索
OR検索は、複数のキーワードのうち1つでも含むツイートを検索する検索コマンドです。
複数のキーワードを「OR」で区切ることで検索可能で、例えば「東京ORカフェ」で検索すると「東京」と「カフェ」のいずれかを含むツイートが表示されます。
3.完全に一致するワードの検索
Twitterでは、検索したいキーワードをダブルクォーテーション「""」で囲むことで完全に一致するワードを検索できます。
例えば、「”ツイッター”」と検索すると、「Twitter」や「twitter」といったワードが含まれるツイートは除外され、「ツイッター」を含むツイートのみを絞り込めます。
4.指定ワードを除外した検索
Twitterで検索する際にキーワードの前に「-」を付けると、そのキーワードが含まれるツイートを除外することが可能です。
例えば、「カフェ」に「-バー」を付け加えて検索すると、「カフェ」は含まれるものの「バー」は含まれないツイートが検索できます。
5.画像検索
Twitterでは、キーワードに「filter:images」を付け加えて検索することで、画像付きのツイートのみ表示させることができます。
例えば、「カフェ」に「filter:images」を付け加えて検索すると、「カフェ」というキーワードを含む画像付きのツイートが表示されます。
6.動画検索
画像検索と同じように、Twitterではキーワードに「filter:videos」を付けて検索すると、動画付きのツイートが表示されます。
「カフェ」に「filter:videos」を付け加えて検索することで、「カフェ」というキーワードを含む動画付きのツイートを表示させることが可能です。
特定のユーザーのツイートを検索する方法
以上が基本的なTwitterの検索コマンドとなりますが、ここからは特定のユーザーのツイートを絞り込むための検索コマンドを解説していきます。
1.@検索
@検索は、指定したユーザーに関するツイートをまとめて表示させる検索コマンドです。
「@(ユーザーID)」と入力すると、指定したユーザーが投稿したツイートや、そのユーザーへのリプライなどが一括で表示されます。
また、「@」の前にキーワードを入れることで、そのワードを含む投稿のみ表示させることが可能です。
2.from検索
from検索は、指定したユーザーが投稿したツイートのみ表示させる検索コマンドで、検索ボックスに「from:(ユーザーID)」と入力することで検索できます。
また、「カフェ」に「from:(ユーザーID)」を付けて検索すれば、そのユーザー自身が投稿した「カフェ」を含むツイートが表示されます。
3.to検索
to検索は、指定したユーザーへのリプライを絞り込む検索コマンドで、検索ボックスに「to:(ユーザーID)」と入力すれば検索できます。
@検索・from検索と同じく、「カフェ」に「to:(ユーザーID)」を加えて検索すれば、そのユーザーに対する「カフェ」というワードを含むリプライが絞り込まれます。
過去ツイートを期間・日付などで検索する方法
witterには、過去のツイートを検索する際に、特定の期間に絞ったり日付を指定したりできる検索コマンドも用意されています。
1.since検索
since検索は、指定した日付から現在に至るまでのツイートを絞り込む検索コマンドで、キーワードに「since:年-月-日」を付け加えることで検索可能です。具体的には「カフェ」に「since:2020-1-1」を加えて検索すると、2020年1月1日から現在までの「カフェ」を含むツイートを絞り込めます。
2.until検索
until検索は、指定した日付以前のツイートを絞り込む検索コマンドで、キーワードに「until:年-月-日」を付け加えることで検索可能です。
例えば、「カフェ」に「until:2020-1-1」を付けて検索すれば、2020年1月1日以前の「カフェ」を含むツイートが絞り込まれます。
その他の検索方法
以上のようにTwitterには様々な検索コマンドがありますが、上記した以外にもTwitterには様々な検索コマンドが提供されています。
1.場所検索
Twitterでは、検索キーワードに「near:場所名」と「within:範囲(半径)」を付け加えることでツイートされた場所と範囲でツイートを絞り込めます。
「カフェ」「near:渋谷」「within5.0km」で検索した場合、渋谷の半径5km以内で投稿された「カフェ」を含むツイートが表示されます。
2.リンク検索
リンク検索は、リンクURLを含むツイートだけを表示させる検索コマンドです。
「filter:links」を付け加えることで検索可能で、「カフェ」に「filter:links」を付けて検索すれば「カフェ」というワードを含むリンク付きの投稿が表示されます。
3.言語指定
Twitterでは、「lang:(言語)」を付け加えて検索することで、特定の言語の投稿に絞り込むことが可能です。
「Cafe」に「lang:en」を付けて検索することで、「Cafe」というワードを含む英語での投稿を表示させることができます。
4.投稿元検索
特定のキーワードに「source:(投稿元)」を追加して検索すると、投稿元を指定することが可能です。
「カフェ」に「source:instagram」を付けて検索すれば、Instagramを経由して投稿された「カフェ」を含むツイートのみが表示されます。
5.リンクを含むツイートのみ検索
Twitterでは、特定のリンクを含む投稿のみを絞り込むことも可能です。
例えば、「カフェ」に「filter:links(検索したいURL)」を付け加えて検索することで、「カフェ」と指定したURLを含むツイートが表示されます。
6.指定した数以上の「いいね」検索
Twitterでは、特定のキーワードに「min_faves:数字」を付け加えて検索すると、指定した数以上の「いいね」を獲得したツイートを絞り込めます。
「カフェ」に「min_faves:5000」を付けて検索した場合は、5000いいね以上を獲得した「カフェ」を含むツイートのみが表示されます。
7.指定した数以上の「RT」検索
指定した数以上の「RT(リツイート)」された投稿を絞り込みたい場合は、キーワードに「min_retweets:数字」を追加します。
例えば、「カフェ」に「min_retweets:5000」を加えて検索することで、5000以上リツイートされた投稿のみ表示させることが可能です。
Twitter 検索コマンドの注意点
Twitterで検索コマンドを活用すれば、自身が求めるツイートにスムーズにアクセスできますが、検索コマンドには注意すべき点もあります。
1.一定期間鍵アカウントのツイート
Twitterには、公開アカウントと非公開アカウント(鍵アカウント)の2種類のアカウントがありますが、非公開アカウントのユーザーが投稿したツイートは、そのユーザーにフォローリクエストが承認されていなければ検索結果には表示されません。
また、現在は公開アカウントであっても、過去に鍵アカウントの期間があった場合、その期間中の投稿についても検索対象外となります。
そのため、検索コマンドで検索しても一定の期間にわたるツイートが表示されなければ、その期間は鍵アカウントになっていた可能性があります。
2.プロフィール文の検索はできない
Twitterでは、検索ボックスにキーワードを入力した上で「ユーザー」タブを選択することで、アカウント名やプロフィール文に入力したキーワードを含むアカウントを絞り込むことが可能です。
ただし、プロフィール文のみでの検索はできないので注意が必要です。
例えば、「東京」で検索した場合、プロフィール文に「東京」が含まれていなくても、アカウント名に「東京」が含まれていると、検索結果に表示されてしまいます。
Twitter 検索コマンドまとめ
今回は、Twitterで使える検索コマンドについて解説しました。Twitterで使える検索コマンドには数多くの種類がありますが、上手く活用すれば普通に検索するだけでは発見できないツイートを探し出すことができます。
検索コマンドを使いこなせるようになるまでには時間がかかるかもしれませんが、スピーディかつ高精度なエゴサーチが可能となるので、Twitterでエゴサーチを行う際は今回解説した検索コマンドを積極的に活用していきましょう。
Twitterの検索だけでなく、ツイートやフォロワー分析なども行いたい方はTwitter分析ツールの導入がオススメです。