【最新】おすすめのMAツール19選!選ぶポイントや運用方法も徹底解説!

最終更新日 : 2020-01-31 Box

マーケティングや営業担当なら「マーケティングオートメーション」という言葉を聞いたことがあるという人も多いはずです。

マーケティングオートメーションを取り入れることによって、業務を自動化することができ作業効率を良くする効果などを得ることができます。

MAツールとは?

マーケティングオートメーションとは、獲得した見込み客などのの情報を一元管理して、主にメールやSNS、Webサイトなどにおけるマーケティングを自動化し、可視化するソフトウェアや仕組みのことを言います。

特に手間と費用がかかってしまう業務を自動化することによって、作業効率を高める効果を得ることができます。

MAツールとは、そんなマーケティングオートメーションを行えるツールのことです。MAツールと一言で言っても、様々な種類に分けることができます。

サーバーにインストールするソフトウェアやオンラインネットワーク上で利用することのできるクラウドタイプなどがあります。色々な種類があるMAツールですが、導入する場合には数万円から導入できるものから、数十万円かけて導入するタイプなど色々なものがあります。

自社で導入する場合には、MAツールのことを理解した上で自社にあったものを導入することができれば作業効率を向上することが可能です。

MAのBtoBとBtoCの違い

MAツールの利用を検討するのであれば、BtoBとBtoCの違いを理解しておく必要があります。

前者の場合は企業を対象、後者の場合は消費者を対象としていますが、BtoCのほうが圧倒的に取り扱うリード数が大きくなるはずです。

リード数が多いだけではなく、ECサイトやロイヤリティプログラムなどのオムニチャネル対応機能が重要だと言えます。

企業を相手にする場合と消費者を相手にする場合では、必要なツールやリード数が違ってくるので、利用するMAツールも異なることを知っておかなければなりません。

SFA、CRMツールとの違い

SFAツールやCRMツールと何が違うのだろうと疑問に思う人もいるかもしれませんが、それぞれのツールは違った特徴を持っています。

MAツールはリード獲得から育成、商談獲得で活用できるものであり、SFAは商談開始から受注までの営業活動の最適化を実現するツールです。

CRMは顧客情報をデータベース化することで、更に活動を最適化するために利用することができます。複合的なサービスは境界線が曖昧になっていますが、単独のツールを選ぶ場合はそれぞれの特性を知った上で選ぶことが大事です。

MAツールのメリット

MAツールを導入することによって、得られるメリットは色々なものがあります。具体的な効果としては、キャンペーン効果のアップ、売り上げアップ、営業・マーケティングの連携強化、業務の負担を軽減させることが見込めます。

マーケティングオートメーションを行うことによって、SNSなどのツールを効率よく活用することができるようになります。キャンペーンなどを自動的に適切なタイミングで配信することができるようになるため、結果的に売り上げをアップすることが可能です。

また、営業・マーケティングの連携が強化されることによってウェブ閲覧者や見込み客の特定のアクションに基づいたマーケティング側のアクションを適切なタイミングで自動化することによってお礼のメールを自動配信したり、製品ページを見た人に対して特定のアクションを行えます。

その他、メルマガ配信などを行う場合に起こりやすい、配信日時の誤りや送信先リストの作成ミスの軽減を減らせて業務効率が良くできます。

MAツールのデメリット

便利な部分が多いMAツールですが、デメリットもいくつかあります。

利用するものによっては専門の知識を必要とするもの、専任者が必要となるものもあるので、担当者が用意できなければスムーズに運用できない可能性が高いです。

短期間では成果が見えにくい点もデメリットであり、実際に売上に反映されるまでにはある程度の期間が必要となることを理解しておく必要があります。

早ければ数か月ほどで実感できることがありますが、一般的には半年から数年かかることが多いです。

コンテンツ作成に時間がかかることもデメリットであり、最初は作成に膨大な時間を費やすことになります。

テンプレートが完成した後や運用に慣れた頃はコンテンツ作成時間を短縮できているはずですが、それまではこれにたくさんの時間を費やすことになると理解しておくべきです。

MAの運用方法

MAツールを導入したとしても、上手く運用することができなければ意味がないと言えます。

ここからはMAツールの運用方法を説明するので、自社に合った方法で活用できるようにしてください。

1.戦略の立案

最初に戦略の立案を実施する必要があります。具体的な目標や目的を決め、自社の製品やサービスをどういった見込み客に対してアピールするべきか作戦を立ててください。

用いる施策や見込み顧客に送信するべき情報、受注への繋げ方などを具体的に考えておくことが大事です。

webページの訪問や展示会への参加は多いけれどサービス利用に繋がっていない顧客がいる場合は、どのような情報を発信すれば売上に結びつくか考えることができます。

自社のサービスや見込み客のタイプによって戦略内容は大きく違ってくるはずですが、具体的な作戦を考えておくことが成果を出すために重要です。

戦略を考えるときにはマーケティング部門や営業部門だけで考えることも多いかもしれませんが、異なる部署との連携も考慮して目標を達成するまでの業務フローを組み立てておくことも大切な作業だと言えます。

2.コンテンツの企画と制作

コンテンツの企画と制作も丁寧に行う必要があり、戦略に基づいて実施してください。

戦略立案で生み出されたアイデアをもとにして、具体的な形に落とし込んでいく作業を行います。

アイデアや企業によって作成内容は違いますが、webページやブログ記事の執筆、配信用メールの作成や配布用チラシの作成などを行うケースが多いです。

近頃は動画を活用するケースも多いので、動画を含むコンテンツを作成することもおすすめだと言えます。

いずれの方法を選択する場合でも、戦略を考慮した見込み客の興味をひくようなコンテンツに仕上げることが大切です。

クオリティが高い仕上がりであったとしても、対象の見込み顧客の気持ちをポジティブな方向へ変化させることができなければ意味がないので、対象となる顧客のニーズを満たすことを考えながら企画や制作を実施していきましょう。

3.チャネルの選定

コンテンツを届けるためのチャネルを設定することも重要です。

作成したページや動画を見てもらうためにメールを送信することもできれば、SNSを活用することもできます。

webサイトや電話、SNSやセミナー、広告など多彩なチャネルを組み合わせることもできるので、効率的にアプローチできる方法を採用するようにしてください。

4.実施と分析・PDCAの実施

戦略の立案から企画、コンテンツの作成まで終了したのであれば、実際に完成したものを顧客に届けることになります。

届け終わったら作業が完了というわけではありません。配信したメールの開封率やURLのクリック率、webページの訪問率や購入率などの結果を分析する必要があります。

結果を分析すれば問題点や改善すべき点を発見することができるので、効果が得られなかった部分や向上できる部分に変更を加えましょう。

再びつくり上げたコンテンツを再度配信し、また分析や改善を行うというPDCAの手法を繰り返していくとクオリティを高めていくことができます。

MAツールの主要な機能

MAツールを利用する前には、主要な機能について理解を深めておくべきです。

これからはMAツールの主要な機能について説明するので、紹介内容を参考に基礎的な知識を身につけておくことが大切だと言えます。

1.顧客管理

顧客管理はMAツールにおける主要機能の1つです。社内で保有している見込み顧客のデータを一元管理できる機能であり、今まではバラバラに保管していたデータもまとめて保存や閲覧が可能となります。

営業部門だけで情報を保有していたり、営業マン個人が情報を持っていたりする企業も多いですが、統合することができるので企業の資産にすることが可能です。

ただ情報を集結させるだけでなく、顧客の属性設定やステータス管理、行動履歴によるタグ設定などを実施できるケースも多いと言えます。

顧客情報を有益に活用できるようになるので、せっかく保有している情報が活用できないという問題を避けられるようになるはずです。

社内全体での情報共有や効果的なアプローチの考案、スムーズな対応などのために役立ちます。

2.リードジェネレーション

MAツールではリードジェネレーションも搭載されていることがほとんどです。

リードジェネレーションは、新たな見込み客の創出を指す言葉だと言えます。リード獲得と表現されることも少なくありません。

売上をアップさせるためには新たな見込み客を見つけることも大切です。

持っている顧客情報を眺めているだけではどの顧客が有望な見込み客であるか判断することが難しいですが、リードジェネレーションの機能があるMAツールであれば、顧客の情報をもとにして行われた分析から有望な見込み顧客を見つけることができます。

購入には至っていないけれど会員登録やイベントへの参加経験はある人など、今後売上に貢献してくれる可能性がある人を発見することが可能です。

3.リードナーチャリング機能

リードナーチャリング機能もMAツールの主要な機能だと言えます。

リードジェネレーションによって獲得した見込み顧客を、自社の顧客となるように育てるために活用することが可能です。

購買意欲を高めたり自社製品の優先順位を高めたり、製品やサービスを思い出してもらったりすることが効果的に作用します。

継続的に適切なコミュニケーションを実現できる機能が用意されており、リターゲティング広告の配信などを実施することも可能です。

見込み客を見つけることができたとしても、アピールできなければ意味がありません。

リードナーチャリング機能があるMAツールであれば、見込み顧客へのアピールまで一貫して行うことがでるので非常に便利だと言えます。

4.トラッキング・アクセス解析

トラッキング機能やアクセス解析も重要な機能です。

トラッキングは行動解析機能のことを指しています。閲覧ページやページの滞在時間、アクセス元や離脱ポイント、アクションの有無などを知ることが可能です。

見込み客が興味を持った部分とそうでない部分を見極めることもできるため、効果的なマーケティング施策の実現に繋げることもできます。

IP解析が可能なMAツールを利用するのであれば、解析と分析結果をもとにして自社にアクセスしたユーザーの企業名や連絡先、売上高や上場区分などを把握することも可能です。

自社のサービスを利用する可能性がある企業や個人の行動を分析できるため、より良いアプローチを実現するためになくてはならない機能だと言えます。

MAツールの選ぶポイント

MAツールは非常に多くの種類がありますが、選び方のポイントを知っておくことが大事です。

ここではそのポイントを紹介するので、自社に合ったMAツールを選べるようにしてください。

1.自社に必要な機能があるか

自社に必要な機能が備わっていることが大事です。

優れた機能を搭載しているMAツールであれば興味をひかれるかもしれませんが、不要な機能が多くても満足できる運用を実現することはできません。

機能の多さを見るのではなく、本当に自社に必要な機能があるのかどうかを確認することが重要です。

自社のマーケティング活動において何が必要なのか整理しておくと、スムーズにサービスを選びやすくなります。

たとえば、メルマガ配信を行いたい場合は配信機能があるだけではなく、到達率が高いサービスや配信後の分析機能が優れているサービスを選ぶことがおすすめです。

利用できる機能はそれぞれのホームページで確認できるので、入念にチェックしておくべきだと言えます。

2.CRMツールなどと連携できるか

CRMツールなどと連携できるかどうかも重要です。

マーケティングにおいて製品やサービスを購入してくれた顧客をリピーター化させることは重要であり、そのためにはCRMツールが便利だと言えます。

相互連携させることができればそれぞれのツールで入力しなくても、自動的に情報を統合させることが可能です。

CRMツール以外にもSFAツールや業務効率アップに繋がるツールを用いている場合は、連携性をチェックしておくことがおすすめだと言えます。

3.使いやすさ

使いやすさもMAツール選定の際に忘れてはいけないポイントです。

実際に利用する人が使いやすいものでなければスムーズに運用することができません。

自社に必要な機能が揃っていたとしても、使い勝手が悪ければ存分に活用することができずに宝の持ち腐れとなったり、作業に時間がかかってしまったりする恐れがあります。

高度な知識がなくても使える、誰でも理解が容易な画面になっているかどうかなどを確認しておくと、使いやすいMAツールを選ぶことが可能です。

4.サポート面

サポート体制の充実性も要チェックだと言えます。

特にMAツールを初めて導入する企業は絶対に確認しておくべきポイントです。初めての導入で円滑に導入や運用を実現できるケースは少ないので、困りごとがあったときには素早く相談できるサポートセンターが用意されていると安心だと言えます。

サポートデスクの対応時間や無料であるかどうかあらかじめ確認しておくと、運用を開始してから問題が発生したときに焦らずに済むはずです。

5.オンプレミスかクラウドか

オンプレミス型であるかクラウド型であるかという導入形態も確認しておくべきだと言えます。

前者は自社でシステムを構築する必要、専門的な知識を持った人材の配置が必要となりますが強固なセキュリティのもとで運用しやすいです。

後者はサーバを用意する必要がないですし、高度な知識がなくても常に最新のサービスが利用できますが、利用するサービスのセキュリティ性を確認しておくことが重要だと言えます。

導入形態ごとに特徴が違うので、メリットとデメリットを理解した上で選ぶと良いです。

6.対応しているチャネル

MAツールを選ぶときには、対応チャネルを確認しておくことを忘れないでください。

メール配信やwebサイトだけではなく、SNSや動画サイトとの連携が可能なケースも増えています。

大手検索エンジンサイトに対応していることもあり、そういったサービスを選べば特定のセグメントを持つ見込み顧客に有効な広告を表示することも可能です。

実際に利用するときのことを想定し、必要となるチャネルに対応しているかどうかチェックしておきましょう。

MAツールの導入の注意点

導入するにあたって注意しておくべきポイントもあります。

MAツールを利用するとスコアリング機能を利用することができ、見込み顧客を数値化して購買意欲の高いリードを見つけることも可能です。

しかしながら、スコアリング機能の数値に依存すると満足できる成果を出すことができません。スコアリングが高くてもキャンペーンやシナリオ、戦略などが悪ければ結果に結びつかなくて当たり前だと言えます。

数値が高いのに結果が出ないという問題を抱えることになったり、無駄なキャンペーンを実施してしまったりするなどの問題を引き起こす可能性が高いです。

便利な機能を活用することができますが、分析結果やスコアに依存しすぎないようにしておくことが大切だと言えます。

おすすめのMAツール10選

MAツールと一言で言っても様々なものがあります。ここではおすすめのMAツール10選を紹介しているため、自社にあったMAツールを探してみる参考になります。

(1)Pardot

Pardot サービス概要・料金・導入実績

Pardotは、顧客管理に役立つクラウドコンピューティングサービスを提供しているセールスフォース・ドットコムが提供するMAツールです。

メール配信機能、スコアリング機能、ランディングページ作成機能、キャンペーンの管理機能など、マーケティングオートメーションを行うための基本的な性能は申し分なく、誰にとっても使いやすい画面設計となっているのもおすすめのポイントです。

基本的にはBtoB向けのツールではありますが、汎用性が高いためBtoCとして導入するのも問題なく行えます。

最大の特徴が、セールスフォース・ドットコムが提供している他のツールと連携ができるということです。すでにセールスフォース・ドットコムのツールを使っているというのであれば、Pardotを導入することでより作業を効率化することができます。

(2)b→dash

b→dash サービス概要・料金・導入実績

b→dashは、国内ベンダーから提供される次世代型マーケティングプラットフォームとして評価されていて、すでに140社以上の企業が導入しているMAツールです。

搭載機能の網羅性の高さが特徴の一つとなっています。「メール配信」「リード管理」「A/Bテスト」などの基本的な機能だけではなく、アプリケーション経由の「Web接客」にLINEビジネスコネクトとの連携など、顧客とのコミュニケーションも行える機能がついています。

外部ツールと連携する必要がなく、b→dashだけでマーケティング業務を完結することが可能です。自社の事業形態やマーケティング戦略に応じたセグメント作成も行うことができるなど、自社にあった使い方が可能です。

(3)Oracle Marketing Cloud

Oracle Marketing Cloudは、アメリカの会社が提供するMAツールです。複数のサービスが含まれていますが、中でも「Eloqua」というツールがBtoB向けMAツールとして活用されています。

このツールの特徴は詳細なスコアリング機能ができるということです。メールの開封履歴やWebサイトの閲覧履歴から顧客を評価して正確性の高い16段階のスコアを表示することが可能です。

また、メール配信条件設定もドラッグアンドドロップで条件指定することで、一度メールを送信した顧客に対して、その後のオンラインでの行動履歴を取得できるようになります。メール配信条件の設定にプログラミングの知識は必要なく、誰でも簡単に設定できます。

また、詳細な顧客分析を行えたり、拡張性の高さが魅力です。

(4)Marketo

Marketo Engage 媒体資料

Marketoは、MAツールに必要な機能を網羅しているのが特徴です。アメリカの会社が提供するツールではありますが、日本語のインターフェイスと日本語でのサポートが提供されています。

リードナーチャリングやスコアリング、マーケティングのROI解析機能などに優れていて、マーケティング活動を効率化することができるとして人気です。

常用に応じて9つのアプリケーションの中から選択することができ、マーケティングオートメーションでは商品を探している顧客に対して的確に情報を提供できるように検索エンジン最適化ツール用いて、質の高いトラフィックを誘導したり、SNSなどの広告プラットフォームと接続して広告キャンペーンを実施するなど訪問者をしっかり惹きつける機能などがあります。

(5)マウティック

マウティックは、グローバルに活用されるMAツールになります。オープンソースですので拡張性が高く、色々なツールとAPI連携ができるのが特徴です。顧客データー管理、Web閲覧ログ管理、ライディングページの作成、キャンペーン管理に分析機能など基本機能に関しては十分な機能があります。

また、統一されたダッシュボードで施策を管理することが可能で、複数の部署にまたがったアカウント・ベースド・マーケティングにも対応しています。

シンプルなデザインですので、直感的に操作することができスピーディーに作業ができます。また、マーケティングを一括管理できるガバナンスがマーケティングにかかる時間の節約と効率化をサポートするなどのメリットがあります。

その他、自社のサーバーにインストールしても使うことができ、クラウドまたはオンプレミスとどちらでも簡単に導入可能です。

(6)SATORI

集客に強いマーケティングオートメーション『SATORI』

SATORIは、顧客開拓の仕組み化を目標にした純国産のマーケティングオートメーションのツールです。これまでに550社以上の企業が投入していて、今後はグローバル市場への進出も予定されています。

特徴的なのが、実名ユーザーだけではなく匿名ユーザーに対してスコアリングが行える、アプローチすることができるということが挙げられます。見込み客から獲得、育成までをワンストップで行うことができます。匿名ユーザーへのアプローチすることができる点から、BtoCで使えるMAツールとして評価されています。

リードを獲得するために役立つのがポップアップ機能です。ポップアップ機能による資料請求や問い合わせフォームによってリード獲得しやすくなっています。

また、リターゲティング広告や顧客に合わせたリコメンド機能などのWebメディアとの相性が良い機能も豊富です。国産のため、操作や画面設計がわかりやすいのもメリットと言えます。

(7)Adobe Marketing Cloud

Adobe Marketing Cloudは、信頼性の高いMAツールとして人気です。Adobeシステムズの包括的クラウドサービスである「Adobe Experience Cloud」の一つとして提供されています。

メール配信機能はWeb上の行動によって配信コンテンツの内容を変えるなどのOne to Oneのコミュニケーションを行えるようになっていたり、広告管理ツールでは広告の自動入札にも対応している、動画配信プラットフォームはパソコンやスマートフォンなど、異なるデバイスへの動画配信作業を一元管理することができ効率よく業務することができます。

また、Webサイトの表示コンテンツをユーザーによって変えられる機能を使えば、ユーザーによって最適化された表示結果を提供できます。

他にも様々な機能があります。導入費用は高額ですが、搭載機能は導入費用に見合った機能を使えます。

(8)Kairos3

Kairos3(カイロス3) 媒体資料

Kairos3は究極に使いやすいを目指して開発されたツールです。マニュアルは用意されていませんが、操作画面には各機能の説明が表示されるため、誰でも使いやすくなっています。基本的な操作方法がわかるチュートリアルで確認することもできます。

MAツールとしては、基本的な機能のみしか搭載されていませんが、シンプルだからこそ使いこなすのが容易となっています。機能を持て余すことがないため、必要な機能以外はいらないという企業にも向いています。大企業でも導入されていますが、基本的な機能のみでも十分にマーケティングでの結果は出ています。

また、機能が基本的なものしか搭載されていないためコストが低いののもメリットです。導入しやすく、ランニングコストも安いため費用対策効果が分かりにくくても導入しやすく、MAツールを試したいというときに最適なツールと言えます。

(9)MOTENASU

MOTENASU サービス概要・料金・導入実績

MOTENASUは、サイト来訪者の獲得やCRM、メールマーケティングや購買分析などOne to Oneマーケティングを実現するための機能を取り揃えたツールです。

全ての顧客接点を個別最適化してエンゲージメントを上げてリピート率の向上を狙ったり、全てのダイレクトメールに個別識別番号をつけて1通ごとに効果を測定することが可能となっています。

顧客の属性に合わせた施策を自動で実行することができます。

また、「配布物発注システム」によって、オフラインでOne to Oneマーケティングを実施することも可能です。ここに合わせたダイレクトメールを1枚から発送できるなどの、きめ細やかな顧客対応を行えるようになります。

(10)シャノンマーケティングプラットフォーム

SHANON MARKETING PLATFORM サービス概要・料金・導入実績

シャノンマーケティングプラットフォームは、マーケティング業務の自動化や効率化と統合的なデータ管理によって、イベントやセミナーなどの戦略的なコミュニケーションを行うことのできるクラウド型MAツールです。

マーケティング市場で高い評価をされているツールで、管理された情報からマーケティング・セミナー・バージャルセミナー・イベントなどの見込み客や潜在客からの成長や、効率的な提案営業を行えるようになります。

イベントなどを行う場合に必要な申し込みフォームの作成や、受講票発行なども自動化することができ業務の効率化が可能です。

マーケター本来の業務である戦略的な売上向上に集中することができ、状況に合わせた施策が自由化できるなどのメリットがあります。

(11)Synergy!

Synergy!は、クラウドベースの国産MAツールです。

本当に必要な機能だけを厳選しているので、機能が多くて分かりにくいという問題を避けやすいと言えます。

定期的にユーザーテストを実施することによって、マニュアルを見なくてもユーザーが利用できるようなシステムを実現していることが特徴的です。

新しい顧客を増やしたい、リピーターを増やしたいといった課題に対応できるような仕組みとなっており、顧客情報の収集や管理、メールやSNSによる配信、広告連携などの必要不可欠な機能が利用できます。

顧客の個人情報や購買データを取り扱うことになりますが、高いセキュリティ性能を有しているので安心です。ファイアウォールの採用だけではなく、細かな権限設定や強制ログオフ、二重ログイン検知などのセキュリティ機能があります。

(12)Probance

Probance サービス概要・料金・導入実績

Probanceは情報が溢れている現代社会に対応したMAツールです。

近年は多くの企業が顧客へのアプローチを積極的に行っており、適切な方法とタイミングでなければ情報を上手く届けることができません。

このサービスは、企業価値と購入率のアップを期待できるようなタイミングでのメッセージ配信が可能である点が特徴的です。

導入から運用まで手厚いサポートがあることが特徴的であり、戦略やシナリオの設計を一緒に考えてもらったり、データ分析や活用方法についてのアドバイスをもらったりすることもできます。

初めてMAツールを利用する場合でも、安心して導入できるような仕組みが整ったサービスです。連携性にも優れているので、既存システムや他社システムを活用したい場合にもおすすめだと言えます。

(13)Hubspot Marketing hub

Hubspot Marketing hubは、マーケティングコンテンツの作成や情報活用を効率的に行えるツールです。

SEO対策ツールを利用することで検索順位での上位が狙えるコンテンツが作成できますし、トラッキング機能の活用によって簡単に有益な広告を配信することができます。

MAツールを導入するときには、高いコストをかけても使いこなせないことを心配する人が多いですが、このツールを選ぶ場合は無料プランから利用することが可能です。

利用できる機能は制限されていますが、自社に合ったサービスであるかどうか確認した上で本格的に利用することを決められます。海外企業が開発しているMAツールですが、日本語によるチャットやメール、電話のサポートもあるので安心です。

(14)List Finder

【MAツール比較表付き】初めてでも使いこなせるマーケティングオートメーション「List Finder(リストファインダー)」

List FinderはBtoB向けのマーケティングツールを探している人にピッタリだと言えます。

リーズナブルな月額費用ですが、認証取得しているツールなので信頼性が高いですし、無料サポートが受けられるという安心感もあるサービスです。

MAツールを導入するからには上手く使いこなしたいと考えるはずですが、活用コンサルが無料で利用できます。

導入初期に担当者がついてくれますし、運用開始からある程度経ってからも活用勉強会や個別相談会などを行ってもらうことが可能です。

データ収集から見込み顧客への情報発信、継続したアプローチを実現するための機能が豊富に用意されています。

運用支援サービスでコンテンツ作成やサイト改善の相談を行うこともできるので、スムーズにMAツールの運用を進められるはずです。

(15)Aimstar

Aimstar サービス概要・料金・導入実績

AimstarはBtoCに特化して売上拡大を目指すことができるMAツールだと言えます。

大規模データやマルチチャネル連携に対応しているので、見込み顧客数や利用したいチャネルが多い場合でも問題ないです。

分析や抽出プリセットがあるので、自分たちで難しいことを考えなくても迅速に売上拡大に向けた施策を実施できるようになります。

様々なシステムとの連携も可能であり、既存システムや蓄積データを無駄にすることなく活用することが可能です。

多彩な分析や機械学習システム、スコアリング機能も揃っており、データを集めるだけで様々な情報を簡単に得ることができるようになります。

機能は豊富ですが自動化が推進されていますし、分かりやすい画面なので円滑に活用していけるはずです。

(16)MAJIN

MAJIN サービス概要・料金・導入実績

MAJINは非対面コミュニケーションにおける営業効率化に特化したMAツールだと言えます。

BtoB向けの機能とBtoC向けの機能の両方が用意されているので、どちらの場合も問題なく利用することが可能です。

リード管理では顧客情報管理やラベル設計、スコアリングやフォーム作成機能を利用でき、配信ではマルチチャネルを利用することができます。

SMSやポップアップにも対応していますし、メールの場合は一斉配信や定期配信、シナリオ配信を行うことも可能です。

レポートはメールやフォームの実績、顧客ごとのレポートやwebページの分析結果などを確認できます。マーケティングに必要な機能だけが揃っているので、初めてでも利用しやすいサービスの1つです。

(17)カスタマーリングス

カスタマーリングス サービス概要・料金・導入実績

カスタマーリングスはCRMとMAが一体化したオールインワンツールだと言えます。

社内の色々なシステムに分散しているデータを統合し、抽出や分析を経て効果的なマーケティングを実現することが可能です。

多様な業種に対応していますが、特にアパレルや化粧品、健康食品などを始めとするEC通販、ホテルや教育、メディアなどのノウハウが豊富なので、こういった業種に向いています。

機能アップデートは年間400回以上であり、常に新しく便利な機能を利用できることも特徴的です。

連携性の高さや使いやすいインターフェースなども、このサービスの大きな魅力だと言えます。

導入時には環境構築や操作トレーニング、初期アクションの設定支援なども依頼できるので、良いスタートを切りたい場合におすすめです。

(18)BowNow

BowNowは無料で利用できるMAツールとして有名だと言えます。

設定0のツールを目指して開発されたものであり、複雑な設定を行うことなく利用を始められるはずです。

現場での便利さを重視しているので、専門知識がない人でも利用しやすいシンプルなつくりとなっています。

見込み顧客の育成や獲得、成果が出るまでには時間がかかりますが、このMAツールはなるべく早く成果を出すことをコンセプトとしていることが特徴的です。

細かい検索条件やホットリードの自動抽出機能などを活用すれば、早急にアプローチすべき顧客が見つかり、効率的に活動することができます。

無料で始められますが必要な機能は課金によって手に入れることができるので、最低限のコストで始めたい人にも拡張性を求める人にもおすすめです。

(19)Cloud CMO

Cloud CMO サービス概要・料金・導入実績

Cloud CMOは集客に強いMAツールの1つだと言えます。マーケティングに欠かすことができないコンテンツの作成や投稿、効果分析の工数や手間を削減することができるツールで、短い時間で優れたコンテンツを用意することが可能です。

ソーシャルメディアやCRMツールとの連携も可能なので、連携させたいシステムやツールがある場合でも利用しやすいと言えます。

外部サイトの計測もこのツールでまとめて行うことができるので、見込み顧客の行動履歴を横断的に辿っていくことができることを知っておくと良いでしょう。

導入の際には電話相談だけでなく対面の打ち合わせも可能なので、初めてのサービス選びで心配な場合でも安心して相談することができます。

まとめ

一言でマーケティングオートメーションができるようになるMAツールは、搭載機能は様々なものがあります。近年では競争が激化することによって、それぞれに特徴があるサービスを打ち出すようになってきています。

ユーザーには選択肢が広がった状態と言えるため、自社にあったサービスを選べます。

ただし、自社に最適なツールは企業によって異なります。そのためMAツールで何をしたいのかを明確にしてから選んでいくことが大切です。

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